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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おいしいうさぎ。「さんしょううさぎ」さんです。

さんしょううさぎ 山椒兎

山にまれに存在してるとされる、
すごく良い味と香りのする肉の兎(うさぎ)のこと。



生臭くなく逆に良い芳香があり、
血がまわってしまうこともないと言います。



羽後の国などで言われてたもので、実際には
生で食べてた山椒をはじめとした樹皮や木の芽が未消化のまま
兎の体内に残ってた為に生じてたもの、あるいは
たまたま好条件が重なって美味だったダケのものと考えられてます。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
妖怪な牛車のお供。「うさぎともびと」さんです。

うさぎともびと 兎供人

狩衣(かりぎぬ)を着たお供の姿に化けているうさぎのおばけ。
土佐行秀のものとして伝えられてた、途中で田楽が展開される構成の
土佐家の百鬼夜行絵巻に描かれてる狩衣のうさぎ。


うさぎぼうず」(兎坊主)も同様な絵巻物に見られる
特に名称や伝承内容の無い画像妖怪たち。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
今戸やき。「つきみうさぎ」さんです。

つきみうさぎ 月見兎

羽織(はおり)を着て坐ってるかたちの兎(うさぎ)の人形で、
江戸の今戸でつくられて来たもの。



「月を見るもの」というところから、
月経不順のときにこれを買って来ておまもりにするとよい
といったことが言われてました。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
お月見のときに飾るもの。「としおう」さんです。

としおう 兎子王

漢字で書くと「兎子王」で、
中秋節に飾ったり、お菓子を贈る際の景物とするための
月にいる兎(うさぎ)をかたどった泥偶で、
済南でつくられてたもの。



杵(きね)を手に持ってて、糸を引っぱると
それが動く搗薬兎な仕掛けがつけられてるかたちがあったほか、
「兎児爺」のように美々しい金甲紅袍を身に着けて
虎(とら)にまたがってるかたちのものもあります。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
としよりと考えられてたタイプその2。「こらふたうさぎ」さんです。

こらふいたうさぎ 劫臘ふいた兎

冬に入っても夏毛のままの色で、雪のなかにいるとすぐに
目立って敵や人間に襲われてしまうような兎(うさぎ)のこと。



羽後の国の仙北郡などでの呼ばれ方で、
「いろついたうさぎ」(色ついた兎)とも。



色がかわらないのは年をとってるせいだと考えてたもの。
としよりうさぎ」(年寄兎)と同様、実際に肉体的に年を取ってるというわけではなく、
このような目立ってしまう状態の兎は、天や神仏の罰を受けた存在
という理由づけが伝承として付属してる場合もあったりもします。



あかうさぎ」(赤兎)なども同様な特徴についてのもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
遭遇するのはえんぎがわるい。「ながい」さんです。

ながい

武蔵の国の秩父郡などでいわれてるもので、
兎(うさぎ)のことを呼ぶ猟師さんたちのあいだでの忌言葉。



これから山へ仕事をしに行くぞぉーというとき、
道の途中で「ながい」に出遭うのは、成果がぜんぜん得られない前触れなので、
えんぎがわるいといわれたそうです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
みるとしぬよ!! 「しろうさぎ」さんです。

しろうさぎ 白兎

山の神の日とされてる日に山に入ってしまうと、
見てしまうことがあるという真っ白い兎(うさぎ)で、
これを見た者はしんでしまうといいます。



美濃の国や近江の国など各地で「山の神の日」とされる、
山に入らない・山仕事をしない日に付随して語られてたもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
山の神のおつかい。「しろいうさぎ」さんです。

しろいうさぎ 白い兎

冬に姿がまれにみられる、
身体の毛が真っ白になってる兎(うさぎ)のこと。



丹波の国の美山などでは、こういう特徴の兎は
「山の神のお使い」で、捕ったり狩ったりしてはいけないと言われてました。



冬毛にかわる兎がほとんどいない地域でのもので、
このような目立ってしまう状態の兎については、逆の場合も
あかうさぎ」(赤兎)や「としよりうさぎ」(年寄兎)など
何らかの伝承がつけられてることが各地であります。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
たべちゃいけない目立った野郎、「あかうさぎ」さんです。

あかうさぎ 赤兎

冬に入っても夏毛のままの色で、雪のなかにいると
すぐに目立って敵や人間に襲われてしまうような兎(うさぎ)のこと。



岩代の国などでの呼ばれ方で、こういう特徴の兎は
捕って食べると病気になって目がつぶれると言われてたそうです。



このような目立ってしまう状態の兎は、天や神仏の罰を受けた存在
という理由づけが伝承として付属してる場合もあったりもします。
としよりうさぎ」(年寄兎)なども同様な特徴についてのもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
毛がそのまま。「としよりうさぎ」さんです。

としよりうさぎ 年寄兎

冬に入っても夏毛のままの色で、雪のなかにいると
すぐに目立って敵や人間に襲われてしまうような兎(うさぎ)のこと。



上野の国などでの呼ばれ方で、
「きばんだうさぎ」(黄ばんだ兎)とも。



ふつうのものよりも肉が多いと言われたりもしてたほか、
実際に肉体的に年を取ってるというわけではなく、このような
目立ってしまう状態の兎は、天や神仏の罰を受けた存在
という理由づけが伝承として付属してる場合もあったりします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
因幡の「おいたるうさぎ」さんです。

おいたるうさぎ 老たる兎

おおむかし、因幡の国にあった竹の林にいたという兎(うさぎ)で、
あるとき天下が大洪水になって竹林もすべて流されてしまい、
流れ着いた島から帰って来るために、「わに」たちをだまして背中を渡って来ましたが、
終わり間際に調子にのって「わに」たちをあざけったので、
皮をはがれてしまいましたソウナ。



『塵袋』などに引かれてる『因幡記』(因幡風土記の一部かと思われる散逸書)の
文に出て来る「いなばのしろうさぎ」なはなしに出て来る兎。


因幡の国の高草郡の名前の由来として、
竹がいっぱい生えてた(竹草が高草になった)という部分が出て来ており、
そこに結びつけられてます。
蒲(がま)の穂での癒し方を「おおなむち」(おおくにぬし)から教わる部分はおなじですが、
八十神たちは出て来ません。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
食べてもらううさぎ。「じと」さんです。

じと 慈兎

天下がものすごい日照りになって食べ物が無くなってしまったとき、
山にすむ親しい仙人に食べ物として自らの身を捧げようと、
火に飛び込んだ兎(うさぎ)。



苦悩の末に仙人は、身を呈した兎を悲しみながら食べ、
山の中で日照りを生きながらえました。



これにこころを動かされた帝釈天は雨を降らせ、
仙人はさらに修行をかさねて五神通を得た五通仙になったといいます。



『雑宝蔵経』の「兎自焼身供養大仙縁」に書かれてるはなしに出て来る兎。
名前としては「兎」としか出て来ず、他のはなしのように
「兎王」(「とおう」・「とおう」)としては出て来たりはしません。




また、苦悩の末に仙人が食べちゃう展開はありますが、このはなしだと
雨が降って天下がもとに還るまでで、月に兎が配置される展開は含まれてません。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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