氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
群体バージョン。「びんぼうがみのす」さんです。
群体バージョン。「びんぼうがみのす」さんです。
むかし、お金持ちな男と貧乏な男が住んでて、
貧乏な男も同じぐらい働いているのにどうして貧乏なのだろう
とふしぎになった金持ちの男が、ある日
るすになってる男の家で物音がしたのでコッソリのぞいてみると、
小さい子供がいっぱい家にいて、
物をいじくってぼろぼろにしたり、
物を喰ったりしてたのでびっくり。
貧乏な男も同じぐらい働いているのにどうして貧乏なのだろう
とふしぎになった金持ちの男が、ある日
るすになってる男の家で物音がしたのでコッソリのぞいてみると、
小さい子供がいっぱい家にいて、
物をいじくってぼろぼろにしたり、
物を喰ったりしてたのでびっくり。
「なにもんだぁ」と声をかけると
その小さな子供たちが一斉に自在鉤(じざいかぎ)にかけてある
大きなひょうたんの中へと消えてしまったので、
「この家が貧乏なのはあれのせいだ」と察知。
その小さな子供たちが一斉に自在鉤(じざいかぎ)にかけてある
大きなひょうたんの中へと消えてしまったので、
「この家が貧乏なのはあれのせいだ」と察知。
山から帰って来た貧乏な男にわけをきかせて
捨てろと提案してみますが「あれは代々家にある古いもんだから」と断られてしまい、
けっきょくその家はいつまでもそのままだったんだソウナ。
捨てろと提案してみますが「あれは代々家にある古いもんだから」と断られてしまい、
けっきょくその家はいつまでもそのままだったんだソウナ。
美作の国の真島郡美甘村などにつたわる昔話に出て来るもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おこわをたべて胃に残る。「かぎょそう」さんです。
漢字で書くと「化魚僧」で、日本の「うなぎのきゃく」(鰻の客)や
「いわなぼうず」(岩魚坊主)などと同様のおはなし。
むかし天長県にすんで魚や雁をとって暮らしてた
劉萬というひとの家に乞食僧がやってきたので
おかみさんがちょうどお釜に入ってたお赤飯をほどこしてあげたところ、
「明日大きな魚が捕れるかも知れんが
それはどうぞ殺さないでやってもらいたい」
と、僧は語って去ります。
おこわをたべて胃に残る。「かぎょそう」さんです。
漢字で書くと「化魚僧」で、日本の「うなぎのきゃく」(鰻の客)や
「いわなぼうず」(岩魚坊主)などと同様のおはなし。
むかし天長県にすんで魚や雁をとって暮らしてた
劉萬というひとの家に乞食僧がやってきたので
おかみさんがちょうどお釜に入ってたお赤飯をほどこしてあげたところ、
「明日大きな魚が捕れるかも知れんが
それはどうぞ殺さないでやってもらいたい」
と、僧は語って去ります。
次の日、ほんとうに大きな魚が捕れたのですが、
劉萬が僧のたのみなんか耳にしなかったョということにして
その魚をさばいてみたところ、
大魚のお腹の中にはお赤飯が入ってたんだトカ。
その後、劉の家は没落してしまったといいます。
劉萬が僧のたのみなんか耳にしなかったョということにして
その魚をさばいてみたところ、
大魚のお腹の中にはお赤飯が入ってたんだトカ。
その後、劉の家は没落してしまったといいます。
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背負ってダッシュ。「おおきなおけのやまんば」さんです。
背負ってダッシュ。「おおきなおけのやまんば」さんです。
大きな桶(おけ)を背中におってる「やまんば」。
隠岐につたわる昔話などにあるものです。
どうしてそんな大きな桶を背中におってるんだと訊くと、
「たきつけにするものを持って帰るんだ」と答えるのですが、
実のところは人間を中に入れて持って帰るための桶。
隠岐につたわる昔話などにあるものです。
どうしてそんな大きな桶を背中におってるんだと訊くと、
「たきつけにするものを持って帰るんだ」と答えるのですが、
実のところは人間を中に入れて持って帰るための桶。
いっしょに山へのぼって、つれさらわれてしまったおじいさんは、
山姥が少し疲れて休んでいるうちに桶からそっと抜け出して
命びろいしましたトサ。
山姥が少し疲れて休んでいるうちに桶からそっと抜け出して
命びろいしましたトサ。
桶に入れて連れて行ってしまう部分や脱出する箇所は、
ごはんを食わないお嫁などの昔話の途中の展開とかさなってます。
ごはんを食わないお嫁などの昔話の途中の展開とかさなってます。
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ぴっかー白鷺。「しらさぎのひかりだま」さんです。
上野の国の邑楽郡などにつたわるもので、
夜うすぐらいときなどに空中を飛ぶひかるもの。
必ず横方向にひかりの尾を引きながら飛んでる
といわれてました。
――ひょーせんがわりとちからを入れたいと感じてる
狐狸などの化け動物に対して印象のつよみが世間にまだまだ低めな感じの
鷺などの化け種目のひとつであります。
ぴっかー白鷺。「しらさぎのひかりだま」さんです。
上野の国の邑楽郡などにつたわるもので、
夜うすぐらいときなどに空中を飛ぶひかるもの。
必ず横方向にひかりの尾を引きながら飛んでる
といわれてました。
――ひょーせんがわりとちからを入れたいと感じてる
狐狸などの化け動物に対して印象のつよみが世間にまだまだ低めな感じの
鷺などの化け種目のひとつであります。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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