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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
蝶は小麦から生まれるぜ。「こむぎのちょう」さんです。

こむぎのちょう 小麦蝶

蝶(ちょう)たちは、小麦が変化して羽化して
この世に生じて来る生き物だと考えられてました。



このような発生についての認識は
明治ごろまで各地の農村などで一般に考えられてたもの。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
悪虫をへんげさせるパワー。「あくちゅうそうじょうのようえかんのん」さんです。

あくちゅうそうじょうのようえかんのん 悪虫掃攘の葉衣観音

葉衣観音(ようえかんのん)さんが田畑にやって来る害虫たちを
払ってくれる効果が込められたおふだにあるもの。
葉衣観音のちからで田畑に害をもたらす悪虫たちは死んで、
それがみんな蚕(かいこ)などの人間にとっての有益な虫に変化再生する
――といったことが語られてたといいます。




田畑の害虫駆除のごりやくがあるおふだなどを
授与販売してた者たちなどが、霊験ありとして語ったという葉衣観音。
明治の中頃にも猿沢池などで売られてたといいます。





春の弥生の三月の「和漢百魅缶」へのはじめのアップは、
ことしゃ豊作、「さんびきばえ」さんです。

さんびきばえ 三疋蝿

田植えをしてるときに、お弁当のおにぎりに
蝿(はえ)が3びきとまると、
その年は豊作だという言い伝えられてたソウナ。



羽前の国の村山郡などでいわれてたりする、
田植えのときに口にされてた、その年の豊凶に関する俗信で言われてるもの。
3びき以上わんわん大量に来てしまうのは、それはそれでよくないようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのア ップは、
おーんがおれば、「さんねもり」さんです。

さんねもり

稲を害する螟(ずいむし)の雌たちのことで、
むかしは「おんねもり、さんねもり」と唄いはやしながら
田んぼを害するこれらの虫の雌雄を
まとめて虫送りをして祓う行事が行われてました。


備前などでいわれてたもの。
おんねもり」は雌雄一対となる存在。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おーんねーもり、さーんねもりー。「おんねもり」さんです。

おんねもり

稲を害する螟(ずいむし)の雄たちのことで、
むかしはこれによる害が田んぼに多く出たときは
僧侶に頼んで五色の紙に法語をしたためてもらって
笹につけて幟(のぼり)をつくり、虫送りをして祓う行事が行われてました。



備前などでいわれてたもの。
「さんねもり」は雌雄一対となる存在。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
実盛の灰からうまれた害虫。「こぬかむし」さんです。

こぬかむし 米糠虫

美濃の国などでいわれるもので、
討ち取られた斎藤実盛(さいとうさねもり)の首を
焼いて生じた灰から、この世には米糠虫(こぬかむし)たちが発生して、
田んぼの稲を害するようになったとされ、
虫送りで実盛の人形をつくって燃やすようになったと語られたりしてました。



米糠虫(こぬかむし)は浮塵子(うんか)のこと。
灰の部分に関係なく斎藤別当実盛の霊が「米糠虫になった」という設定自体は
各地で広く各地で用いられてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
とらはだいちゅう。「とらどしのむし」さんです。

とらどしのむし 寅歳虫

寅のとしには、大いに田畑の害虫がやって来る、
という農耕に関する年の見通しの俗説。



虎(とら)の唐名を「大虫」という点から
連想されて言われてたもので、これは逆に「大虫」なので
虫を制してくれる、虫害がほかの年より少ないという俗説もあったりします。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
やまいが寄らぬわいな。「こしょうのみ」さんです。

こしょうのみ 胡椒実

家の戸口などにぶら下げたり置いたりする
魔よけとして語られるもので、胡椒(こしょう)を吊るしとくと
病気たちが家のなかに入って来ないなどといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
開闢時分ふわっふわっ。「あまくだりしもみ」さんです。

あまくだりしもみ 天降籾

太古のむかしに天のうえから降って来たとされる稲のもみ。
天地開闢のときに降って来たとされるものが
寺社の宝物として飾られてたところもいくつかあるようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろにょろ仏門のおかげだ。「かわのかみのだいじゃ」さんです。

かわのかみのだいじゃ 河伯の大蛇

日光につたわる山菅の橋(神橋)の由来のひとつに出て来る大蛇の夫婦。
むかし勝道(しょうどう)上人が稲生川が渡れないため、
護摩を3年のあいだ焚いて祈った結果、ふたりがすがたをあらわして
橋のようになってくれたので、川を渡り二荒山に入ることが出来たとされます。


『二十四輩順拝図会』後編 に載せられてるはなしに見られるほか、
『和漢三才図会』(巻66・下野八王子権現)でも似た流れのはなしが記載されてて
ふたりが「蛇身の苦しみから楽にしてくれるなら川を渡るたすけをしてやろう」
と語りかけて来ます。


山菅の橋(神橋)の由来のはなしには
これとは別に深沙大将が登場するものがあります。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
影うつりこむ。「みかげつた」さんです。

みかげつた 御影ッ田

富士山の影が映り込んだとされ、
特別なものとされてた田んぼのこと。
これを所有すると持ち主は病気になるといわれてました。
また、 牛や馬を入れると、よごれたことに怒るとされ、
入れてはいけないともいわれたりしてたといいます。



上野の国の大荷場などに伝わるもの。
個人が所持するのは忌まれるため、寺社のための田んぼとして
共同であつかわれたりします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
邪教のかみ。「えんいこじん」さんです。

えんいこじん 遠夷胡神

邪法をひとびとに与えて影響させ、
魔国にすると説かれる異邦の魔神たちを示すことば。



「遠夷」は異国のえびすといった意味。
「遠夷胡神の邪教」などの言い回しは『閑邪論誠』はじめ、
神仏以外の破邪についてを説いた本にみられます。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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