虎が化けます。「ようこ」さんです。

漢字でかくと「妖虎」さんです。
とらが人間の姿になって生活してたというもの。
むかし申屠澄(しんとちょう)という男は、漢州に赴任する旅の途中
大雪にあって道に迷ってしまいます。
なんとか見つけた一軒家に宿をかりると
その家の夫婦の娘がとても親切にしてくれたので
ひとめ惚れ。
そのままお嫁にもらいうけ、漢州へと無事たどりつきます。
子供もふたりうまれて任期も満了し、漢州からふるさとへ帰りますが、
途中で妻の家にたちよってみると誰もおらずがらんどう。
どうしたのだろうと申屠澄が思ってると、
妻は奥にかけられてた虎の皮のちりを払いながら
「あった!あった!」と出て来て一声うなり声をあげ、
とらの姿に変じるとそのまま山の中に消えてしまったソウナ。
この申屠澄と妖虎のおはなしは、『河来記』などに書かれてるもの。
漢州からの帰り道、嘉凌江で妻が詠む漢詩
「琴瑟情雖重 山林志自深 常憂時節変 頓負百年心」は
「くずのは」の「こいしくばたずねきてみよ…」とはまた逆のおもむきのうたデス。
ひっこしものがたり。「あんおうしだ」さんです。

洪の翠巌(すいがん)にあった
斉の安王(あんおう)のほこらに住んでたぬしで、とても大きな大蛇。
むかし、死心(ししん)という和尚さんがこのほこらの近くの寺にやってくると、
ここが異常に人民たちからもてはやされてる淫祠になってたので、
これをつぶして寺の脇にうつし、ほこらの跡地には庵をむすんで自分が住んでしまいました。
すると死心が眠ってるときにぬしが大蛇のすがたで出没。
しかし死心が大声で一喝したところ逃げて行ってしまいます。
次の夜は神のすがたで現れて
「余はもはやこの地に安住できぬ、ついては広南にひき移るによって
60人ばかり人手がほしい、そのことぜひ御諒承くだされ」
と言ってきたので死心はそれを許可します。
すると翌日、寺でつかってる壮夫たちが疫病にかかってばたばたと急死。
その数はちょうど60人だったといいます。
アイヌからツンツンツン。「カニツンツンピィツンツン」さんです。
アイヌにつたわるもので、「カニツンツンピィツンツンカニチャララピィチャララ」
という珍無類な鳴き方をしていたふしぎな鳥。
「おちちんぷんぷん」など、本州以南の各地にも分布してる
めづらしい鳴き声の鳥をたべちゃうはなしとおなじ種類のおはなしです。
パナンペ(むかしばなしに出てくる定番のひと)が山へ木の実を採りに行くと、
この鳥がくちの中にとびんこんできてゴクン。
すると「カニツンツンピィツンツンカニチャララピィチャララ」と
鳴き声そっくりのおならを出す体になってしまい、
ついにはそのふしぎな音色をお殿様にほめられ、ご褒美をたまわりましたんだトサ。
パナンペの真似をして大きなおならで殿様からご褒美をもらおうとしたペナンペは、
たべものの食べすぎで下痢をしてしまい、家臣たちに斬られて殴られて
血まみれになってしまいます。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党


