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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
やまいのあつまるトコロ。「じゃすい」さんです。

じゃそう 邪奏

やまいをもたらす「邪気」が、
体のなかで凝りあつまってる箇所などをさしたりすることば。
これが起こってる箇所・臓腑で虚弱してる「正気」を
補えば良いと考えられたりしてました。



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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
つうしんちゅう」さんです。

つうしんちゅう 痛心虫

ひとの胸部に痛みを発生させるという病虫。
鶴蝨(かくしつ)を酢(す)といっしょに服用すると虫が去って
痛みが止まるなどと考えられてました。



鶴蝨は天名精(てんみょうせい)の実のこと。
虫くだしに効くとして回虫にも用いられてました。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
后土皇地祇地母地帝。「こうどにゃんにゃん」さんです。

こうどにゃんにゃん 后土娘娘

漢字で書けば「后土娘娘」で
地をつかさどるかみさま。
大地の母であるとされ、
万物の生育をつかさどったりもしてます。



「后土地母娘娘」「后土皇地祇」などとも。
「后土」は「皇天」と対句になることばで、
「天公」に対する「地母」や、「天神」に対する「地祇」という意味合いで
用いられてたりもします。「こうど」(后土)は同じ語であるために、
複雑に要素が入り混じってしまってます。



「地母」という要素は清の時代から広く一般に用いられたようで、
「后土娘娘」などの呼ばれかたもそのころにひろまったようです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
地に后土を履む。「こうど」さんです。

こうど 后土

地をつかさどるかみさま。
五行の中心の「土・黄」をつかさどってる五官の神でもあります。



「后土」は「皇天」と対句になることばで、
「天神」に対する「地祇」という意味合いで用いられてたりもします。




「土正」(五行のうちの土をつかさどる官のもの)の名称でもあり、
「せんぎょく」(顓頊)の時代に句竜(共工の子孫)がこれを官名とした(『左氏伝』)
あるいは、黎(せんぎょくの子孫)が祝融・后土を官名とした(『周礼』鄭玄注)とあります。



社稷(しゃしょく)のうちの「社」をつかさどる存在「社神」でもあります。








后土は、1999年のノートから
ちゃんとそのまま2022年にデザインが用いられてますね。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのア ップは、
九尾は王の証なり。「きゅうびびゃっこ」さんです。

きゅうびびゃっこ 九尾白狐

漢字で書けば「九尾白狐」で
しっぽが9つある真っ白い狐(きつね)で、
9という数が王を示すものだとされ、王者となるべき者のまえに
すがたをあらわしたりするといいます。




『開闢演義』などでは、禹(う)のまえにあらわれたといいます。
白い色はそのときに禹が白い服をまとってたことに符合してたとされてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
すみやかに国を得る。「だじょうりん」さんです。

だじょうりん 蛇遶輪

漢字で書くと「蛇遶輪」で
乗ってる車の車輪を蛇が遶(めぐ)ることがあれば、
その車に乗ってる者が
すみやかに国の王者になれると俗にいわれてたといいます。



左側の車輪を遶るのが善いとされ、
「蛇遶左輪」ということばがあります。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ひち」さんです。

ひち 飛雉

雉(きじ)が飛び来たって
激しく鳴きづけたりするというもの。
不祥な怪異とされたりします。


殷の武丁(ぶてい)が湯王(とうおう)のおまつりをした際に、
飛雉が爐鼎(ろてい)にとまって鳴きわめいたということがあり、
武丁はこれを不祥のしるしであるとして気にしてたところ、
鬼方(きほう)たちの反乱が見られたといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
三苗侯のみったりめ。「きょうこうこう」さんです。

きょうこうこう 共工侯

漢字で書くと「共工侯」で
悪をむさぼってた「三苗侯」のひとり。
苗蛮たちをしたがえて人々のたからものを剥ぎ取り奪おうとたくらんでましたが、
禹(う)によって暁諭(ぎょうゆ)され、
みかどにしたがったとされます。




『開闢演義』や『十二朝軍談』などで禹の章に登場します。
三苗侯は四罪とは名前がおなじだが別のものという断り書きがあり、
四罪の「きょうこう」(共工)とは同名の別箇の存在として登場します。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
三苗侯のふたりめ。「かんとうこう」さんです。

かんとうこう 驩兜侯

漢字で書くと「驩兜侯」で
悪をむさぼってた「三苗侯」のひとり。
苗蛮たちをしたがえて反逆を多発させようとたくらんでましたが、
禹(う)によって暁諭(ぎょうゆ)され、みかどにしたがったとされます。



『開闢演義』や『十二朝軍談』などで禹の章に登場します。
三苗侯は四罪とは名前がおなじだが別のものという断り書きがあり、
四罪の「かんとう」(驩兜)とは同名の別箇の存在として登場します。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのア ップは、
三苗侯のひとりめ。「せいこんこう」さんです。

せいこんこう 政鯀侯

漢字で書くと「政鯀侯」で
悪をむさぼってた「三苗侯」のひとり。
苗蛮たちをしたがえて天下を乱そうとたくらんでましたが、
禹(う)によって暁諭(ぎょうゆ)され、みかどにしたがったとされます。



『開闢演義』や『十二朝軍談』などで禹の章に登場します。
三苗侯は四罪とは名前がおなじだが別のものという断り書きがあり、
こん」(鯀)とは同名の別箇の存在として登場します。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
定数侯さん。「しょうきょう」さんです。

しょうきょう 鐘協

堯(ぎょう)の時代に姫水(きすい)のあたりを治めてた諸侯。
命栄(めいえい)の子孫だといいます。
河の神たちに動物の肉をささげるべきとの提言をするなど
大洪水の起きてる現地の領主として「ぜんぞう」(前増)たちと共に
こん」(鯀)の治水の補佐役をしました。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
華渚侯さん。「ぜんぞう」さんです。

ぜんぞう 前増

堯(ぎょう)の時代に華渚(かしょ)のあたりを治めてた諸侯。
陰康(いんこう)の子孫だといいます。
数百金を貢上するなど大洪水の起きてる現地の領主として「こん」(鯀)の治水の補佐役をしました。


プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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