氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
たーれがこいた。「いぬいのすまのかえる」さんです。
座中の誰かが放屁をしちゃったときに、はやしたてる
わらべうたなどに出て来るもの。
「いまの屁は誰こいた、いぬいのすまの蛙がこいた」
などと唄われます。
たーれがこいた。「いぬいのすまのかえる」さんです。
座中の誰かが放屁をしちゃったときに、はやしたてる
わらべうたなどに出て来るもの。
「いまの屁は誰こいた、いぬいのすまの蛙がこいた」
などと唄われます。
11月の「和漢百魅缶」へのアップのはじまりは、
火に弱い。「ほとけさまのくるをじゃまするもの」さんです。
火に弱い。「ほとけさまのくるをじゃまするもの」さんです。
お盆などにほとけさま(先祖)が家に戻って来るときに、
その道中を邪魔してくるとされるわるいものたち。
その道中を邪魔してくるとされるわるいものたち。
陸奥の国の津軽などでは、お盆にほとけさま(先祖)を呼ぶときに焚く火は、
「ほとけさまのくるをじゃまするもの」を追い祓うために
燃やしてるのダなどと語られてたといいます。
「ほとけさまのくるをじゃまするもの」を追い祓うために
燃やしてるのダなどと語られてたといいます。
とざいとーーーーーーーざいーーーーーー。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
例年恒例、ハロウィンの世界篇連続興行です。というわけで
今年も世界篇な面々にて12体、連続アップをさせていただきました。
先年以来の疫禍でございますから、思った以上に参考資料は
増えなかったので(毎年これ用になにかしら、洋書屋さんなどで
画集なり研究書なりも、買ったりするのですが、諸般のもろもろにて
他出がしばらく叶いませんので出来てません)
そこまで奥地には踏み込んでませんが、まぁ、日頃増やしてないあたりですので
出してないものはいっぱいあるにかわりはないじゃなし、
ペラペラとノートや帳面ををまくりつつ、どしどし描いて参りましたゾ。
■ ドラギグニャッツオ(Doraghignazzo)
ゲティングズせんせいの『悪魔の事典』から
今年はいくつか選んでいろいろ描こうというシリーズです。
しかし、あんまり自分でもまだキチンとデザインノートで描いてないあたりを
描こうとしたので、ダンテの書いてるあたりから、
どらどらにゃっつぉ、を描きました。
■ ブラックキャッツマーチ(Black cats march)
つづいては、ハロウィンらしい画像ものシリーズ。
(欧米でながいこと売られてるハロウィンのときに交換される絵葉書・カードなどで
描かれてるやつらを何年かピックアップしてるのでそのつづき)
なお、昨日描いたのが狐火の行列だったりもしたので、ちょっと感覚としては
つづいてるカンジにもなりましたネ。
■ プルケ
朝鮮半島からは暗黒国の犬さん。
日食や月食はどうしておこるのかな? という昔話というか由来譚みたいなものに
出て来るものですネ。
■コールドブリーズ(Cold breeze)
「コールドスポット」もゴーストのしわざだ、といった部分は
英語か何かの記事で読んだようなおぼろげな記憶。
■ ピッグフェイスドレディ(Pig faced lady)
ロミ『突飛なるものの歴史』でいくつも例が紹介されてたりする
ヨーロッパでの見世物というか、かわらばん的な版画の報条で
18~19cにかけて各地で刷られたり、それをモトにかたりぐさになったりしたものだブー。
■ カニャッツオ(Cagnazzo)
『悪魔の事典』シリーズを今回導入したのは
カイナッツォと、巷でやたらに出たお菓子・マリトッツォを
キチンと結び付けて描きたかったダケです。
実は、ルビカンテとか、ダンテ『神曲』に出て来る面々は
固定デザインでキチンと描いてなかったので
(その名前を使った、作品用のキャラとかはいろんな範囲で
こしらえをつくったりは何度かしてますけど、個人的には無い)
これを機会に自分でいつも描く用のをつくっておきたかったのですナ。
■ ツンシマ(Tunchima)
棚瀬襄爾『東亜の民族と宗教』の奥のほう(南アメリカの章)に出て来るものから
こちらさんを呼び出して来て、とりあえず世界各地感を添えたカンジです。
もうすこしカンボジアとかミャンマーとか、あっちのほうのものも入れたかったのですが
意外と手持ちの範囲でキチンと採れるものがなかったので南アメリカにしておきました。
■ グラウロン(Glauron)
■ ルリダン(Luridan)
■ パルキン(Balkin)
『悪魔の事典』の、ダンテからじゃないほうのシリーズです。
領主とか旗本みたいな感覚でいろいろ悪魔たちには設定があったりするんですが、
バルキンの麾下の軍団雑兵たちは、山羊に乗ってるだの、カメレオンみたいな矮人だの
なんだかいろいろおもしろそうだったので揃いで描いてみた次第。
■ ペアーヘッド(Pear head)
こちらもハロウィンらしい画像ものシリーズ。洋梨さん。
お野菜や作物などの野郎どもはまだまだいろいろ出せそうですね。
かぼちゃもいろんなパターン、ゼントルメンだったり、クラウンだったり
いろいろありますし……。そのうち本当にこの手のグリーティングカードは
大量に載せてたりする画集キチンと探そうかな……。
■ カーマデーヌ(Kamadhenu)
天竺のうしさんを神々しく載せて、世界篇の主任と致しました。
『東亜の民族と宗教』にもパラパラっと確認で読んでたら
出て来てたり(226ページ)もしてたので、
うまいこと、「日本の本でも、けっこう昔からこのよみかたしてたのネ」と
おべんきょう出来たりもしました。日の入り早く、夜も長く、
秋の読書も役に立つわいナ。
――と、いったところで本年も無事にハロウィン12体
連続興行ができました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
例年恒例、ハロウィンの世界篇連続興行です。というわけで
今年も世界篇な面々にて12体、連続アップをさせていただきました。
先年以来の疫禍でございますから、思った以上に参考資料は
増えなかったので(毎年これ用になにかしら、洋書屋さんなどで
画集なり研究書なりも、買ったりするのですが、諸般のもろもろにて
他出がしばらく叶いませんので出来てません)
そこまで奥地には踏み込んでませんが、まぁ、日頃増やしてないあたりですので
出してないものはいっぱいあるにかわりはないじゃなし、
ペラペラとノートや帳面ををまくりつつ、どしどし描いて参りましたゾ。
■ ドラギグニャッツオ(Doraghignazzo)
ゲティングズせんせいの『悪魔の事典』から
今年はいくつか選んでいろいろ描こうというシリーズです。
しかし、あんまり自分でもまだキチンとデザインノートで描いてないあたりを
描こうとしたので、ダンテの書いてるあたりから、
どらどらにゃっつぉ、を描きました。
■ ブラックキャッツマーチ(Black cats march)
つづいては、ハロウィンらしい画像ものシリーズ。
(欧米でながいこと売られてるハロウィンのときに交換される絵葉書・カードなどで
描かれてるやつらを何年かピックアップしてるのでそのつづき)
なお、昨日描いたのが狐火の行列だったりもしたので、ちょっと感覚としては
つづいてるカンジにもなりましたネ。
■ プルケ
朝鮮半島からは暗黒国の犬さん。
日食や月食はどうしておこるのかな? という昔話というか由来譚みたいなものに
出て来るものですネ。
■コールドブリーズ(Cold breeze)
「コールドスポット」もゴーストのしわざだ、といった部分は
英語か何かの記事で読んだようなおぼろげな記憶。
■ ピッグフェイスドレディ(Pig faced lady)
ロミ『突飛なるものの歴史』でいくつも例が紹介されてたりする
ヨーロッパでの見世物というか、かわらばん的な版画の報条で
18~19cにかけて各地で刷られたり、それをモトにかたりぐさになったりしたものだブー。
■ カニャッツオ(Cagnazzo)
『悪魔の事典』シリーズを今回導入したのは
カイナッツォと、巷でやたらに出たお菓子・マリトッツォを
キチンと結び付けて描きたかったダケです。
実は、ルビカンテとか、ダンテ『神曲』に出て来る面々は
固定デザインでキチンと描いてなかったので
(その名前を使った、作品用のキャラとかはいろんな範囲で
こしらえをつくったりは何度かしてますけど、個人的には無い)
これを機会に自分でいつも描く用のをつくっておきたかったのですナ。
■ ツンシマ(Tunchima)
棚瀬襄爾『東亜の民族と宗教』の奥のほう(南アメリカの章)に出て来るものから
こちらさんを呼び出して来て、とりあえず世界各地感を添えたカンジです。
もうすこしカンボジアとかミャンマーとか、あっちのほうのものも入れたかったのですが
意外と手持ちの範囲でキチンと採れるものがなかったので南アメリカにしておきました。
■ グラウロン(Glauron)
■ ルリダン(Luridan)
■ パルキン(Balkin)
『悪魔の事典』の、ダンテからじゃないほうのシリーズです。
領主とか旗本みたいな感覚でいろいろ悪魔たちには設定があったりするんですが、
バルキンの麾下の軍団雑兵たちは、山羊に乗ってるだの、カメレオンみたいな矮人だの
なんだかいろいろおもしろそうだったので揃いで描いてみた次第。
■ ペアーヘッド(Pear head)
こちらもハロウィンらしい画像ものシリーズ。洋梨さん。
お野菜や作物などの野郎どもはまだまだいろいろ出せそうですね。
かぼちゃもいろんなパターン、ゼントルメンだったり、クラウンだったり
いろいろありますし……。そのうち本当にこの手のグリーティングカードは
大量に載せてたりする画集キチンと探そうかな……。
■ カーマデーヌ(Kamadhenu)
天竺のうしさんを神々しく載せて、世界篇の主任と致しました。
『東亜の民族と宗教』にもパラパラっと確認で読んでたら
出て来てたり(226ページ)もしてたので、
うまいこと、「日本の本でも、けっこう昔からこのよみかたしてたのネ」と
おべんきょう出来たりもしました。日の入り早く、夜も長く、
秋の読書も役に立つわいナ。
――と、いったところで本年も無事にハロウィン12体
連続興行ができました。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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