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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
太陽のまわりのやつ。「きつ」さんです。

きつ 譎

漢字で書けば「譎」で
太陽のまわりに生じるという五色の気たちのひとつ。
天下の「いつわり」(譎)に相応して発するといいます。


『淮南子』では気が外に向かってるものが「譎」だとされてます。
用いられる漢字は金偏(鐍)人偏()王偏(璚)で書かれたりもしており、
太陽の「おび」や「おびどめ」だとされます。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ごっそり。「おおきなながもち」さんです。

おおきなながもち 大きな長持

雀のお宿にあった大きい「ながもち」で、
なかには蛇(へび)や蛙(かえる)や蜈蚣(むかで)などが、
うじゃうじゃどっさり詰まってます。



舌切雀の昔話で、「つづら」以外が
おみやげのための容器として用いられてる例の一ッ。
「ながもち」ではなく「たんす」とされることもあります。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わにわにわに。「ひめさきのわに」さんです。

ひめさきのわに 姫崎の和爾


出雲の国の海にいた、
たくさんの鰐(わに)たち。



大むかし、雲州の語臣猪麻呂(かたりのおみいまろ)というひとの娘を、
このうちの1頭の「わに」が食べてしまいました。かなしんだ猪麻呂が
神々の和魂荒魂をまつって訴えた結果、「わに」たちは
その「わに」を猪麻呂のもとに差し出す謝罪の行動をとったといいます。




『出雲国風土記』にあるはなしで、
ひめさきは「毘売埼」や「比売埼」などと表記されます。



猪麻呂は、天神(あまつかみ)千五百万・地祇(くにつかみ)千五百万・
三百九十九社の出雲の神・海若(わたつみ)たちの和魂荒魂に祈りをささげたとされます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ふつうのタイプの。「ひひざる」さんです。

ひひざる 狒々猿

山に棲んでるというおそろしい獣で、
人里を荒らしたり、人間に親切なことをした見返りとして
お嫁さんを要求して来たりします。



狒々(ひひ)などと同様な存在で、
ひいひいざる」なども仲間。



以前、阿波の国の「ひひざる」をアップしてますが、
あちらは特殊なほうの性質情報がついてる例であって、
きょうのはプレーンなほうのひひざる。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
じゃーーーーーーーーーーー。「さるのばり」さんです。

さるのばり 猿の尿

山のなかの田畑に水を入れる作業が出来ずに
困ってるおじいさんの手助けをするときに、
大きな猿(さる)や狒々(ひひ)などがやってくれる
すごいこと。


おしっこをするとものすごい量の水になって、
あっという間に田畑に十分な水がゆきわたるんだソウナ。




さるむこ(猿聟)たちの昔話のなかに見られる行動のひとつ。
水をキチンとまいたり、運んだりする場合もありますが、
こういう能力でやってくれることもあるわけです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
豊年豊作。「くわいれのまつ」さんです。

くわいれのまつ 鍬入れの松

正月11日の早朝におこなわれる
「鍬入れ」のときに用いられるおまじないで、
正月に門松に使った松に、
お供え餅の下に敷いてた紙を切ってつくった幣束をつけたもの。



これを畑に立ててから鍬入れをすることで、
その年の豊作を願うことが出来ると考えられてました。
武蔵の国では、門松の左側の松を使うものだとされてました。
お正月のお餅の下に敷いていた紙は「からすべい」(烏幣)や
べろのかみ」などにも用いられてます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
田んぼパワー。「べろのかみ」さんです。

べろのかみ

田んぼに立てられるおまじないで、
正月に鏡餅の下に敷いてた紙を三角に折ったもの。



これを立てることで
稲の苗がよく育つようになると考えられてました。



磐城の国などでは、いっしょに
山から採って来たお花(桜や山吹など)が飾られます。
お正月のお餅の下に敷いていた紙は「からすべい」(烏幣)などにも用いられてて、
行事に用いられた品物の一部を用いて田畑に立てるのは、
せがきのはな」(施餓鬼の花)や「せがきのはた」(施餓鬼の幡)などに近い用いられ方。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
逆についてるよ。「さかてんぼ」さんです。

さかてんぼ 尻坦覆

頭がしたのほうに生えてて、
ふつう頭のあるあたりにおしりが生えてる妖怪。


豆絵などに描かれてる画像妖怪。
特に呼び名はないようです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
湯本コレクションから。「くびがてのひら」さんです。

くびがてのひら 首が掌

首の部分が手になっていて、
頭を手が持ってるようなすがたをしてる妖怪。



益田玉城の描いてる絵に見られるデザイン。
特に呼び名などはない模様。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
山のはの月が照らすやつ。「くらきよりくらきみち」さんです。

くらきよりくらきみち 冥きより冥き道

この世の闇とあの世の闇のこと。
迷いの状態のまま、また迷いのなかに入ることを説いた表現。


和泉式部の「くらきよりくらき道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山のはの月」という
和歌を通じて、よく知られることば。法華経にある
「従冥入於冥」(くらきよりくらきに入りて)を織り込んだ歌の文句になってます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
妖徴の原因は。「きょうふくこんざつ」さんです。

きょうふくこんざつ 凶服混雑

漢字で書くと「凶服混雑」で、「吉凶混雑」とも。
天下のひとびとに縞素(こうそ、白いままの衣や冠、喪のために着用される凶服)を
着用させる命令を出してる状態のまま、
おまつりも同時におこなってる状態のこと。



神々はそういう状態を怒って、
たたりを起こすと考えられてました。



五行志では「縞素 凶喪之象」と古くから言及があります。



延暦元年(782)に災異や妖徴がつづいて起こったことの原因
としてあげられたもので「吉凶混雑」のままになってる状態を
はやくとかねばなりません、ということで桓武天皇は長くつづける予定だった
縞素(喪服・凶服)の着用をやめさせたといいます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
呼び合うのを阻止セヨ。「かんのんどうのおに」さんです。

かんのんどうのおに 観音堂の鬼

肥前の国の竹崎島の「鬼祭り」に関する言い伝えに出て来るもので、
観音堂に封じられてるとされる鬼。
「やとのはなのおに」(夜灯の鼻の鬼)とは夫婦。




正月5日に、夫婦同士が呼び掛けあうと言います。
お互いの呼び掛けが通ってしまって、封じられた鬼箱から鬼が出て
いっしょに叫びあうと島はひっくりかえってしまう、と考えられてたため、
その声を打ち消すために、大声をみんなであげて地面をたたく
「鬼祭り」をやるのだと語られてたそうです。



プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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