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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
法力のちから。「じぞうのほうれき」さんです。

じぞうのほうれき 地蔵の法力

大正のころ、陸奥の三厩の神官が
仕事先でおおいにお神酒を呑んで酔い、家に帰る途中
おしっこがしたくなったので、近くに立ってた地蔵に向かって


「おまえにほうれき(法力のこと)があるのなら、
このわしにほうれきが通じるか試してみい」と放尿。



家に帰ると、妻が苦しんでたので神官が神々に祈りを捧げましたが、
妻の容体は悪化するのみで、ついに亡くなってしまい、
おのれの軽はずみな言動を神官は悔いて涙したソウナ。



この地蔵は、三ッ石というところに立ってた地蔵だと語られてます。


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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ながいお団子。「みみだれじぞう」さんです。

みみだれじぞう 耳だれ地蔵

下野の国の足利郡の福富にある地蔵。
耳だれや耳が痛いときに願掛けをすると
よくなるといわれ信心されてました。




治ったときにはお礼として、自分の背の高さとおなじ長さの
竹ひごにお団子をいっぱい刺したものをお供えしてたりしました。
うっかりお供えするのを忘れたりすると、
すぐまた耳の病気が再発するともいわれてたソウナ。




団子のお礼を怠たるとイケナイというのは
いぼじぞう」(疣地蔵)などでも同じく見られるもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
池の泥がおすきでござった。「どろかけじぞう」さんです。

どろかけじぞう 泥掛地蔵

河内の国の石川郡磯長村の太子にある地蔵で、
病気平癒などの願掛けをして
それが無事に叶ったときには、地蔵のからだに
泥をいっぱい塗りつけてあげるよいとされてました。



むかし喜志村の子供が大きな腫れものが出来て、
母親が毎日治るようにお参りをして祈ってたところ、
百日めに「蓮池の泥をわたしに塗っておくれ」という
地蔵さまのお告げを受けたので、そのようにしたところ
子供の腫れものは完治したのがはじまりだといいます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
24日はおじぞうさんのごえんにち。「あかみじぞう」さんです。

あかみじぞう 赤身地蔵


常陸の国茨城郡の小川にある地蔵で、
痣(あざ)などにご利益があるとして信心されてます。



むかし小川城の園部家に生まれた赤ちゃんの体に
ひどい赤痣(あかあざ)があったので、家の守本尊だった地蔵尊に
祈りつづけたところ、その赤痣が日に日に地蔵の体に移ってゆき、
ついにきれいに無くなったことが由来となってます。




聖徳太子の作による木像である
と言い伝えられてる地蔵尊でもあります。
赤痣は世継ぎが生まれたことに対する
他の奥方の嫉妬の恨みから発生したというはなしがついてたりもします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かぜじぞう」さんです。

かぜじぞう 風邪地蔵

備前の国の上道郡の門田にある地蔵で、
「願掛け地蔵」とも呼ばれます。
地蔵川のほとりにあって、風邪が大流行したときに、
「治してくれたら川から上げまする」と言って
川の中に蹴り落とす願掛けが信じられたといいます。



この風邪治癒の願掛けは、明治32年(1899)ごろに
大いに流行ったそうで、ぼこぼこ川に蹴り込まれつづけたので
破損もすごくなったとのハナシ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
いぼにじゅず。「つばきじぞう」さんです。

つばきじぞう 椿地蔵

相模の国の鎌倉郡の平手にある地蔵で、
「いぼじぞう」とも呼ばれてて、大豆でこしらえた数珠(じゅず)を
お供えして願掛けをすると疣(いぼ)がきれいに治るなどといわれてました。



むかしは椿(つばき)の大きな木の下に位置してたことから、
この呼び名が出来たといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
まっくろ。「すみかけじぞう」さんです。

すみかけじぞう 墨掛地蔵

大阪の難波寺(野中観音)にある地蔵で、
願掛けが叶ったときには
墨をあびせかけてあげるのが習わしだとされてました。



この地蔵は、梅渋吉兵衛(うめしぶきちべえ)に
店の金を奪われて殺された両替屋の丁稚・長吉(ちょうきち)を
とむらうために建てられた地蔵だといいます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
汗かきアラーム。「あせかきじぞう」さんです。

あせかきじぞう 汗掻き地蔵


長崎の光明庵にあった地蔵で、
何か変事の発生する前触れとして、
顔に汗が出る地蔵だとして知られてたといいます。



汗を生じて変事を知らせる地蔵は各地にあって、
これもそのうちの例の一つ。
元禄のころに日本にやって来た喝浪(かつろう)和尚によって
開眼された地蔵だと伝えられてて、漢土の人々からも信仰されてたといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
塩で美男にもとどおり。「いぼとりちょうすけ」さんです。

いぼとりちょうすけ 疣取り長助

堀切の極楽寺にある疣取地蔵(いぼとりじぞう)は、
山のようにまぶしつけられてる塩をもらって来て、
それを疣につけるとなおしてくれる地蔵さんとして知られてます。



むかし長助(ちょうすけ)という近郊随一の美男がいたのですが、
あるとき顔が疣だらけになって苦しんだ結果、
ほとけさまが夢に現われて
「地蔵を建立して塩をまぶし、それをつけるとよいぞ」とお告げを受け、
そのとおりにしたらもとの顔に戻れたことからはじまった、といわれてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
貸し出し貸ーし出し。「わんかしじぞう」さんです。

わんかしじぞう 椀貸地蔵


遠江の国は榛原郡の細江に伝わるもの。
むかしお膳が足りないときは、この地蔵さんに頼んでおくと、
その数だけの膳椀を貸してくれたといいます。



ほかの膳椀のおはなしと同様、返却をおこたった者があったため、
地蔵さんは貸し出しを廃止してしまったソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わらうわらうわらう。「きられじぞう」さんです。

きられじぞう 斬られ地蔵


仙台の光禅寺にあった地蔵で、
夜中に前を通行したりする者があると急に向きをかえて、
けらけらとわらって来たといいます。



むかし男沢弥五郎(おとこさわやごろう)という
柳生流の剣の達人がこの地蔵にけらけらわらいをされたので、
「おのれッ」と袈裟がけに斬ったところ、
血がぼたぼたと出て、以後はわらうことはなくなったソウナ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぼたもちだいすきじゃ。「こもりじぞう」さんです。

こもりじぞう 子守地蔵

甲斐の国の北巨摩郡に伝わるもの。
赤ちゃんの夜泣きがひどいとき、
ぼたもちをお供えして願掛けをすると
霊験があるとされてます。



いっぽう、そのためにお供えされてるぼたもちを、
ぬすみぐいしたりすると、
そのひとに赤ちゃんが出来た際の夜泣きは
ものすごく重く劇しいものになるトカ。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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