せんしゅうの「いとんぼう」にひきつづいての
画像妖怪のニューフェイスなかんじのひと、「しりめ」さんです。

あたまに眼の玉が生えていなくて、
からだのおしりのほうに眼の玉の生えているおばけ。
けものみたいな姿をしてますが、どんなものなのかはくわしくは不明。
ぬっぽり坊主にのちのちつけられた「しりめ」という呼び名とは
特に関係ありません。
まえ、新・妖怪党「not丑みつ四六時chu ポスター」 の中に
あえて「尻目」と「ぬっぽり坊主」を一緒にぶち込んだように、
蕪村の描いたアチラさんは、あくまでも「尻目」というのは20世紀に這入ってからの
呼び名でございますから、このあたり、ご混濁めされませぬよう。ご注意あれ。
絵巻物に描かれているものですが、同じ系統のものと考えられる絵巻物に、
似た姿かたちで、ちゃんと眼の玉が普通の位置に描かれている「むじな」という作例も見受けられて、
どういう存在なのかが少し疑問な妖怪です。
(ちょいとくわしくはコチラとかで)
イヨー、のみっぷりゴサカンゴサカン。「ますばみのろうじん」さんです。

越前の国につたわるもので、
ある酒屋さんにきたない老人がやって来て、枡酒をたのんだかと思ったら、
あっという間に一升枡いっぱいのお酒をほしてしまうので酒屋さんが驚嘆したというもの。
「枡食っぷりがすごいから酒はただでいいよ」
と言うと、老人はよろこんでもういっぱい。これもいっきにゴクー。
話をしているうちに「酒屋、お前の家では子の嫁をさがしとるだろう」と老人が言ってきたので
「えぇそうです」と答えたら「なら、礼として世話してやろう」といってどこかに帰っていってしまいます。
すると、間もないうちに店の奥でドサッという音がして、
すっぱだかの若い女がきょとんと座ってたそうで、話をきいてみると
「湯に入ってたら急にわきのしたがくすぐったくなって、気づいたらここにいた」
と女がしゃべったので、
あの老人は「てんぐ」だったんじゃなかろうか、とわかったんだソウナ。
ごはんの配給ーぅ。カチカチ。「いぶりやま」さんです。

越前の国、大野郡にある山で、
毎日、空からごはんが降ってきたというふしぎなお山。
むかし3人の比丘尼(びくに)が住んでいて、
このお山がくれるごはんを食べながら、生活して修行をしていました。
しかし、
あるときひとりの比丘尼が
「2人がいなくなれば毎日、山がくれるごはんの取り分が増えるわ」
とわるい考えを起こして、2人の比丘尼を谷に落として殺してしまいました。
そのとき以後、ごはんが降ってくることは無くなったんだソウナ。
比丘尼がほかの2人を突き落とした場所には「比丘尼落とし」、
ごはんが降るのが廃絶して飢え果てた比丘尼が下山して来たあたりには
「よろぼ」という地名がついたんだってさ。
古い絵巻からこんにちは。「いとんぼう」さんです。

宮川春水の描いたという『怪物図巻』という絵巻物
(狩野家の妖怪絵巻物みたいにデザインと呼び名が併記されてるもの)
の中に出て来るデザインおばけの一つで、
まるっこい眼の玉をした、ひょろひょろと細長い体のおばけ。
もちろん、ただの画像だけの画像妖怪ですので、
具体的にどういうものにゃのかといったことは、よくワカリマセン。
宮川春水の絵巻物は、耳が蓮の葉みたいなものがいたり、
御幣を持った神様の系統がいたりと、
「王摩」の載っている絵巻物に近いかおりのデザインと構成になっていて、
今後の追調査がまたれる絵巻物のひとつでした。(眺めた感想)
(妖怪仝友会のページにのせた「あつまれ妖怪絵巻物」の表の
「王摩」とか「王摩?」とついているあたりが、王摩な系統の絵巻物です
さがして眺めてみておくれや)
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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2008 新・妖怪党
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