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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
毛色に差があります。「しょうじょうもう」さんです。

しょうじょうもう 猩々毛

漢字で書くと「猩々毛」で「猩毛」(しょうもう)とも。
「しょうじょう」(猩々)の毛からつくられてるという毛筆のことです。


猩々たちは毛が真っ赤だということから、
「鮮紅な毛」であると想像されたり描写されたりすることがあるいっぽう、
「黄色い毛」であるとする現実的な記録が存在してたりもするので、
想像されるものと現実のものとが入り混じってる毛筆でもあります。


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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
空中に描いておくれ。「きゅうりゅうふ」さんです。

きゅうりゅうふ 九竜符

漢字で書くと「九竜符」で
遠い土地に出かける前に空中に9本の線を重ねて描くようにするおまじない。
これをしておくと悪いもの(邪魅や精怪)をさけることが出来るといいます。


『事林広記』などには横に5本、縦に4本の線を重ねて描くことが示されてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
のりものだケロ。「きせん」さんです。

きせん 騎蟾

漢字で書くと「騎蟾」だケロ。
仙人や鬼神たちが乗りまわしてる蟾蜍(せんじょ)のこと。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
通算8600番台に入りました!!「かんせん」さんです。

かんせん 寒蟾

漢字で書けば「寒蟾」で
月にいる蟾蜍(せんじょ)のこと。


お月さまそのものも示す呼び名の一ッでもあります。
蟾蜍はひきがえるのことで、蟾宮(せんぐう)も月宮殿の異名。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こころに入り込め。「かくじん」さんです。

かくじん 客塵

漢字で書けば「客塵」で
人間を悪や欲にみちびくものたちのこと。




無数にあることから「塵」にたとえたもの。
「客」は外部から入って来て生じるという意味で、衆生のこころの中に
最初からあるものではないという意味だといいます。「客塵煩悩」とも。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
みじんこクゲクゲ。「くうげ」さんです。

くうげ 空華

漢字で書くと「空華」で
不意に目を上げたときに見えることのある
ふわふわとした空に浮かぶ花びらのようなもののこと。




目のなかにあるダケで実体として存在しないもの・空虚なものであることから、
転じて身体から生じた煩悩や妄想のことを示したりもします。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もわもわマウンテン。「さんりんいき」さんです。

さんりんいき 山林異気

漢字で書くと「山林異気」で
山や林から発生するあやしい気。
ちみ」(魑魅)たちの生まれるモトになってます。

「山林異気所生 以為人害」(『史記』五帝本紀 集解)
「山林異気所生」(『周礼注疏』)
「魑魅 山林異気の生ずる所 人の害を為す者」(『標注 唐宋八大家文読本』)
「魑魅 山林異気の生ずる所 人の害を為すばけもの」(岩井真二郎『国史略字引大全』)
――といった具合に、
「魑魅」や「魅」、「山神・木魅」の解説として、
註の文には常連のように出て来ます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こぶけりあそび。「しゅうきくびょうしん」さんです。

しゅうきゅうびょうしん 蹴毬廟神

あるところの廟(びょう)にまつられてたかみさま。
むかし、暑い夏の夜に懸疣(こぶ)のある男が、廟で涼んで眠ってると、
かみさまが「これは何者ぢゃ」と眷属たちに質問します。
左右の眷属は「蹴毬をする者でございます」とごまかすと、
かみさまは「では、その毬(まり)で遊ぼう」と
男の懸疣を取り外させて、遊びはじめました。




翌朝、男は懸疣が消えてるのでよろこんで帰り、そのはなしを耳にした
別の懸疣のある男が廟にやって来て、懸疣が消えるのをわくわく待って眠ってましたが、
かみさまは「おお、今夜も来ていたのか、昨晩の毬をキチンと返してやれ」と
眷属に懸疣を取りつけさせたので、別の男は
懸疣が増えてしまう結果になってしまいましたソウナ。




『笑林評』などに出て来る笑い話に登場するもので、
「こぶとりじいさん」との関連性が近世から取り沙汰されてるはなしです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
地獄おしきり。「ことうせん」さんです。

ことうせん 虎頭剪

漢字で書くと「虎頭剪」で
地獄にある巨大な鍘刀(押切)で、獄卒たちが
亡者をばらばらにするときに使う器具です。





実際に、虎や竜が飾りについてる鍘刀は存在しており、
それを巨大化させて地獄の絵のなかに登場させてるダケのものでもあります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
大きい音はキライ。「さんきゃくびょう」さんです。

さんきゃくびょう 三脚猫

漢字で書くと「三脚猫」で
夕暮れどきになると人家に現われて、
ひとびとを化かしたりしたといいます。




清朝の道光26年(1846)や光緒2年(1876)などに
うわさになったというもの。
銅鑼(どら)の大きな音を嫌うので、なまぐさくてあやしい風が吹いてくると、
ひとびとは銅鑼を打ち鳴らして、これを追い祓ったトカ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こちらもお花なたましい。「ほうこん」さんです。

ほうこん 芳魂

漢字で書くと「芳魂」で
たましいのこと。英雄や、徳のある者、美しい者などの
たましいを特に呼んだりもします。



「芳魂 こうばしきたましひ」(関徳『新撰詩韻 幼学便覧』)
「芳魂 はなのたましい」(河原英吉『新刻 詩語砕金』)などとあるように
「花」として表現されることも多くあります。



こうこん」(香魂)とおなじく「えんぱく」(艶魄)の対として用いられることも。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うつくしう在り。「えんぱく」さんです。

えんぱく 艶魄

漢字で書くと「艶魄」でたましいのこと。
美しい者のたましいを特に呼んだりします。



「魚灯照艶魄 夜冷珠衣薄」(高青邱「呉女墳」)
「艶魄逐波涛 荒宮養麋鹿」(皮日休「練涜」)などと
美女についての漢詩の描写にもよく用いられてるほか、
魂魄という並べ方で、「こうこん」(香魂)や「ほうこん」(芳魂)の
対のことばとしても用いられてます。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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