忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[89]  [90]  [91]  [92]  [93]  [94]  [95]  [96]  [97]  [98]  [99
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
がたがたぎしぎし。「せきがじん」さんです。

せきがじん 石賀神

漢字で書くと「石賀神」で
ひとびとに疫病をもたらすという疫病神のひとつ。
疫病についての祈祷などで名前の出て来ることのあるもの。


PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
疫神はなはな。「みつしょうじん」さんです。

みつしょうじん 蜜将神

漢字で書くと「蜜将神」
ひとびとに疫病をもたらすという疫病神のひとつ。


どうきょじん」(道虚神)たちなどと同様、
疫病についての祈祷などで名前の出て来ることのあるもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
絵のない疫神のひとつ。「どうきょじん」さんです。

どうきょじん 道虚神

漢字で書くと「道虚神」
ひとびとに疫病をもたらすという疫病神のひとつ。
疫病についての祈祷などで出て来ることのあるもので、
「鼻血」と結び付けられてたりもします。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
沖の石にいるおかた。「えびすのごぜ」さんです。

えびすのごぜ 夷御前

海の向こうからやって来て、
豊漁などをもたらしたりすると考えられる存在。


伊勢神楽歌には
「はるかなる沖にも石のあるものをえびすのごぜの通い路の石」
といった歌の文句がみられます。田植歌などにも同じ文句や
「はるかなり沖にも石のあるものをえびすのごぜのこしかけの石」
など、その変型が見られたりもします。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
三笠の山におりる獅子。「しろきしし」さんです。

しろきしし 白獅子

体の真っ白な立派な獅子(しし)。
そのむかし、天照大御神はこれに乗って
地上にあまくだったことがあったといいます。



お神楽などで三笠山の名前の由来として説かれるはなしのなかに
登場したりします。このときの天照大御神のすがたが、
笠のようにみえたので「みかさ」という名前になったと語られます。




ほんじつの「和漢百魅缶」への アップは、
ぐるんぐるるーん。「くるくるまわるあしだらい」さんです。

くるくるまわるあしだらい くるくる廻る足盥

ふしぎなことが起こる家などで発生したりするというもので、
誰もさわってないのに土間などに置いてある盥(たらい)が持ち上がったり、
転がって来たりして、くるくるまわりつづけたりします。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
害虫へんげ物質。「はまなすのたね」さんです。

はまなすのたね 浜梨種

ひとびとに害をなす蚤(のみ)などの虫たちは、
はまなすの花の種が変じて生じるともいわれてました。


佐渡をはじめ各地でいわれてるもの。
季節などのうつりかわりを示す言い回しなどに属するもの。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
雨とめて晴れにする文字。「くじゅうくのくのじ」さんです。

くじゅうくのくのじ 九十九の九の字

おとむらいの日など、雨が降ってて困ってしまうときは、
九という字を1枚の紙に99個ならべて書いて、
戸口にさかさまに貼りつけておくと、
晴れ間がのぞいてくるといわれてました。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
変じて邪気を吹きかけん。「ふうすいさんらんきりかすみ」さんです。

ふうすいさんらんきりかすみ 風水山嵐霧霞

竜や魔王・鬼神などが暴れ出る際に同時にまきおこす、
天から生ずるいろいろな現象のひとまとまり。
これと共に人々に邪気をふりまいたりします。



お神楽などで用いられてる定型ことばのひとつ。
前谷地神楽では「三熊大人」が用いてたりもします。
しんどうらいでんあめおにび」(震動雷電雨鬼火)は近い表現。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うめぼしどうして海でダメ。「かいちゅうのうめ」さんです。

かいちゅうのうめ 海中梅

海底にあるという梅(うめ)の木で、
むかし竜王はこれに目を突いてしまい、片目になってしまったことから、
梅干しが海に落ちて来ると怒るといわれてました。



安芸の国の豊田郡などで語られてるもの。
海の中に梅干しを落としてはいけない、落とすと八大竜王たちが怒る
とする俗信の理由としてのはなしにみられるもの。
モトモトあった形式の理由というよりも、
よくある神仏がけがをしたというはなしを転用して添加されたかたちのようです。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
月の海水。「よるのしお」さんです。

よるのしお 夜の潮

特定の神仏の日とされてる夜の海の水は、
病気をさけてくれたり、魔物たちを封じてたりするといわれてました。



安芸の国などでは、夏の伊勢の日、十七夜(宮島の日)などが
夜に海で泳ぐ日であるとされてたりしたといいます。
野菜なども、その夜の潮で洗っておいてから漬物にすれば
虫がわいたりしないと言われてました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
まめまめ。「まめっこおぼっこ」さんです。

まめっこおぼっこ 豆っこおぼっこ

ころころと山や庭などに落ちてた
小さいきれいな豆から生まれたふしぎな男の子。




昔話に登場するもの。
おじいさんとおばあさんが豆を大事に飾ってたら、
ある日、男の子になってたなどと語られます。
いつまでたっても背丈は豆のような大きさで、
大きくならないのですが、最終的には何かしらの衝撃やきっかけが原因で
人間とおなじ大きさになったりするのは、
一寸法師・田螺・蝸牛たちなどと同様。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]