▼本日の妖怪（6390）あたまをかきたい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
鯉・鯛・鯛・鯉・「あたまをかきたい」さんです。

失敗ごとで小さくなってしまっりしたカンジの
へんな鯛（たい）のおさしみ。

戯文などにみられるもので、懐石のさしみ見立てなどに出て来たりします。
「頭をかき」と「掻き鯛」（さしみの切り方の一ッ）のぬえ合成。

▼本日の妖怪（6389）おいとまごい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おさしみ、きょうは鯛じゃないよ。「おいとまごい」さんです。

悪事があばかれて職をとかれてしまうカンジの
へんな鯉（こい）のおさしみ。

戯文などにみられるもので、懐石のさしみ見立てなどに出て来たりします。
「いとまごい」と「鯉」のぬえ合成。
罰を受けた権力者などへのくすぐりとして用いられたりします。

▼本日の妖怪（6388）はじをかきたい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おさしみきりきり。「はじをかきたい」さんです。

悪事があばかれて赤くなってしまったカンジの
へんな鯛（たい）のおさしみ。

戯文などにみられるもので、懐石のさしみ見立てなどに出て来たりします。
「恥をかき」と「掻き鯛」（さしみの切り方の一ッ）のぬえ合成。
罰を受けた権力者などへのくすぐりとして用いられたりします。





昨日の「はらをきらせたい」（腹を切ら瀬鯛）は「切らせたい」という動詞と
「鯛」のぬえ合成になってるので対象にたいしての呼び掛けで構成されてますが
こちらは「掻き鯛」というおさしみの切り方とのぬえ合成なので
呼び掛けではなく、対象自体が「恥をかき」という構成になってるのが注意点。

▼本日の妖怪（6387）はらをきらせたい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ほんにんは切らない。「はらをきらせたい」さんです。

悪事をかさねつづけるカンジのへんな鯛（たい）のおさしみ。

戯文などにみられるもので、懐石のさしみ見立てなどに出て来たりします。
「切らせたい」と「鯛」のぬえ合成。
罰を受けた権力者などへのくすぐりとして用いられたりします。

▼本日の妖怪（6386）むかしこいしき

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おさしみをおとどけ台。「むかしこいしき」さんです。

往時の栄華にしがみつきつつしおれているカンジの
へんな鯉（こい）のおさしみ。

戯文などにみられるもので、懐石のさしみ見立てなどに出て来たりします。
「恋しき」と「鯉」のぬえ合成。
罰を受けた権力者などへのくすぐりとして用いられたりします。

▼本日の妖怪（6385）きをもみゆずのすいもの

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もみもみはらはら。「きをもみゆずのすいもの」さんです。

気が気でないかおりの載っている、
心配で心配で仕方のないかんじのおすいもの。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
「気を揉み」と「もみゆず」のぬえ合成。

▼本日の妖怪（6384）たわけつくづくしじる

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
たわけ汁。「たわけつくづくしじる」さんです。

あきれ果てた野などに生えるたわけた「つくづくし」を料理した汁。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
「つくづく」と「つくづくし」（つくし）のぬえ合成。

▼本日の妖怪（6383）かおはあおみじる

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
困り顔色菜っ葉。「かおはあおみじる」さんです。

不安で仕方のない青い菜っ葉たちのどっさり入ってる汁。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
顔を青くすることと「青菜」のぬえ合成。
失策や断罪いろいろな場面の戯文の献立に用いられます。「顔は青菜」などとも。

▼本日の妖怪（6382）よいことせんだいこんじる

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わるいやつほどよくすする。「よいことせんだいこんじる」さんです。

悪人のもとにどしどし数多くふるまわれる、
悪い千大根（せんだいこん）の入った汁。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
「良事せん」と「千大根」のぬえ合成。

▼本日の妖怪（6381）みなよろこんぶじる

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
汁椀そのに。「みなよろこんぶじる」さんです。

悪臣などが処罰されると「いい気味だ、いい気味だ」とおどりあがる、
昆布（こんぶ）の入っ汁。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
「よろこぶ」と「昆布」のぬえ合成は、いたって定番なもの。

▼本日の妖怪（6380）しれたつみれじる

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
今週は汁椀でいきましょう。「しれたつみれじる」さんです。

かくされた悪事が露顕することでこねあがる、すり身の入った汁。

戯文などにみられるもので、懐石の汁椀見立てなどに出て来たりします。
「罪」と「つみれ」のぬえ合成。

▼本日の妖怪（6379）いずくへいくよもち

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ランダムぶっとびおもち。「いずくへいくよもち」さんです。

どこよくわからないところへ
ポイと飛び去ってしまったりする幾世餅（いくよもち）。

戯文などにみられるもので、懐石のお菓子見立てなどに出て来たりします。
「行く」と「幾世餅」（あんこがのっている焼き餅）のぬえ合成。
大名や旗本が何かをやらかして国替えになったりしたことを
あてこんだ戯文などに出て来たりします。