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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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10年目突入後もバリバリゆくほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
宇治拾遺のなかからニュー、「かんのんきょうのへび」さんです。

かんのんきょうのへび 観音経の蛇

むかし、いい鷹(たか)を捕ろうとして
足を踏み外して深い深い谷に転落した男が、
日頃おがんでた観音経を一心に唱えてたところ、
2丈ばかりもある大きな蛇が谷底から出現。

「これは喰われておれもおしまいだ」

と男が震えてましたが、蛇は全く男には目もくれず
するすると谷からあがろうとのびてゆくので、
持ってた小刀をこの蛇につきたててつかまり、
無事に深い深い谷から脱出できた、というもの。


『宇治拾遺物語』にあるもので、
この蛇に刺してつかまった小刀が、家の観音経の経典に
刺さってたことから、経文が大きな蛇に変じてたんだ、
とわかったというおはなし。


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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ケロケロ糸つむぎじゃー。「おりょうざかのがま」さんです。

おりょうざかのがま おりょう坂の蝦蟇

常陸の国の茨城郡の上加賀田につたわるもの。

むかし、おりょうという
糸つむぎの好きだった娘が行方知れずになり、

その後、山にある坂道に、行灯(あんどん)をともして
糸つむぎをする娘姿の妖怪が出たんだとか。



猟師などが何人かこれを退治しようと出かけましたが失敗。
ある猟師が、行灯を狙って見たらどうだろう、と
鉄砲を撃ち込んでみたところ、女の姿は消えて、
大きな蝦蟇(がま)が倒れてたソウナ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
寝相もぞもぞ。「しやもし」さんです。

しやもし

肥後の国の阿蘇郡の広木などにつたわるもので、

「しやもしや いねやさるねや 我がとこを
       ねるぞねたるぞ ねたるぞねぬぞ」 と

就寝前に3遍となえてから眠れば、決して夢は見ないんだトカ。

庚申の日の、ねぬぞねたかぞねたかぞねぬば、などの歌の類で
「しやもし」は「ししむし」が転訛したもののようです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おなじみの名工。「こじまのうし」さんです。

こじまのうし 小島の牛

越前の国の湊上町にあった
小島という薬屋さんの看板だった牛の彫り物で、
左甚五郎の作。

あるときから夜ごと夜ごとに動き出して、
青物屋や果物屋などを襲ったりしてたといいます。

正体がこれであると知れた結果、
目と脚が削られて、それ以後はもう動かなくなったといいます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぷるんぷるん。「ぬれぼとけ」さんです。

ぬれぼとけ

モトにしてるものは、
19世紀から20世紀初頭ころのものとおもわれる
絵に描かれてるもので

びろ~ん」のモトとなってるものですが、
どんな妖怪なのかは不詳です。




和漢百魅缶はきょうの「ぬれぼとけ」で「すだま」のアップから10年になりました。
いつのまにか、そんなにたってるんですね。
(いままでの更新の順番は、和漢百魅缶工場年代記とかでお眺めあれ)


ぬれぼとけぬれぼとけぬれぼとけぬれぼとけぬれぼとけぬれぼとけ



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
四茂助さんの裏の狐。「いたろうぎつね」さんです。

いたろうぎつね 衣太郎狐

尾張の国知多郡高横須賀村にいた古狐で、
四茂助(よもすけ)という家の近くにあった
やぶの中にむかし住んでたといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
背の高いほうの壁。「たかかべ」さんです。

たかかべ 高壁

讃岐の国の大川郡などにつたわるもの。
目の前にいきなり壁のようなものが出来て、
前に進めなくなってしまうといいます。


佐渡の「ふすま」や
土佐の「のぶすま」や
筑豊あたりに多い「ぬりかべ」などはお仲間。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ものうりの声さびしきや月の隈。「イユうりユーリー」さんです。

イユうりユーリー 魚売り幽霊

沖縄の南風原などにつたわる、
静かな夜などに「イユー、コーインチョウラニー」(魚、こうてくれんかー)
という魚売りの女の声が、
子供の泣き声といっしょに戸外から聴こえてくるもの。
子を連れてこんな晩くまで物売りかしら、
と戸をあけて呼んでみても誰もいなく、声ももうしなかったソウナ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
こんこここんぱち。「まごはちぎつね」さんです。

まごはちぎつね 孫八狐

三河の国の吉田の東漸寺というお寺にあった
穴にすんでたというおきつね。

村に盗っ人が出たりすると、
その盗っ人のもとにあらわれて
「ものをかえせ、ものをかえせ」と
声をたてたりしておどかし、
その犯行を露顕させたりしたともいいます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
沖の向こうに殿様ずらり。「おきのとのさま」さんです。

おきのとのさま 沖の殿様

加州の金石などにつたわるもので、
海にやってくることがある大きな大きなくじらたち。

これが数多く沖合いにやって来ることは
漁師たちの間で恐れられてたソウナ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
かくれざとうの系列婆さま。「かくしばばあ」さんです。

かくしばばあ 隠し婆

下総の国の千葉郡の麦丸村などでいわれてたもの。

晩い時間にかくれんぼなどをしてると、
これに隠されるなどといってたようです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
馬っぽいのに牛? 「とつがわのぎゅうき」さんです。

とつがわのぎゅうき 十津川の牛鬼

大和の国の十津川に出たというもの。

「ぎゅうき」のようなものらしいと言われてるものの、
実際はどういうものなのか名前は知れないといいます。
馬のようなかちで、ひづめはふたつに割れていて、
真っ黒、長い髪におおわれてるといいます。

肉食ではないようで、人がこれに出くわして驚いたということはあるものの、
食べられたりしたということは無いようです。


プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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