氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
惣変流りあとのお菓子そのいち。「ちをふきよせ」さんです。
惣変流りあとのお菓子そのいち。「ちをふきよせ」さんです。
血を拭きよせてぬぐいとるお菓子。
鮮やかなもみじのかたちなどをしています。
鮮やかなもみじのかたちなどをしています。
文政6年に発生した松平外記(まつだいらげき)の刃傷事件のときに出た
懐石見立ての戯文などにみられるもの。
刃傷で血だらけになった畳をとりかえたことなどをあてこんだもの。
「はなをつまみようかん」(鼻を撮羊羹)といっしょにお菓子として登場します。
懐石見立ての戯文などにみられるもの。
刃傷で血だらけになった畳をとりかえたことなどをあてこんだもの。
「はなをつまみようかん」(鼻を撮羊羹)といっしょにお菓子として登場します。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
惣変流のおかし。「はなをつまみようかん」さんです。
惣変流のおかし。「はなをつまみようかん」さんです。
はなつまみものな、ごりごりにお堅いようかん。
戯文などにみられるもので、
懐石のお菓子見立てなどに出て来たりします。
懐石のお菓子見立てなどに出て来たりします。
文政6年に発生した松平外記(まつだいらげき)の刃傷事件のときに出た
懐石見立ての戯文では、「血をふきよせ」といっしょにお菓子として登場します。
懐石見立ての戯文では、「血をふきよせ」といっしょにお菓子として登場します。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
国芳のつちぐもの絵に出て来るやつ、「けいあんのようかい」さんです。
「桂庵」(口入れ屋)の化けたもの。
国芳のつちぐもの絵に出て来るやつ、「けいあんのようかい」さんです。
「桂庵」(口入れ屋)の化けたもの。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪にそれが何だろうか
というのを貼り紙してあった妖怪の解釈にあるもの。
奉公人の給金引き下げについての桂庵(慶安・口入れ屋)の不振を
あてはめたものかと見られてます。
石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪にそれが何だろうか
というのを貼り紙してあった妖怪の解釈にあるもの。
奉公人の給金引き下げについての桂庵(慶安・口入れ屋)の不振を
あてはめたものかと見られてます。
「てびきばばあのようかい」(手引婆の妖怪)は同じ妖怪のまた別の解釈。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
国芳のつちぐもの絵の中にいるおかたから、「てびきばばあのようかい」さんです。
国芳のつちぐもの絵の中にいるおかたから、「てびきばばあのようかい」さんです。
岡場所などで仕事をしてた「やりてばばあ」の化けたもの。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。
「じごくのようかい」(淫売の妖怪)の近くに描かれてる
帽子をかぶった老婆体のデザインであることから、
奪衣婆とみられての連想と見られます。
『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。
「じごくのようかい」(淫売の妖怪)の近くに描かれてる
帽子をかぶった老婆体のデザインであることから、
奪衣婆とみられての連想と見られます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
国芳のつちぐもの絵に出て来る妖怪の中から「とくみどんやのようかい」さんです。
国芳のつちぐもの絵に出て来る妖怪の中から「とくみどんやのようかい」さんです。
廃止された「十組問屋」の化けたもの。
がいこつが寄り集まったかたち 。
がいこつが寄り集まったかたち 。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
『浮世の有様』におさめられたものや石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪に
それが何だろうかというのを貼り紙してあった妖怪の解釈にあるもので、
十組問屋の株が廃止されたことをあてはめています。
『浮世の有様』におさめられたものや石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪に
それが何だろうかというのを貼り紙してあった妖怪の解釈にあるもので、
十組問屋の株が廃止されたことをあてはめています。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
まだもうすこし国芳のつちぐもの絵の中から「じょろうやのようかい」さんです。
まだもうすこし国芳のつちぐもの絵の中から「じょろうやのようかい」さんです。
「女郎屋」の化けたもの。がいこつが9つ寄り集まったかたち。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。
吉原以外の岡場所の女郎屋などが禁じられたことについてをあてはめてて、
9つの骸骨を「九がい」と見て「苦界」とした見方。
『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。
吉原以外の岡場所の女郎屋などが禁じられたことについてをあてはめてて、
9つの骸骨を「九がい」と見て「苦界」とした見方。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
国芳のつちぐもの絵の中から、「たつのこうのようかい」さんです。
国芳のつちぐもの絵の中から、「たつのこうのようかい」さんです。
「龍野のとのさま」の化けたもの。貂(てん)のすがたをしてると見られます。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。
水野越前守忠邦と対立関係にあった播州龍野の殿様
脇坂中務大輔安董(わきさかなかつかさたいふやすただ)のこと。
行列のしるしに貂(てん)の皮を用いてることが
非常に有名だったところからのものと考えられます。
天保年間の『武鑑』にも、脇坂さまのところには
貂の皮がちゃんと出て来ます。
「しばいもののようかい」(芝居者の妖怪)あるいは
「しちやのようかい」(質屋の妖怪)とされる絵などを
対象にしてると考えられますが、ハッキリはしません。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
国芳のつちぐもの絵のなかから、「けんじょうなまだいのようかい」さんです。
献上品につかわれなくなってしまった「鮮鯛」(なまだい)の化けたもの。
国芳のつちぐもの絵のなかから、「けんじょうなまだいのようかい」さんです。
献上品につかわれなくなってしまった「鮮鯛」(なまだい)の化けたもの。
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。
石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪にそれが何だろうか
というのを貼り紙してあったもののなかにある解釈。
贈答用の献上品としてつかわれる鯛(たい)を現物ではなく
相当量の現金で行うように変更したことを受けたもの。
石井研堂が所蔵していた同図のいくつかの妖怪にそれが何だろうか
というのを貼り紙してあったもののなかにある解釈。
贈答用の献上品としてつかわれる鯛(たい)を現物ではなく
相当量の現金で行うように変更したことを受けたもの。
「りょうりぢゃやのようかい」(料理茶屋の妖怪)は同じ妖怪のまた別の解釈。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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