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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ざぜんいし」さんです。

ざぜんいし 座禅石


阿波の国の観潮院にいた白円という僧侶が
いつも座禅をしてたというひらたい石。


白円の歿後も霊がこもってて、他人が坐ったり乗ったりすると、
そのひとは腹痛になると語られてました。



のちに、別院の庭に移されることになったのですが、
どれだけ人数が寄っても動かす事が出来ず、困ってたところ、
本洲和尚が杖を以て打ち、偈(げ)を与えると動くようになり、
手水台の石として利用されるようになったといいます。




『灯下録』巻7のはなしにみられるもので、石に対して偈を与えた点に対し
「殺生石とは事は異れど凝結の執念感格せしは同日の談なりかし」と感想が書かれてます。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
病気にするやつ。「はだかおに」さんです。

はだかおに 裸鬼

ひとを病気にしてしまう疫鬼で、
椎(つち)を手に持ってるといいます。
ふつうのひとたちの目には、すがたは見えないようです。



『政治要略』巻70にある『善家異事』からの引用に見られるもの。
この鬼が病をもたらしてたけど、氏神によって追い払われた
というはなしになってます。



うしかいわらわ」(牛飼童)のすがたになってた疫鬼など、
つち(椎・槌)を持ってるすがたのものはしばしばみられます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ノット・イート。「くわずのはまぐり」さんです。

くわずのはまぐり 不喰蛤

土佐の国などに伝わるもので、土の中から出て来る
蛤(はまぐり)のような身も何もない石のような貝たち。




むかし、旅の僧侶に貝を食べさせてあげなかった結果、
それは弘法大師で、貝がすべて石のようになってしまい、
それがごろごろ残ってるのダと語られてます。




化石となってる貝のことを言ってるもので、
弘法大師に分けて食べさせなかったからこういうものが残ってるのダ
という語り口は各地にみられます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うまのやまいがピタリパタリ。「うまのけ」さんです。

うまのけ 馬の毛

周防の国の熊毛郡の八代村にある馬塚に生えてる
椎(しい)の木の幹にひょろひょろ生えてるという馬の毛のようなもので、
馬が病気になってしまったときには、これをいただいて来て拝むと、
馬が回復すると言われてたりしました。



馬の毛だといわれてる物体は、
山姥の髪の毛とか七難の揃毛とか呼ばれてるものの仲間のようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
雨降りあかんべ入道。「べかこ」さんです。

べかこ

阿波の国の川島の児島須賀に出たという一ッ目の大入道で、
雨がぱらぱら降ってる夜に、舟で淵の魚を捕ってると
いつのまにか大入道が舟の上にいて
舌を出して目をむいておどかして来たといいます。



これが出るあたりから、
淵やそのまわりの藪林のことを「べかこ」と呼んでたといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
山の怪獣。「こずがだにのやまちち」さんです。

こずがだにのやまちち こずが谷の山父

阿波の国の那賀郡に伝わるもの。
山に木の実を採りに行ったひとがたびたび、深い霧につつまれて
山父に襲われて食べられちゃったと言い、そのあたりを「こずが谷」と
呼ぶようになったソウナ。



御林番だった露口徳右衛門というひとが、
鉄砲で退治したとも伝えられてます。






「こずが谷」は、行ったひとが一人も帰って来ない
――という意味合いでつけられたように語られますが、
また他に「葛ヶ谷」とも書かれます。


『相生町誌』によると露口家の文書には
「山ちちと申す獣すまい致し」ともあるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
天上指定学童品。「かぜのかみのかばん」さんです。

かぜのかみのかばん 風の神の鞄

風神たちの風袋(ふうたい)の生地でつくられてる
丈夫な布かばんで、文明開化以後の
風神・雷神や天人の子供たちの学校かばん。



明治中期以後の、天上を舞台にした
戯文や落語などのくすぐりによく登場するもので、
工業化などで風神たちが風袋を用いなくてもよくなったので、
その再利用先として挙げられてるもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おへそフード。「らいいぬ」さんです。

らいいぬ 雷犬

雷といっしょに落ちて来たりするというけもの。
雷が鳴ってるときに、お腹を出したままにしてたりするとこれに
「おへそを食べられる」といわれてたと言います。



らいじゅう」(雷獣)とおなじ存在と考えられます。
陸中の国などでいわれてたもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
11月は酉の日には鳥に関係する項目を描く、お酉さましばりですので
一の酉のきょうは、世の中万全。「わたりさぎ」さんです。

わたりさぎ 渡り鷺

陸中の国などでいわれるもの。
「鷺(さぎ)が飛んで来ると世の中がよい」などといわれてたりしました。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
竹居住者。「あかいむしこしろいむしこ」さんです。

あかいむしこしろいむしこ 赤い虫こ白い虫こ

わらべうたの文句のなかに出て来るもので、
唐竹(からたけ)のなかに棲んでるという小さい虫。
赤いのが12匹、白いのが12匹いるといいます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
まゆげづの。「ろっかくびじゅう」さんです。

ろっかくびじゅう 鹿角眉獣

漢字で書けば「鹿角眉獣」で、
瓦などにつけられる装飾にみられるもの。
鹿のつのみたいな分岐と反りのある眉毛があります。
おそろしい顔が設けられたのは
魔よけなどの意味合いがあったものかと考えられてます。




古い時代の鬼瓦の文様としてみられたりするかたちの一ッ。
獣面(「じゅうめん」)と鬼面の中間ぐらいのもので、
特に定まった名称などは存在してないものです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
つのまゆげ。「ごかくびじゅう」さんです。

ごかくびじゅう 牛角眉獣

漢字で書けば「牛角眉獣」で、
瓦などにつけられる装飾にみられるもの。
牛のつのみたいな反りのつよづよとした眉毛があります。
おそろしい顔が設けられたのは
魔よけなどの意味合いがあったものかと考えられてます。




古い時代の鬼瓦の文様としてみられたりするかたちの一ッ。
獣面(「じゅうめん」)と鬼面の中間ぐらいのもので、
特に定まった名称などは存在してないものです。




羅生門の瓦だったと伝えられてる瓦などに見られるスタイル。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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