さん摘み目は! 金丹製造に関わる奥義?「こくえんすいこ」さんです。
道教のいろいろなことが載っている本のひとつ
『雲笈七籤』(うんきゅうしちせん)の中の一説などにその名前が見えるこちらさん。
「水虎」と来れば、ちょっと妖怪のお名前をご存知の方々でしたら、
川の中にひそんでいるアチラの妖怪さんを思い浮かべでしょうが、
コチラは単に「水」(陰)の要素を「虎」という存在で象徴させたトコロから来ている命名で、
こちらさんと同一のものではゴザイマセン。

「黒鉛」(こくえん)というものは、どうやらムカシ、道家の皆さんが造り出そうとしていた
ものすごい物質(金液とか仙葯とかの類)のコトのようですが
ケミカルにつよいようで、実は強くなかったりもするので、よくワカリマセン(呵)
ふた摘み目のおばけさんは! 風邪でまんねん「まんびょうさ」さんです。
「おごめ」以来、ひさびさびさひさにデザイン参加をした
こっとんきゃんでい壱のホエホエにんげん氷厘亭氷芳との共作オリジナルさんです。
「風邪は万病のモト」というおなじみの格言を言っているうちに
「風邪は万病の長(おさ)」という言い回しが発生して、その響きから更に進行をして
「万病の長」→「万病長」→「メデューサっぽいホェー」→「まんびょーさ」
という名前が出来上がりました次第。

なお、この「まんびょうさ」という音声の名前を、どうすれば、どうすれば、
「允痢相」などという珍無類な漢字で表記するようになったのか、
そこらへんを詳しく語りだすとながーーーーーーーーーくなりそうなので
ハショって解説いたしますと
「近頃の出生届は明治初期の比じゃない程、用字がワイルド」というコトへの記念碑です。
「允痢相」の三文字は深い意味含めがあったりする当て読みでも、
『詩語砕金』や『圓機活法』にひそんでいる漢語由来でも、無い、三文字です。
漢学の徒の孕める懊悩を思い知って下さい。
遊びに来た折りに、ポイな、とひょーせんの部屋に放置していった
コンビニエンスストアのトマトケチャップの小さいパック(2月9日の記事参考)
ですが、忘れた頃にふたたびココで採り上げてみたいと思います。
なぜならば少し前、員数が
増えやがったからです。
あれから数ヵ月後、
また氷芳は例の
メキシカンな食品を持ち込み、
パクパクと食べ、
そしてトマトケチャップを
置いていったのです。
あいもかわらずトマトケチャップは、ひょーせんの仕事机じゃない方の机に
ふたり並んですまし顔、といったおもむきで累座ましましています。
今後も折りを見てはその様子を
この場で晒してやりたいと思います。
なお、総重量はこれで計40ぐらむ、となりました。
(それに合わせて、というわけではありませんが
ブログの部品としてアップされているドット絵も、新たなものになりました)
今後はココに、「和漢百魅缶」にアップをしたその日のおばけさんについての蛇足や、
イラスト製作のちょっとした所感などをボケボケと綴って参ります次第であります。
と、いったところで
夏も近づくはちじゅうはち夜、2008年5月の「和漢百魅缶」
ひと摘み目のおばけさんは!お屋根でガサガシャ「あかがわら」さんです。

こちらさんは、ひょーせんがオリジナルおばけとして製作した物のひとつですが
実は、ユメの中に出て来た錦絵双六のヨウナモノ、に載っていたデザインを
ユメから醒めた直後にノートに描き写したのものがモトになっています、という
妙なデザイン経緯を持って生まれたおばけさんだったりします。
こんな、ダリ方式に近い経緯でデザインが出来たものは
実はあと4、5体いたりするのですが、そちらはまたいずれのご機会に。
あまりにも「てんぐてんぐ」しなかったので(原因→正面図なのでお鼻が目立たない)
横を向かせてみたり、ぶン廻してみたりしたらどうだろうか、と思って
今回は、「妖怪年貢富煦篭」用に岐阜アニメつきのデータを作成してみました。
「妖怪年貢富煦篭」にアップしたドット画はぶン廻っているもの(下段の左、右)でしたが
他にも動きのパターンを試作ったので、この場を借りましてチョット御覧に達しまする。
平成二十年四月の「和漢百魅缶」連続大興行は以上の面々が登場予定でございまする。
明日は「昭和の日」ということを受けて、今月は「元号づくし」の趣向がお題。
「昭和」や「大正」や「明治」にはじまって、主に江戸時代の元号を飛び石してゆき
主任には片岡春香デザインによる「平成」うまれのオリジナルおばけを取り揃えました。
ではでは、そろそろ一番太鼓でございます。どうぞお楽しみのほど。
どどんどどんどどどどど。
イタリアンモ発光の鬼火によると、イタリアンモ警察寮は21日、不正偽装をほどこしたオリブスマシ油を全国規模で販売していたを油赤子たちを一斉摘発した。ナポリブクロ、ミラノヅチなど999県で合同捜索を行った結果、7777のオリブスマシ油精製工場で偽装の疑いのあるオリブスマシ油2222222万リットルを押収したという。ヒマムシ油や大豆油を混ぜたオリブスマシ油を、高価なエクストラ・ガンジー・オリブスマシ油として国内外で販売した疑いが持たれている。イタリアンモ国内では、モッツァワイラチーズでダイブキシン汚染が発覚しており、同国を代表する食品をめぐっての不祥事が連発している。――『妖界東西新聞』
いくらぼとぼとと感想を綴ると申しましても
あんまり日数をかけておりますとボッテボテになってしまいそうですので
スピーダをかけて、つゞきアップでござるます。
23■嗚呼!逆転王■(作詞・作曲/山本正之 1982)
『逆転イッパツマン』の劇中歌。ここからまたスタンディングギターに衣替えして第3部スタートでございます。まずはじめは、山本センセイがライブで弾くアニメソングの中では最も激しいギター編曲になっているコチラから。
24■ヤッターマンの歌■(作詞/若林一郎・補作詞+作曲/山本正之 1977)
『ヤッターマン』のOP曲。普段のライブでもお馴染すぎるコチラの曲がついについにご登場です。ソウ云ヘバ、本日から日本テレビで放映している新しい『ヤッターマン』の歌い手さんがチェンジしましたが、「アチョー!ホヨホヨホヨホヨ」の部分はヤハリご本家が天下一品、譲るところナシです。
25■ヤッターキング■(作詞・作曲/山本正之 1978)
『ヤッターマン』のOP曲。ヤッターマン2連続。もう、コーラス合唱が入る部分は大々々々音量でした。
26■オタスケマンの歌■(作詞・作曲/山本正之 1980)
『タイムパトロール隊オタスケマン』のOP曲。「キラキラキラキラスタースター」という部分の振り付けは右から、と憶えました。
27■ヤットデタマンの歌■(作詞・作曲/山本正之 1981)
『ヤットデタマン』のOP曲。ひょーせんは、この作品にある「タイム街道」と「タイムカーゴ」(駕篭)という発想が、とてつもなく好きです。
28■逆転イッパツマン 3C■(作詞・作曲/山本正之 1982-2006)
『逆転イッパツマン』のOP曲。3番が追加されたバージョンです。曲頭の「パパパパパパパパパ」の所に手のひらを閉じ開きする振り付けアクションがあったりしました。
29■黄金戦士ゴールドライタン■(作詞・作曲/山本正之 1981)
『黄金戦士ゴールドライタン』のOP曲。曲頭に、なんだかルービックキ○ーブを両手でカチャカチャ回すような動作の振り付けアクションがありました。「風をきって飛び立てライタン軍団」という部分のメロディーがとてもカッコイイのですが、反面いちばん唄うのが大変だったりします。(高い)こっとんきゃんでいの一部とその周辺では、バンドメンのようなシャッフルをかけられて「ラールドゴイタン」という呼び名で呼ばれたりもしたりしなかったり(笑)
30■UFO戦士ダイアポロン■(作詞・作曲/山本正之 1976)
『UFO戦士ダイアポロン』のOP曲。このアニメは何年か前、千葉テレビで再放送をしていたのでチョロっと観たことがあります。ただし、ソコでようやく、曲に出てくるヘッダーとトラングとレッガーがなんなのかを知った、という事実はナイショの話です。
31■夢の狩人■(作詞/山本優・作曲/山本正之 1982)
『魔境伝説アクロバンチ』のOP曲。曲自体は『アニメの大王』という山本センセイのアルバムで聴いて知っていたのですが、いままでこれがOP曲だ、という事実を存じ上げませんでした(苦笑)これがオープニングとは…カッコ良すぎです。
32■タイムボカン■(作詞・作曲/山本正之 175)
『タイムボカン』のOP曲。「夢の狩人」を演奏中にギターの弦がダメになった為、
その張り替えタイム中に急遽うたった〔歌詞カード無しでも出来ちゃう〕曲。
33■パラダイス・パラドックス■(作詞/山本優、四辻たかお・作曲/山本正之 1988)
『ふるえるぜ!HEART-J9と仲間達-』というアルバムに収録されている曲。「パッショネイト ビーナス」と「旅立て旅立て旅立て」という箇所のメロディーがとても耳に残る、隠れた名曲です。
34■思い出は涙のかわり■(作詞・作曲/山本正之 1978)
『多羅尾伴内』のアルバム用に製作された曲。アルバムでは「愛ゆえに」というタイトルで収録されていました。ひょーせんが初めて「山本センセイのCDを探す!」という目的で各地のお店探索をした際にナントカ見つけた『桃の花(ウィズアウトボーカル)』の中に収録されていた曲なのでソラで唄えるくらい個人的な思い出のある曲です。
35■ABAYO FLY BYE■(作詞・作曲/山本正之 1982)
『銀河旋風ブライガー』の劇中歌。ラストにふさわしい「あばよ」のフレーズが入った1曲。最後の「ABAYO ABAYO ABAYO」のあたりを聴くとセンセイの「サソリ・ダンシングライダー」という曲にある「サソリ サソリ サソリ」というフレーズをナゼか思い浮かべてしまいます(笑)
36■アニメがなんだ■(作詞・作曲/山本正之 1983)
ここからはアンコールでございます。まず出て来たのは、山本センセイが製作したアニメの主題歌が大量に「あんこ」形式で入っているコチラの曲。さっき歌ったばかりの曲も頻出で、本当にアンコール。やっぱりブライガーの歌詞は「J9」の2文字だけ(笑)
37■ぼくはアンドロイド■(作詞・作曲/山本正之 1987)
本当のラスト曲は、『究極超人あ~る』のアルバム用に製作された曲から。
これでやっとこさ全曲をご紹介。
アニメソングしばりということだけあって濃密な感じでございましたが、
またまたセンセイの楽しいライブを満喫することが出来ました。 敬礼ゞ
カチカチカチ まず今回はこれまでー カチカチカチ
ちなみに七狐サンのブログでのライブ感想はコチラ
ひきつづき、山本センセイのライブのぼとぼと感想記をば。
11■おじゃまんが山田くん■(作詞・作曲/山本正之 1980)
第二部のはじまりは『おじゃまんが山田くん』のОP曲。ここからはいつものコンサート同様に坐ってのご演奏。ひょーせんはこの番組を以前CSテレビで観たことがあるのですが、コロンビア・トップさんや大泉滉さんが声の出演をしたりしていて、実に娯しいアニメでした。
12■今日も夕やけ■(作詞・作曲/山本正之 1980)
『おじゃまんが山田くん』のED曲。唄い出しの部分の編曲をだいぶ替えて(ブルースっぽく)歌ってらっしゃいました。カッコよかったです。
13■必食料理人■(作詞・作曲/山本正之 1988)
『ミスター味っ子』のアルバム用に製作された曲。前奏部分がとてつもなく平尾センセイ調ですが本体に突入すると完全に山本センセイになるという妙味が味わえます。CDを持っていなかったので、ひょーせんは初聴きでした。
14■ビンボーの夜明け■(作詞・作曲/山本正之 1988)
『ナマケモノが見てた』のアルバム用に製作された曲。サビに入るこぶしの利かせ方が特徴キワ立ちなので、この曲は一度耳に沁み込むと忘れられなくなります。
15■宇宙一のスチャラカ男■(作詞・作曲/山本正之 1980)
『未来放浪ガルディーン』のアルバム用に製作された曲。萩原センセイ調=クレージーキャッツ風味が盛りだくさんの歌です。曲中に入る「スチャラカスチャラカ」という合唱部分に対して山本センセイは観客席をゾーンごとに区切って、ハナ肇、谷啓、犬塚弘、安田伸、石橋エータロー&桜井センリとパート分けをして楽しんでおられたりしましたが、ハナさんゾーンの唄声が訛ったりだとかいったコトはなかったですヨ(笑)。
16■少年の夢は生きている■(作詞・作曲/山本正之 1985)
持ち替えたギターの音色を調べつつ初めの「2文字」までをお遊びで。
17■飯田線のバラード■(作詞・作曲/山本正之 1987)
『究極超人あ~る』のアルバム用に製作された曲。山本センセイのファンのあいだで不動の大人気を誇る曲のひとつでもあるこちらの曲、やはりご登場です。ここでちょうどライブの中間地点でございます。しっとり。
18■ゼンダライオン■(作詞/松山貫之・作曲/山本正之 1979)
『ゼンダマン』の劇中曲。なかなか登場しなかったタイムボカンシリーズの曲がいよいよ飛び出て参りました(笑)やはり客席には放映当時に生で観ていらした方々が多いようで、コーラス部分の合いの手の音量がググッと上昇しましたョ。
19■とんでもニャー猫ニャラボルタ■(作詞/松山貫之・作曲/山本正之 1979)
『ゼンダマン』の劇中曲。ライブにかかるのは今回が初めて。山本センセイはハモニカも装着し、レコードで池田勝さんが吹き込んでいたニャラボルタ本人の科白パートも「ニャハハハハハハハハハー」と、ご口演。ただ、歌と科白がかぶってしまうサビの部分は、チョット大いそがしのご様子でした。(汗)
20■ディスコ・ダイゴロン■(作詞・作曲/山本正之 1981)
『ヤットデタマン』の劇中曲。前のニャラボルタの歌につづいてコチラも〔まだご披露してない〕ライブ初歌唱。歌詞カード1行ごとに入る「ごっつぁんでーす」という部分をものすごく高い声で、つづく相撲関連の歌詞部分を低い声で、というコントラストの激しい歌唱だったため、笑いが倍増しておりました。今回のライブ曲中の爆笑大金星。
21■さんあく30年 君を離さないチュ☆■(作詞・作曲/山本正之 2008)
小原乃梨子サン、八奈見乗児サン、たてかべ和也サンが唄う「さんあく18年 君を離さないチュ☆」のリメイク版。アコースティックギター1本のライブですので、あの地球規模で有名(?)な前奏メロディー「ぽわんわんわんわんわんわん、ぽわわんわんわんわんわんわん」は山本センセイが「くちギター」で、そして御三方の科白部分はヤハリ山本センセイが「ひとり3悪」で大歌唱。八奈見サンのアドリブ部分はイワズモガナですが、山本センセイはたてかべサンの歌唱の際の姿勢(直立不動大集中)まで真似なさるので、臨場感タップリです。
22■どびびぃ~んセレナーデ■(作詞・作曲/山本正之 1983)
『イタダキマン』のED曲。山本センセイが中国大陸に旅した折りに悟ってつくったという詞を曲頭に附属してご演奏。その部分の詞の後ろ半分「揚子江みて気がついた 笑い過ごせば流れ行く」だけなんとかメモメモしました。(惜しい)
ここまでが第二部でございます。
まだまだ曲数は積もってまいりますので、つゞきはまた次稿ーーー。
カチカチカチカチチョン
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
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2008 新・妖怪党
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2008 新・妖怪党