氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おぼっこがおおきくおもくなるで。「おぼめ」さんです。

おぼこ(赤ちゃん)を抱っこしており、それを
人間にしばらく替わってくれ――と頼んで消えてしまいます。
その赤ちゃんは、しばらくたつと巨大になったり、
とんでもなく重くなったりするので、驚いて投げ捨ててしまうと
「おぼめ」がすがたをあらわして、きびしく叱って来るといいます。
おぼっこがおおきくおもくなるで。「おぼめ」さんです。
小正月の夜にお便所のなかに出現するという
白い服を着た女のすがたの妖怪。
白い服を着た女のすがたの妖怪。
おぼこ(赤ちゃん)を抱っこしており、それを
人間にしばらく替わってくれ――と頼んで消えてしまいます。
その赤ちゃんは、しばらくたつと巨大になったり、
とんでもなく重くなったりするので、驚いて投げ捨ててしまうと
「おぼめ」がすがたをあらわして、きびしく叱って来るといいます。
機転を利かしたり、がんばって重さに耐えたりして、
うまく赤ちゃんを抱きつづけてると、「おぼめ」は勇気に感心して、
その人間の望んだ物をくれたり、すごいちからを授けてくれたりもします。
うまく赤ちゃんを抱きつづけてると、「おぼめ」は勇気に感心して、
その人間の望んだ物をくれたり、すごいちからを授けてくれたりもします。
羽前の国などで語られてた昔話に見られるもので、
「うぶめ」のことだと言えます。
「うぶめ」のことだと言えます。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
むきむきパワーを授けよう。「ちからのいじん」さんです。

むきむきパワーを授けよう。「ちからのいじん」さんです。
むかし、仙台の伊達家に仕えてた砂三十郎という武士に、
大事な宝物を拾ってくれたお礼として、
すごいちからを授けてくれたというふしぎなひと。
地上に落として紛失してしまってた宝物というのは、
きらきらひかる美しい玉で、
たまたま庭の松の木の下に落ちてるのをみつけた三十郎は、
箱に入れて大事にしまって保管していました。
大事な宝物を拾ってくれたお礼として、
すごいちからを授けてくれたというふしぎなひと。
地上に落として紛失してしまってた宝物というのは、
きらきらひかる美しい玉で、
たまたま庭の松の木の下に落ちてるのをみつけた三十郎は、
箱に入れて大事にしまって保管していました。
夢に出て来た異人に宝物を正直に返してあげる約束をしたところ、
翌朝には箱は空になっており、巨大な岩石も軽々と動かせるほどの
とんでもない腕力が体にそなわってたソウナ。
翌朝には箱は空になっており、巨大な岩石も軽々と動かせるほどの
とんでもない腕力が体にそなわってたソウナ。
宮負定雄『奇談雑史』巻2にあるはなしで、
砂三十郎は宝暦ごろの人物だと記されてます。
砂三十郎は宝暦ごろの人物だと記されてます。
すごいちからを授かる展開は「うぶめ」などと同様なものですが、
導入がぜんぜん異なるところが特徴あるはなしです。
導入がぜんぜん異なるところが特徴あるはなしです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
めちゃつよおじさん。「てんぐおやじ」さんです。

むかし、各地の力士が厳島にあつまってお相撲をしたとき、
大関は、ばからしいといった気分で相手をすることになりましたが、
投げ飛ばしても宙返りしてスッと立つし、逆に関取は
持ち上げられて投げ飛ばされて気絶するしで大変な騒ぎになりました。
『太平百物語』(巻1)にある
「天狗すまふを取りし事」というはなしに登場するもの。
めちゃつよおじさん。「てんぐおやじ」さんです。
むかし、各地の力士が厳島にあつまってお相撲をしたとき、
日本一の大関に対して挑戦した
年取った青ざめた顔色の年取ったおじさん。
年取った青ざめた顔色の年取ったおじさん。
大関は、ばからしいといった気分で相手をすることになりましたが、
投げ飛ばしても宙返りしてスッと立つし、逆に関取は
持ち上げられて投げ飛ばされて気絶するしで大変な騒ぎになりました。
「あの親仁は何者だ」と東西にひかえた他の力士たちも
なだれこんでつかまえようとしましたが、またたく間にどこかに行ってしまい、
あれは傍若無人なふるまいをした関取に対して
「てんぐ」(天狗)が人間に化けて出て来たのダ、と語られたソウナ。
なだれこんでつかまえようとしましたが、またたく間にどこかに行ってしまい、
あれは傍若無人なふるまいをした関取に対して
「てんぐ」(天狗)が人間に化けて出て来たのダ、と語られたソウナ。
『太平百物語』(巻1)にある
「天狗すまふを取りし事」というはなしに登場するもの。
7月はじまりの「和漢百魅缶」へのアップは、
湿気と反応するひかり。「ちのけ」さんです。

湿気と反応するひかり。「ちのけ」さんです。
燐火(りんか)は、地面のなかに残った「血」に含まれてるものが
陰の気や湿気を受けて燃えてる「火」だと考えられてました。
燐火に対する、陰陽の理屈にもとづく真面目な考え方として大陸から移入されて、
近世初期から語られてたもの。
時間がたって血の持ってる「気」そのものが減衰してゆけば、
だんだんと勢いがなくなり、「気」を持たず土に同化して「気」が失せてしまえば
「火」を生じさせることも出来なくなります。
陰の気や湿気を受けて燃えてる「火」だと考えられてました。
燐火に対する、陰陽の理屈にもとづく真面目な考え方として大陸から移入されて、
近世初期から語られてたもの。
西村遠理『天学指学』に「人血 牛馬豬鹿等の血は膏膩稍重し
其燐火の光 遂に転[うたた]大にして黏膏す」――とあるように
膏膩(あぶら)の多い種類の生物の血であるほど、発生する燐火は大きいとされます。其燐火の光 遂に転[うたた]大にして黏膏す」――とあるように
時間がたって血の持ってる「気」そのものが減衰してゆけば、
だんだんと勢いがなくなり、「気」を持たず土に同化して「気」が失せてしまえば
「火」を生じさせることも出来なくなります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もちもち。「せきずい」さんです。

漢字で書くと「石髄」で、よめばそのままな存在です。
もちもち。「せきずい」さんです。
漢字で書くと「石髄」で、よめばそのままな存在です。
霊山神山のなかに含まれてる青い石のなかにつまってる
もちもちどろどろしたもの。
これを飲むと寿命は天地のように長久になると言われてます。
もちもちどろどろしたもの。
これを飲むと寿命は天地のように長久になると言われてます。
500年にいちどぐらいの確率で、そういう山は
突然大きな音と共に割れてひらくことがあり、そのときのほんの少しの間にダケ、
これを採ることの出来る機会があるんだソウナ。
突然大きな音と共に割れてひらくことがあり、そのときのほんの少しの間にダケ、
これを採ることの出来る機会があるんだソウナ。
『神仙伝』(巻6)では、王烈がたまたま太行山でこれをみつけて、
触ってみたところおもちのような感触で、しばらく手でまるめてたら、
石のようにかたくなったと書かれています。
触ってみたところおもちのような感触で、しばらく手でまるめてたら、
石のようにかたくなったと書かれています。
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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