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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのア ップは、
身黒頭赤。「しんこくとうせきちゅう」さんです。

しんこくとうせきちゅう 身黒頭赤虫

からだが黒くてあたまが真っ赤だという
穀物を荒らしてしまう害虫たち。
武官たちが悪いことをしてると
この色の虫があらわれると考えられてたりしたようです。


ちゅうしょくこくか」(虫食穀稼)の具体例として
『論衡』の文中に挙げられてるもの。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もぐもぐするのは姦吏の影響。「ちゅうしょくこくか」さんです。

ちゅうししょくこくか 虫食穀稼

穀物をむさぼり害する虫が発生するのは、
官吏たちに悪事をなすものが存在するためで、
それを罰すれば害虫たちも消える
という考えがむかしあったといいます。



『論衡』の順鼓・商虫などの巻で触れられてるもの。
虫のかたちによってその原因がどういう姦吏であるか
という言い回しも存在してたようです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
凶作かもん。「しつめい」さんです。

しつめい 湿螟

漢字で書くと「湿螟」で、
人々のそだてる作物を害する災厄や、
それをもたらす魔の気のこと。
おおきな洪水や虫害をもたらします。


作物の災厄を示す対語には「かんこう」(旱蝗)などがあります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
麦の根っこ。「とうじのがいちゅう」さんです。

とうじのがいちゅう 冬至の害虫

冬至の日になると動き始めて、
1日に1本ずつ麦(むぎ)の根っこを食べてしまうという虫。



亥(い)の日がやって来ると活動を止めるそうで、
麦にあるとされる12本の根っこが、この虫に何本食べられてしまうかで、
収穫の量の予測がうらなわれてました。




信濃の国の小県郡などでおこなわれてた
暦の上での数を基調としたうらないにみられるもの。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
凶作のひと、「かんこう」さんです。

かんこう 旱蝗

漢字で書くと「旱蝗」で
人々のそだてる作物を害する災厄や、それをもたらす魔の気のこと。
はげしい日照りや虫害をもたらします。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ながいながいべろ。「ヒラ」さんです。

ヒラ

真夜中に出没しては、天井から長い長い舌をのばして
眠ってる人間を刺してゆくという悪い虫。



南京虫・扁虫のこと。人間を刺したあとに
天井などへ素早い速度で逃げたりすることがハッキリしておらず、
琉球などでは古くはこのような想像がされてたりしたそうです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
害虫イナイイナイ。「たのかみのたわら」さんです。

たのかみのたわら 田の神の俵

田んぼの稲のなかにときどき入ってるという
黄色っポイ小さくてながまるいもの。
田の神の置いてったものだといわれてたりもしたようです。



稲につく螟虫などの害虫に卵をうみつける
寄生蜂(やどりばち)がつくる繭(まゆ)のことをこう呼んでたりしたそうです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
短褐凍寒。「ころおんぼ」さんです。

ころおんぼ 蟋蟀

蟋蟀(こおろぎ)のこと。
むかし、ころおんぼの父は
「この季節は寒くなるからこれを坊に着せてやっておくれ」と
妻にあたたかい着物を渡しましたが、ころおんぼの母は
なまけものだったので与えるのを忘れつづけてるので、
寒い季節になって来ると、ころおんぼは
「てていとしかかにく」(父愛母恨)と鳴きつづけてるんだソウナ。



土佐の国などで蟋蟀の鳴き声について言われてたもの。
ころおんぼは常に薄着のままだと語られてます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おこめ運搬ちゃん。「つるぶ」さんです。

つるぶ 鶴降

むかし、おこめの稲は鶴(つる)がくわえて
人間たちのもとへと持って来たと言われてて、
そのことから石見の国の鶴降(つるぶ)山や
降居田(おりいだ)という地名が出来たとされてたそうです。



鶴が稲を持って来たというかたちのはなしは
つるおとし」(鶴落)などにも見えます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
農のほう。「しひゃくしびょうのあくちゅう」さんです。

しひゃくしびょうのあくちゅう 四百四病の悪虫

農作物にさまざまな害をもたらすという数多くの虫たち。



「四百四病」はもともとは人体の病気を起こす虫たちに
用いられてたりすることの多いことば。



陸奥の国の北郡などでは、虫送りの際に
「以奉四百四病之悪虫払之所」と書いた幡を立てたりしてたといいます。



しじゅうしちなんのむし」(四十七難の虫)なども似た用いられ方のもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
いっぱい害虫。「しょあくちゅうはい」さんです。

しょあくちゅうはい 諸悪虫輩

田畑の作物を上に下に害をなしてくる虫や悪い存在たちのこと。
「諸悪虫輩交摸馳走」などの文字が記されたおふだを
竹の棒につけて挿しておくと害虫を祓う効果があるといわれてたそうです。


下総の国などで寺社が明治ごろまでこういったおふだを頒布しており、
田畑の螟虫などを除けるために多く用いられてたようです。
「大日天玉 鬼鬼」という字も記されてたといいます。
(大日天玉は「大日天王」の筆記体のひとつ)





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
出て来る年は……どっち? 「ほうねんむし」さんです。

ほうねんむし 豊年虫

これがいっぱい発生してる年は
豊年であるとされてた虫たちのこと。



はまくりむし(葉捲虫)のことを、信濃の国などでは
明治のころまでこのように呼んだりしてたといいます。
実際のところは田んぼの害虫としての活動をしてる存在なのに、
そんな風に考えられてたようです。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

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