忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  
[329]  [330]  [331]  [332]  [333]  [334]  [335]  [336]  [337]  [338]  [339
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
むーかーしーーは海。「ちゅうじょうのにんぎょ」さんです。



備後の国の安那郡の中条につたわるもの。
何百年以上ものむかし、中条の土地は海だったそうで、
その海で採れたのだという「人魚」。


むかし、中条うまれの修験者が
信州の山奥で宿をかりた老婆が


「坊さんは中条のうまれか、わしもそうだ、今も海はどんな感じだ」


とたずねて来たので


「中条には海なんてない、海はだいぶ遠いぞ」


と語ったところ、この老婆は
海でとれた人魚を食べて寿命がのび、諸国を遍路しているうちに信州につき、
暮らしているのだと話しましたとヤラ。




「八百比丘尼」な、おはなしのひとつ。


PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おいしいあぶら。「きつねのあぶらなめ」さんです。



信濃の国の下伊那郡などにつたわるもので、
きつねたちが化け術をつかって、
人間が髪の毛をかためるためにつけているあぶらを
好んでぺろぺろなめたというもの。


穴の中から音がきこえるから「なんだろう」と思って覗き込むと、
なかで浄瑠璃などがおこなわれてて「こりゃすごい」と聴き入ってたりするあいだに、
ぺろぺろぺろぺろとなめられちゃってたという寸法。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ころころしゃりりん。「ことびきとうげ」さんです。



但馬の国の養父郡関宮の琴引峠につたわるもので、
峠道の真ん中にたつとどこからともなく
お琴の音のようなものが聴こえてくるんだトカ。


むかし、豊臣秀吉によって落城した
八木城のお姫様が毎日ひいてたお琴の音が残ってるといわれてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
漢土産が連射されてた今月、ひさしぶりにパタパタと日本産へ戻りまして「ほんどうどり」さんです。



播磨の国の美嚢郡の福吉につたわるもので、
5月ころになるとやって来て「本堂建てたか本堂建てたか」と鳴きに来るという鳥。


みんなはこれが来ると、
田植えの時季だなどと言ってたといいます。



むかしお寺の本堂を建設途中に、具合がわるくなって
死んでしまった大工の棟梁の遺体から飛び去った鳥がこれになった、といわれてて、

病床に臥せってたときに口にしていた
お堂が完成したのかどうかをずっと聞きつづけてるんだソウナ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
パチンとたたけば鼠の糞? 「じょしせいか」さんです。



河南省の登封に出たというふしぎなもので、
ぴかぴかと蛍(ほたる)のような星火が浮かび飛んできたので、よく見ていると
その中にかわいい女子の姿が浮かび出て来たりしたといいます。


あるひとがこの星火を
なんだこんなものと手で撃ちつかんでみると、
手の中ではねずみの糞のような小さいころころしたものになっており、
割って見ると頭が赤くて体の青い小さい虫が出て来たトカ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ウエポンからフラワー。「ぎじょうげ」さんです。



儀仗からとつぜんに
花がにょにょにょにょと生えだすというふしぎなもので、
これが起こるのは主君が亡くなる兆しである
とも言われてたそうです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
しおみずにわかめ踏み分け鳴く鹿の。「ろくしぎょ」さんです。



漢字で書くと「鹿子魚」
羅州の海などにいるという魚で、

春や夏になるとこれが地上に跳ね出て来て
鹿に変化するといわれてました。



『嶺表録異』には「肉腥 不堪食」などともあって、
肉はなまぐさいらしく、あまり食用向きではないソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
もぐもぐもぐもぐもぐ。「せいいこ」さんです。



青衣というのは、女中さんのこと。

唐のころ、沈東美というひとの家に
数年前に亡くなったはずの青衣のおんなが現われて

「わしは神になったのじゃ、おくさまが心配になってやって来た、
 しかし腹が空いておる、一餐そなえよ」

とごちそうを要求。


もぐもぐとそれを食べると姿を消してしまいました。

家の者があやしんで家のまわりを探してると、
草むらの中に狐がねっころがっており、大きな腹を裂いてみてみると、
先ほど出したごちそうの献立と同一のものばかり出て来たので、

正体がしれたソウナ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
いまのシーズンは土に居ます。「らい」さんです。




漢字で書くと、そのものそのままな「雷」で
雷州に多くいるという雷獣。


春から夏にかけては
天からふつうの雷として落ちて来たりしますが、
秋から冬にかけては地上にいて
地面の中にもぐって住んでるといいます。



いのこ(豚)のような姿をしてて、
どうやら食べられるようです。


日本の「かみなり」(雷鼬)などはこういったものの影響下にあります。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
パーティーしてるかた。「りくはんがん」さんです。



むかし建康にいたある楽人(がくにん)が

「陸判官さまのお召しである」

と、やって来た男たちにつれられて
陸判官のおやしきに行き、酒宴の席をひと晩もりあげたのですが、

フト気が付くとそこは野っぱらな塚で、おやしきなどは無く、
古くから「陸判官塚」と呼ばれてる場所であったトカ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
てんじるしのお薬はイケマセン。「しとうろ」さんです。



漢字で書くと「屍頭顱」――薬や術に使おうと
墓あばきをして他人のあたまを盗んだりすると
発生したりしたというもので、


切り離して来たあたまが突然巨大になったり、
髪が逆立ったりと変化して犯人を大いに恐れさせたトカ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ラッヘー。「らへい」さんです。



ものすごく図体のおおきい
目の玉が4つで脚の3本のふしぎな異鳥で
「羅平羅平」という声で鳴くといいます。


咸通(860-874)のころ、山の中に出没したことがあり、
国に兵の起こる兆しであると占われたといいます。



プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]