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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ライトじじい。「ひのたまじいさん」さんです。

ひのたまじいさん 火の玉爺さん

加賀の国の小野坂というところで
見られたことがあったという、ふしぎなじいさん。

夜道をあるいてるひとの前を明かりをつけて歩いてて、
追いつこうとしても、いつまでたってもなかなか追いつけなかったといいます。
ひかる珠のようなものを持ってたといい、
坂井数右衛門という武士がこれになんとか追いついたところ、
フーッと明かりを消して山の中に消えてしまったトカ。


一緒に、ばあさんも歩いてたようです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
しくしくテンプル。「ちごのれい」さんです。

ちごのれい 稚児霊

青森の宮田につたわるもの。

荒れ寺にあらわれたふしぎな稚児(ちご)で、
夜な夜な手紙を読んでしくしくと泣いては
夜明けと共に阿修羅のような姿になって消えていきました。
その寺にたまたま泊まった旅のお坊さんがわけをきくと

「自分は病で死に、いいなづけだった娘は遠い都へ行ってしまったので、悲しんでる」

ということだったので、手紙を奪い取ってかまどにくべて焼いたところ、
もう姿を出さなくなったといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
つるつる。「はぎわら」さんです。

はぎわら 禿童

「禿童」という意味の、「ひょうとく」などのなかま。
壱岐につたわるものです。

竜宮にいるという子供で、あたまをつるつると撫でて
欲しいものや願い事をいうと、
それがすぐ出て来たり叶ったりするというふしぎなもの。
「美々しい家になったし、こんな童はいらないな」
と竜宮に返してしまったら、望んだ物事はすべて
モトに戻ってしまったという結末。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
なぜか大忿怒。「おおみねのいそう」さんです。

おおみねのいそう 大峰の異僧

美作の国勝田郡の会蔵坊(かいぞうぼう)という行者が、
大峰に行ったときに出遭ったというよくわからないふしぎな僧侶。

はなしをしてるうち、会蔵坊が

「拙僧の国では今頃もう茄子(なす)が実を結んでる」と語ると

「そんなことは無かろう、こんなに早くからは茄子は実らぬ」

と異僧が返答。

「いや、まことじゃ。近くであるなら今でも下山して見せてやるわ」

と会蔵坊が言うと、異僧はたちまちのうちに
物凄い忿怒の形相になったといいます。
怖くなった会蔵坊がすぐに国に帰ると、
茄子畑は荒れ果てており、
会蔵坊の娘はずたずたに裂かれて
その畑のわきに転がってたんだトカ。


じつにナゾ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
いたらぬ水のそこもなし。「うみうば」さんです。

うみうば 海姥

海の中に住んでいる妖怪。
波のあいだから出て来て浜のひとに声をかけて来たりもします。
こちらの「海姥」さんは、
『合浦』などを下敷きにしてつくられたらしい能(『うみうば』)に
出て来ることが確認できます。

やまんば」(山姥)を受けてのものなのだろうと想像されます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
こんばんは。「さんからけい」さんです。

さんからけい 山から鶏

夜になると山から出て来て
おじいさんの家の戸口で

「さんからけいが来たど」

と声をかけてはビクビクさせてたという妖怪。

なんだかわからなかったが斬ってみたところ、血が点々とつづいてて、
正体は山の中にいたでっかい鶏(にわとり)の化けたものだったと知れたトサ。




越後の国の山古志村などにつたわるもの。
「さんからけい」というのは「山(サン)から鶏(ケイ)」で
音読みで正体がわからないなぞなぞは、蟹の妖怪などにもある方式のもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
泣くパイン。「にほんまつのあかご」さんです。

にほんまつのあかご 二本松の赤子

麻布の松平左近の屋敷から生えてたらしい松の木で、
赤子の泣くような声をたてたりしたといいます。

麻布七ふしぎの一ッともいわれてます。
けど、くわしいことはつたわってはおらんです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おぐしあたらせていただきます「かみそりたぬき」さんです。

かみそりたぬき 剃刀狸

長門の国の俵山にいた狸で、ひとを化かしては
あたまの髪の毛をつるつるに剃ってしまったといいます。

この手のものは、関西以西には
狐・狸とわず、かなり数多くみられます。
5月の「和漢百魅缶」へのアップはじまりはじまりは 
お手伝いしておくりょ。「もめんひいてるばあちゃん」です。

もめんひいてるばあちゃん 木綿ひいてる婆ちゃん
山の中の一軒家にすんでる老婆で、いつも
びんこびんこ音をたてて木綿をひいてます。
継母に井戸に落とされて流された女の子が宿を求めて来たとき、
途中で石にはさまった魚、とりもちにつかまった鳥を助けてたのに感心して
金の釣瓶(つるべ)に乗せてやり、着物を黄金にして家に帰してくれました。
継母はそれを見て実の娘も井戸に流してみますが、実の娘は
途中で魚と鳥を見殺しにしてて、「とっとと金の釣瓶をみやげに渡せ」と迫ったので
婆ちゃんは泥で出来た釣瓶(つるべ)を渡し、
着物はどろどろに汚くなり、一生みじめな生活をおくるはめになったトカ。



長門の国の俵山につたわる昔話に出て来ます。
老婆自身は、女の子に「この木綿ひきを手伝ってくれ」と頼みます。
こんげつの「和漢百魅缶」へのアップ千穐楽は
せきゅりてーほどきます。「ふだへがし」さんです。

ふだへがし 札剥し

こちらは「札剥し」とあてれば字のごとく
家に貼ってあるおまもりのおふだなどを、
誰かにはがさせて家に入って来るもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
かんかんすととことん。「おくりばやし」さんです。

おくりばやし 送囃子

江戸の広尾ヶ原に出たというもので、
「たぬきばやし」(狸囃子)などの仲間。

どこからともなくお囃子の音が響いて来て、
いつの間にか自分の背後に近づいてきたなと思うと、
またいつの間にか音が遠ざかって消えてしまったというもの。

麻布七ふしぎの一ッ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
かぶるとメタモル。「どだぶくろ」さんです。

どだぶくろ どだ袋

大隅の国姶良郡の上井にある諏訪神社の
本地ものがたりなどに登場するふしぎなもので、

これをあたまにかぶると、かぶってる間
そのひとは蜥蜴(とかげ)にしか見えないんだといいます。


中山太郎「異郷諏訪御本地」(『旅と伝説』14巻1号)で
中山太郎は「どだ」というのは「頭陀」(ずだ)かな? と言ってます。

うばかわ」(姥皮)などに近い存在です。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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