忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  
[2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ひぃーーーとろとろとろぴぃーーー。「みぬまのぬし」さんです。

みぬまのぬし 見沼の主

武蔵の国の足立郡、見沼にいた大きな竜蛇。



美しい笛の音をかなでて、あたりに響かせることもあったと言い、
その音色にひかれて、若者がすがたを消したりすると、
見沼の大蛇に取られたのだと言われたんだソウナ。



のちに「下総の印旛沼にうつり棲んだ」というはなしが語られてたりもしたようです。


PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
あたりぜんぶ泥海にする。「だいひざんのだいじゃ」さんです。

だいひざんのだいじゃ 大悲山の大蛇

磐城の国行方郡の大悲山にある
薬師堂の近くの池に棲んでた大蛇。


都のほうからやって来た、玉都(たまいち)という琵琶法師は、
薬師堂におこもりをしてたとき、夜になると池のほとりで琵琶を奏でており、
大蛇は武士のすがたに化けて、毎晩それを聴きに来ていました。


ある晩、成長した体が池におさまりきれなくなった大蛇は、玉都に
「7日後、池のまわり七里四方を泥海にするので、お前だけはこの地から去れ、
他の者にこれを教えたら八つ裂きにするゾ」と告げて帰って行きました。



玉都は人々が泥海に沈んでしまうことを見捨てることが出来ず、
相馬の殿様にこれを知らせて人々に避難を進めました。
すると玉都は黒雲に巻かれて行方知れずになってしまいました。
村人たちは蛇の嫌う、鉄の釘を大悲山にびっしりと仕掛けて大蛇を退治し、
泥海に沈まずにすんだといいます。





大悲山のある小高には、耳谷(みみがい)角部内(つのべうち)などの地名も、
退治された大蛇の耳や角に由来してるとされており、
耳や角を持つ蛇体だったことが知れます。


箱根山の「しょうじんがいけのぬし」(精進池の主)なども近い構造のはなし。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぐじらぐじらと近づくゾ。「うわばび」さんです。

うわばび

深い山奥や谷間に棲んでいる大きなへび。
ひとをペロリと飲み込んでしまったりします。


土佐の国などでは、うわばびがゆっくりと這って来る様子をあらわす擬音に
「ぐじらぐじら」などがあります。
「うわばび」は、「いわばみ」や「うわがみ」と同様に「うわばみ」の転訛したもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろにょろじゃだい。「じゃだい」さんです。

じゃだい

おおきな図体の大蛇などのこと。
東北地方などの呼ばれ方で、「蛇体」(じゃたい)の転訛したもの。
じゃんでぇ」も同様。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おろおろのろのろ。「のろし」さんです。

のろし
おおきな図体の大蛇などのこと。「ぬるし」とも。


東北地方などでの呼ばれ方で、
「あおのろし」など、へびたちの呼び方にも用いられてます。
「おろち」が転じて「のろし」や「ぬるし」になったと考えられてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おおきいにょろ。「うへっ」さんです。

うへっ

おおきな図体の大蛇たちのこと。
薩摩や大隅の国などでの呼ばれ方で、「うへ」は「おおへび」(大きな蛇)の転訛。


あおだいしょうなども、「大きい」という意味で同様に「うへっ」と呼ばれてて、
巨大な蛇と普通の蛇との間に、固有の呼び方の差は特にないようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろつくだべ。「じゃんでぇ」さんです。

じゃんでぇ

おおきな図体の大蛇などのこと。陸奥の国などでの呼ばれ方。
「じゃんでぇ」は「蛇体」(じゃたい・じゃてぇ)の転訛。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろろすじ。「なめそう」さんです。

なめそう

おおきな図体の大蛇などのこと。「なめそ」とも。
美作や播磨の国などで呼ばれてたもの。
「なめそ」「なめそう」などは、へび・あおだいしょうなどに
全般的に用いられてる呼ばれ方でもあって、橘正一は『方言読本』で
播磨の国などで用いられてる「おおなめそ」の「おお」は
「青」の意味(青なめそ)だと考察してます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ずんとにょろにょろ。「おかばに」さんです。

おかばに

おおきな図体をしてる「うわばみ」のこと。
越後の国の蒲原郡などでの呼ばれ方。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ビッグにょろにょろ。「やと」さんです。

やと

おおきな図体をした大蛇(おろち)のこと。
石見の国などで呼ばれてたもの。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
見世物なモンキー。「さるおとこ」さんです。

さるおとこ 猿男

人間のような顔をしてる猿(さる)のようなもの。
明治時代に見世物に出されてたもので、「天竺産」などの触れ込みで出てたそうです。


明治22年にも、東京浅草で身の丈2尺の「猿男」が
手踊りなどの芸を見せてたといいますが、こちらは顔も猿みたいなものだったようで、
そういう恰好のひとだったのかも知れません。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
基本おばば。「かしゃばば」さんです。

かしゃばば 火車婆

山姥や鬼女のようなおそろしいおばけ。



「かしゃばば」や「かしゃ」は、悪婆や意地悪な女性などをあらわす表現として、
普通の人間に対しても用いられて来たことば。悪い亡者を連れ去る「かしゃ」(火車)の
「かしゃ」が語源かと見られてますが、詳しい語源はわかってません。



『嬉遊笑覧』などには「つかみとる」という意味から「火車」という呼び方が出来て、
遊郭で遣手やおかみさんなどに「花車」(あるいは「香車」)と用いられるようになった
――などの語源解説があります。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]