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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
妖怪ありて住人に災いあり。「やしきのようかい」さんです。


やしきのようかい 屋敷の妖怪

屋敷にすみついていた妖怪で、いろいろにあやしいことを起こして、
住んでるひとを驚かしたりします。




殿様の参勤交代にお供をして安芸の国の広島に住むことになった武士が
自分の住むことになった屋敷のすぐ近くに
とても良い空き屋敷をみつけ「こちらに住みたい」と要請。
すると「この屋敷は妖怪ありて住むとわざわいあり」と告げられるのですが、
「そんなことはかまわん」とお引っ越し。





毎日のように「やなり」(家鳴)が起こったりして
確かに妖怪な屋敷だったのですが、武士はかまわずに生活。




すると、ある日、江戸から伯父上がやってきて
「この屋敷はみなも忌み憚っておる、住むのは止めよ」とご意見。
「……わざわざ伯父上がそのようなことを言いにこちらまで来るはずは無い、あやしいぞ」
と武士はたちまちこれを斬ってしまいます。




しかし、死体はいつまでたっても伯父上のまま。




「これは大変なことをしてしまった……」と思い、切腹をしようとしますが
「どうせ切腹するのなら、もっと確かめておこう」と伯父上の死骸の首をはねてみると、
遺骸は消え去り、おそろしげな老人すがたの妖怪が出現。
「御身ほどの剛勇の者ははじめてじゃ、我は立ち退くによって、ここに永住なされよ」
と退散しましたソウナ。











『耳袋』にあるもの。武士の名前などは
聞いたが忘れちゃったそうです。






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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
婦人をぬすむを好む。「ろうえんようき」さんです。

ろうえんようき 老猿妖鬼

漢字で書くと「老猿妖鬼」
晋州の含山という山の中にひそんでたという妖鬼で、
正体は年をへた猿(さる)だったといいます。



山からおりて来ては女をさらってましたが退治され、
つかまってた女たちは無事に助け出されたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」 へのアップは
枇杷の木の下で、「びわかじょし」さんです。

びわかじょし 枇杷下女子

漢字で書くと「枇杷下女子」



熙寧6年(1073)、陸竜図のやしきの東南隅に生えてた
大きな枇杷(びわ)の木の下に現われたというもので、
夜中に何人もの女子が木の下でしくしくと泣いてたというもの。
近づいてみるとスッと姿が消えたトカ。




熙寧7年と8年(1074-1075)に起こった大ひでりや流行病の
きざし(鬼兆)だったのではないかといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぽこ、にょろりん。「きっちゅうだ」さんです。

きっちゅうだ 橘中蛇

むかし、賈潭というひとが升くらいの大きさのある
大きな橘(たちばなの)実を手に入れたのですが、
何かふしぎともぞもぞ動くので、あやしんで皮をむいてみると、
中に小さいふしぎな赤いへびがいたんだソウナ。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
たきびぱちぱち。「きのせい」さんです。

きのせい 木の精

土佐の国の幡多郡のあたりの山に出たといわれてるもので、
木をきる仕事をしてる杣人(そまびと)たちがたき火をたいてると
どこからともなく見知らぬひとがやって来て、
一言もことばを発さずにただ黙って
火にあたっていったりするんだトカ。





山の中に生えてる樹木がそんな風にすがたを変えて
現われてるとかいわれてたソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
音がさらさら。「みよしにゅうどう」さんです。

みよしにゅうどう 三好入道

種子島につたわるもので、ものすごく背が高い。
夜道にあらわれてさらさらさらさらと
布をまとって歩いていくような音がしたりしたといいますが、
すがたは黒い影みたいでよく見えないソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おちゃあがれ。「めもはなもなきこぞう」さんです。

めもはなもなきこぞう 目も鼻も無き小僧

顔の中に目も鼻もくっついてないという子供すがたの妖怪。
お茶をもってきて「どうぞ」と進めてくるなどのいたずらで
ひとをびっくりさせます。



絵草紙などに出て来るもので、「さどうこぼうず」(茶道小坊主)の変型。
はじめからこういう顔で登場しておどろかせるパターン。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
かねまっくろ。「ししおんな」さんです。

ししおんな しし女

10丈ぐらいもあるという巨大な女のあたまで、
とつぜん現われては鉄漿(おはぐろ)まっくろな歯をみせながら
「しししししし」と笑ってくるというもの。



けらけらおんな」(倩兮女)などの仲間。
「ししと笑いて」というのは『公平入道山めぐり』など浄瑠璃などに見える笑い方。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ぶわーん。「はえむしあずき」さんです。

はえむしあずき 蝿小豆

飛騨の国の吉城郡などにつたわる昔話に出て来るもの。
むかし、きたない乞食坊主がやって来た時に
小豆(あずき)を煮てたばあさんが、



「これは小豆じゃないよ、はえむしを煮てるんだ、あげられないよ」


と分けてくれという頼みを断ったところ、ふたをあけた鍋の中は
はえむしに変わってたというもの。




乞食坊主の正体は弘法大師だったとされてて、
大師の日(11月23日)を過ぎないうちに煮たりすると小豆は
「はえむしみたいにクサイ」といわれたりもしたソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ぴかぴかきらきら剣さん。「どうけんせい」さんです。

どうけんせい 銅剣声

『聞見後録』などに記載のあるもの。
むかし、お百姓さんが牛たちをつかって畑の土おこしをしてたところ、
畑の土の下から何か声がしてきて牛たちも人々もびっくり。
調べてみると銅剣があったので、持ち帰って牛小屋に置いておいたところ、
今度は夜になるとぎらぎらとひかり輝きわたって
牛たちがまたまたびっくり。




びっくりして牛小屋の外に投げ捨てたところ、
銅剣はたちまち飛び上がってどこかにいなくなってしまったソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
みずぎわあいいろもこもこ。「すいさいせいてん」さんです。

すいさいせいてん 水際青靛

漢字で書くと「水際青靛」。
水ぎわの水面に発生するという青いもので、これがあらわれるのは
風雨による荒天がやってくることの兆しであるといわれてたソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
夜中に女の声で泣く(ものまね)。「だいびゃくち」さんです。

だいびゃくち 大白雉

漢字で書くと「大白雉」



貴州などにつたわる昔話にでてくるもの。
ものすごく大きな図体をした真っ白い体の雉(きじ)で、
ものすごいつむじ風と共にひとをさらっていったり、
夜中にひとのような声をたててひとびとをこわがらせたりします。






プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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