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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
佃承よりの不明物件。「あみどくろ」さんです。



舟のうえで海にあみを打って引きあげてみると、
10ちかくのどくろがごろごろごろごろ入って来るというもの。


おはなしとしてだけ存在してるようで、
詳しいことは不明です。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
夜ぴかぴか。「やゆうじょし」さんです。



漢字で書くと「夜遊女子」で、伏尸の精がこれになるとも。


ふわふわと飛ぶ明かりで、
青っぽい色のものが家に入って来たりするのは吉、
赤っぽい色のものが家に飛込んで来たりするのは凶、


それぞれのきざしだともいわれてました。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ミネラル発生。「きんてつじしょう」さんです。



漢字で書くと「金鉄自生」で、みて、そのまま。
なにもないところからぽっこり
金や鉄などの鉱物が出て来るというふしぎなこと。


これが起こるのは
国に兵が起こるまえぶれだといわれてたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
呉の国風、たにしの化け術。「でんらじょ」さんです。



漢字で書くと「田螺女」で『集異記』などに載ってる
大きな田螺(たにし)が化けたもの。


道に迷ったひとなどが家をみつけて
泊めてくださいと入ってくると親切に泊めてくれたりしますが、
起きてみると泥だらけな田んぼの中で、
食べさせてもらった夕食なども泥や草だったりしたといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ひでりだニョロ。「せきびゃくだ」さんです。



漢字で書くと「赤白蛇」で、
あたまが赤くてからだが真っ白いというへび。
牛のような声を発したりします。


これが現われるのは
その地に大ひでりが起きるまえぶれだといわれてました。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
16文武将。「にはちのあつもり」さんです。



食料品の軍陣に名をつらねているひとりで、
蕎麦の武将。



値上げされたものなどが合戦をする軍記物などに出て来るもので
芳幾の錦絵『売買大合戦』などにも登場しています。


お蕎麦の「盛り」と「平敦盛」のぬえ合成。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
蜘蛛のあみあみ。「ヤカラカムイトノ」さんです。



アイヌにつたわるもので、おおきな蜘蛛[くも]のかみさま。



むかし、この世にあまりにも虫たちが多く居すぎることを怒ったかみさまが、
虫の数を減らす談判をしようとしたところ
ヤカラカムイトノが大きな網(あみ)を造って、そのかみさまを捕縛。
ふんづかまえて動けなくしてしまい、その計画を阻止したので
現在もこの世には虫がいっぱいいるんだソウナ。



美幌などにつたわるおはなしにあるもの。
ヤカラは「あみを造る」といった意味。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、 
ロングヘアーーーーーーーーーーーー。「みょうじょうがたきのやまんば」さんです。



越後の国の小滝村につたわるもの。


村の近くの山にすんでたというやまんばで、
ときどき高い滝壷の上から髪をくしけずってたりしたといいます。


髪の毛はとても長くて、
滝の下の川にまで届くほどだったソウナ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぶくぶく女鬼。「しろきめ」さんです。



『帰雁記』などにあるもので、越前の日野川につたわるというもの。


むかし平泉寺の僧侶にひとめぼれした娘が
川に身を投げて鬼形のすがたになって水中から出るようになったため、
白鬼女川という川の呼び名が出来たといわれてます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
松田重高の御家中。「よろいがえる」さんです。



出雲の国につたわるもの。
よろいをつけてるようなごつごつした体の蛙かえるたちだそうで、
むかし、毛利の軍勢によって攻め落とされた高取城のさむらいたちが
主君のあとをおって沼の中に没したあと、これに変じたといわれてたそうです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
一本橋、ストゥーパ。「じごくざわのたかそとば」さんです。



尾張の国の鳴海につたわるもの。

むかし、藤原元命(ふじわらのもとなが)が女のもとに通う途中
鳴海山にあった地獄沢という川にさしかかったとき


「足がぬれると冷たいので何か渡すものはないか」


と辺りをきょろきょろ。近くに地蔵を彫りつけてある高卒塔婆があったので
それをひっこ抜かせて川に架け渡して上を踏み歩いて行ってしまいます。



その罪によって元命とその従者は、
やって来た獄卒によって地獄に送られてしまったのですが、
地蔵のたすけによって一度は甦生。

しかし、元命はその後も悪業を改めることはなく
最期はあわれなものだったソウナ。



やって来た獄卒は大きな青鬼だったそうで、
甦生した従者のほうは、地蔵をまつった「青鬼山地蔵寺」という寺を
建てたといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
正しい警報吠え。「くだん」さんです。




上野の国の山田郡などにつたわるもの。

むかし、日本に麦が存在しなかったとき、
足に麦を隠して唐土から持ち帰ろうとしたひとがあったのですが、


「こいつは麦どろぼうだ」


と吠えかかったのが「くだん」という名のこの犬。



この「くだん」は斬り殺されて(あるいは撲り殺されて)しまうのですが、
あとで麦を隠し取られたことが知れ


「くだんは本当のことを言ってたのだ」


ということになり、そのことから書類に本当のことであるというしるしとして
「よってくだんのごとし」という言葉がつけられるようになったのだソウナ。



牛のかたちの「くだん」(件)と同様な
「仍て件の如し」の語源になったというおはなしですが、
前半は弘法大師などが穀物を日本へ伝えるおはなしにつながっています。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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