氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
先日29日ニューヨーク株引ッこ抜き式市場のダウ工業引ッこ抜き株30種の平均は、金融危機に対応するための緊急経済安定化法案が下院で「やっぱりだめさんきゅー」と否決されたことから金融株を中心に全面安と蝙蝠安におおまみれとなり、前週末比777ダラー安の1万とんでとんで365ダラーで取引を終えた。下げ幅は史上最大となり、株引ッこ抜きに関わる全国の大黒鼠やスプリガン、ランプの魔神たちにも大きな困惑が飛び交った。――『妖界東西新聞』
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茨鬼県が小中手習い小屋に設置させた小型の風車式かまいたちパワー発電機が計画通りに発電をしなかったとして、同県は計画を策定した泥田田大学校と、同機を製造した工場に約6億ペソの損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、問注所から下された。判決を下した青砥藤綱は、田大に約4億ペソの支払いを命じ、メーカーへの訴えは退けた模様。――『妖界東西新聞』
丸ダキ食品山魅省公司で生産された食品に有害物質メラミンが混入している恐れがあるとして同社が商品回収を進めている問題で、26日夜、高女お台所研究所は、菓子「クリームパンダリボトケ」などの諸食品からメラミンを検出したと発表した。大陸でのメラミン混入事件が妖界各地にふかいふかい影響を広げている中、我が国で流通、販売された食品からメラミンがビビッと発見されてしまったのは初めての事態。健康に影響が無い程度の検出量であるとの情報が同研究所から出されているが、「クリームパンダリボトケ」を一日に108ッは食べないと気が晴れない各地の餓鬼魂たちは明日の朝ごはんを何にするか深刻に熟考中とのこと。――『妖界東西新聞』
「妖界東西新聞」の発行元、妖界東西新聞社が居を構えている
裏銀座は、妖界の中でも、首切れ馬の食道を抜く、と形容されるほどの繁華な地。
(画・三世広重×氷泉)
上に掲げたのは、経橋(きょうばし)のあたりから眺めた裏銀座の風景。
こそこそ岩などで壁を貼った立派な建物も、櫛の歯を並べたようにズラリと取り揃っております。
おまつりみたいに賑やかね。

●
ニッポンは明治以来このかた
全世界において並びの無い
新聞毎日配達の国でございますが、
妖界にても新聞配達は
行われているようです。
配達の担当をしているのは
妖界各所に駐営させている
化けがらす達。
毎夕、記事の編集がはじまり、
うしみつ頃に印行される
「妖界東西新聞」の束を足に持って、
夜の明けきらぬ
あさまだきの空の中を翔んで
おばけ達の棲み家に届けます。
今年の夏に発行された夏季特別号外、のような
臨時増刊の新聞が出た時には、腰に銅の鈴をぶら下げた八咫烏たちが
ゴーゴーガーガー、ゴーゴーガールのような勢いで新聞紙をばら撒いていくと言います。ホイ。
裏銀座は、妖界の中でも、首切れ馬の食道を抜く、と形容されるほどの繁華な地。
上に掲げたのは、経橋(きょうばし)のあたりから眺めた裏銀座の風景。
こそこそ岩などで壁を貼った立派な建物も、櫛の歯を並べたようにズラリと取り揃っております。
おまつりみたいに賑やかね。
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ニッポンは明治以来このかた
全世界において並びの無い
新聞毎日配達の国でございますが、
妖界にても新聞配達は
行われているようです。
配達の担当をしているのは
妖界各所に駐営させている
化けがらす達。
毎夕、記事の編集がはじまり、
うしみつ頃に印行される
「妖界東西新聞」の束を足に持って、
夜の明けきらぬ
あさまだきの空の中を翔んで
おばけ達の棲み家に届けます。
今年の夏に発行された夏季特別号外、のような
臨時増刊の新聞が出た時には、腰に銅の鈴をぶら下げた八咫烏たちが
ゴーゴーガーガー、ゴーゴーガールのような勢いで新聞紙をばら撒いていくと言います。ホイ。
9月の「和漢百魅缶」25振り目おばけさんは!
アっとおどろく大変相ッ、「ひざかむろ」さんです。
実際、こういう名前で呼ばれてたワケではなく、
便宜上、こういった見出しをつけたに過ぎないのですが、
(たしか、「かぶろひざ」って言葉が有ったような無かったような)
「ひざかむろ」って、漢字で書くと「膝禿」で、ナンダカ凄い字面です。
ぜんぜん、かむろちゃんにひざまくら、って感じが漂って無い!!!(呵)

ただいまテレビで放送してる『男はつらいよ』を背後に聴きつつ
(パソコンとテレビは同じ方角に向いてないのです(笑))
ここの文章を売っておりやす。はぃ。
下條サンもイイけど、やっぱり森川信サンのおじちゃんもイイね。緩急があって。
アっとおどろく大変相ッ、「ひざかむろ」さんです。
実際、こういう名前で呼ばれてたワケではなく、
便宜上、こういった見出しをつけたに過ぎないのですが、
(たしか、「かぶろひざ」って言葉が有ったような無かったような)
「ひざかむろ」って、漢字で書くと「膝禿」で、ナンダカ凄い字面です。
ぜんぜん、かむろちゃんにひざまくら、って感じが漂って無い!!!(呵)

ただいまテレビで放送してる『男はつらいよ』を背後に聴きつつ
(パソコンとテレビは同じ方角に向いてないのです(笑))
ここの文章を売っておりやす。はぃ。
下條サンもイイけど、やっぱり森川信サンのおじちゃんもイイね。緩急があって。
さぁ、先日からそのヒミツの社相をあらわにし出した『妖界東西新聞』、
おばけたちの住む世界、妖界で発行されている、この絵入りの新聞紙が
食べ物の話題にあふれているのは、多分コチラのお方が創刊メンバーに加わっているからです。
紙面のクレジットの中にも編集人として名前が記されていた、
コチラ(↓)の妖怪 饅島和橋サンです。
饅島和橋(まんじま わきょう)
●
『読売新聞』や『東京絵入新聞』の投書家あるいは
『絵入朝野新聞』や『江戸新聞』の記者としても高名な
人間・前島和橋(まえじま わきょう 1837-1906)が
川柳の会のお茶受けとして出そうと想っていたケド
出すのを忘れてしまったおまんじゅうが化けたもの。
(和橋は柄井川柳の九世も襲名していた川柳家)
配送の手違いから届けられた否哉屋の店先で
同志の記者をさがしていた廣末妲腸と偶然出会い、
『妖界東西新聞』の創刊を助力した。

●
紙面に使用される画は
製版室に常勤しているばけねこ達が
高速フル回転で彫刻製版しています。
人間界では昔、
新聞の画が木版で製版されていた頃
製作時間を短縮させるために
版木を5ヶとか10ヶとかに割って、
大勢で手分けして一挙に彫った、
などと言う事があったそうですが、
ばけねこ達は2本のシッポも
フル稼働して作業を進めるので
そこまではやっていません。
ただ、それでも記事の都合で
余りにも時間が無い時には
旧鼠を大量に招聘して
(センモンヨウゴでいうトコロの、タベチマウゾ!! コラ!!)
右から左に一斉にかじらせて版面を彫刻しているんだとか。
おばけたちの住む世界、妖界で発行されている、この絵入りの新聞紙が
食べ物の話題にあふれているのは、多分コチラのお方が創刊メンバーに加わっているからです。
紙面のクレジットの中にも編集人として名前が記されていた、
コチラ(↓)の妖怪 饅島和橋サンです。
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『読売新聞』や『東京絵入新聞』の投書家あるいは
『絵入朝野新聞』や『江戸新聞』の記者としても高名な
人間・前島和橋(まえじま わきょう 1837-1906)が
川柳の会のお茶受けとして出そうと想っていたケド
出すのを忘れてしまったおまんじゅうが化けたもの。
(和橋は柄井川柳の九世も襲名していた川柳家)
配送の手違いから届けられた否哉屋の店先で
同志の記者をさがしていた廣末妲腸と偶然出会い、
『妖界東西新聞』の創刊を助力した。
●
紙面に使用される画は
製版室に常勤しているばけねこ達が
高速フル回転で彫刻製版しています。
人間界では昔、
新聞の画が木版で製版されていた頃
製作時間を短縮させるために
版木を5ヶとか10ヶとかに割って、
大勢で手分けして一挙に彫った、
などと言う事があったそうですが、
ばけねこ達は2本のシッポも
フル稼働して作業を進めるので
そこまではやっていません。
ただ、それでも記事の都合で
余りにも時間が無い時には
旧鼠を大量に招聘して
(センモンヨウゴでいうトコロの、タベチマウゾ!! コラ!!)
右から左に一斉にかじらせて版面を彫刻しているんだとか。
9月の「和漢百魅缶」24振り目おばけさんは!
ひっぱりこっぱりお菓子をパクリ!! 「かしひき」さんです。
「おくちにあいますかどうか……」とお客様に差し出したりしたお菓子が
突然、ころころころころころ転がって畳の座敷から板の縁先へ遁走してしまい、
ついには庭の土の上にストン。そのまま縁の下へ消えていってしまいました、、、、、
などという事が起きるのは、縁の下にいるひきがえるが
妖力をつかってお菓子をひっぱっているんだ、という
越後や、上州などに伝わる俗信が、本日の百魅缶入りおばけさんです。

昨日アップした「妖界東西新聞」の文の中で書いた「廣末妲腸」の過去設定部分は、
お察しのとおり、この言い伝えがモトになっています。(呵)
でも、最近はイラストに描いたような造作の縁の下がある家屋が少なくなってるので
こういう設定のおばけさん達も立つ瀬があやうい感じですな。むむぅ。
ひっぱりこっぱりお菓子をパクリ!! 「かしひき」さんです。
「おくちにあいますかどうか……」とお客様に差し出したりしたお菓子が
突然、ころころころころころ転がって畳の座敷から板の縁先へ遁走してしまい、
ついには庭の土の上にストン。そのまま縁の下へ消えていってしまいました、、、、、
などという事が起きるのは、縁の下にいるひきがえるが
妖力をつかってお菓子をひっぱっているんだ、という
越後や、上州などに伝わる俗信が、本日の百魅缶入りおばけさんです。

昨日アップした「妖界東西新聞」の文の中で書いた「廣末妲腸」の過去設定部分は、
お察しのとおり、この言い伝えがモトになっています。(呵)
でも、最近はイラストに描いたような造作の縁の下がある家屋が少なくなってるので
こういう設定のおばけさん達も立つ瀬があやうい感じですな。むむぅ。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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