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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
火を吐きます、ぼーーー。「とやまのにんぎょ」さんです。

とやまのにんぎょ 富山の人魚

人間の顔をしてる大きな魚で、
漁をさまたげたり、大声をあげたり、
火を起こしたりして人々を困らせてたので、
鉄砲隊によって征伐されたとされます。



越中の放生津(ほうじょうづ)から四方(よかた)の海域に出たとされ、
体の大きさは3丈5尺ほど。



文化2年(1805)に出た「人魚」や「怪魚」「悪魚」とも称される浮説で、
この年に実際にそういうものが越中の海で征伐されたわけではないようです。



「海雷」(かいらい)と呼ばれるものにあたる
といった情報がつけられてる場合もあります。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
でっかいさかな。「じんのひめ」さんです。

じんのひめ 神の姫

文政2年に浮説として流行した「神社姫」の写された1例で、
神の姫(神乃姫)と記載されてるもの。
人間の顔をしてる大きな魚で、7年間の豊作と
「ころり」という病が流行ることを告げたとされます。



体は3丈5尺8寸あまりの大きさで、
おなかに宝珠が3つ、しっぽに宝剣が3つ生えてるのが特徴。



文政2年(1819)に出た浮説にみられたもの。
この「すがた」を見たひとは「ころり」の難をのがれることが出来る
という触れ込みで出回ったようです。



肥前平戸に2月7日に出現したと説かれてますが、
それが病気の流行より「前」なのかはハッキリしません。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ふわふわ化石。「さんぱく」さんです。

さんぱく 山魄

漢字で書くと「山魄」で
山にある、すずやかな霊気のようなもの。


雲とおなじように、凝りかたまると
岩石になるとも考えられてたようです。



巒気」などと同様、
詩語によく使われる表現の一ッです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
五濁にくるしむ。「しんじゃだいおう」さんです。

しんじゃだいおう 震蛇大王

相模の国の大山にいた荒ぶる神で、
世の中の五濁によって蛇身の身に堕ちて
苦しんでたといいます。


良弁(ろうべん)によって苦しみから脱することが出来たことを感謝して、
山を守護する神になったとされます。




大山の縁起物語に出て来る存在で、
「震蛇」のほかに「深砂」「振邪」などの用字がみられます。
「深砂」がある点から「深沙大将」から発想されてるものなのかと推察出来ます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うやまわない象徴。「てんじん」さんです。

てんじん 天神

漢字で書くとストレートに「天神」で
殷の武乙(ぶいつ)が土と木でつくった偶像。



武乙は、この天神に対して「博奕(局戯)でわしに勝ってみよ」
とか「国土をおびやかす異民族をしりぞけてみよ、さもなくば刑するぞ」
とかいったことを常に挑んでました。



天神が勝てなかったり無能であったりするたびに、武乙は
散々に通力の存在しないことをののしり、天神のかわりとして
何の過失もない民衆を処刑してたと語られます。



武乙は、三光神明すべてを敬わない王として史書・軍談で描かれてて、
その結果、天罰がくだって狩りのときに雷震に撃たれて死んだ
(「崩じた」とは称されない)とされます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
紂王のゴージャス勝手道具。「ぞうちゃく」さんです。

ぞうちゃく 象箸

漢字で書くと「象箸」で
象牙でつくられた世にも奢華な著(たる)。


殷の紂王(ちゅおう)がつくらせて使ってたもので、
このようなものを用いはじめては、君主も臣下も
衣食住に豪華なものしか用いなくなり、果ては
国が亡ぶと嘆かれたいわくつきの品物で、
結果として「だっき」(妲己)のわがままにも繋がってゆきました。




紂王が奢華のきわめるためにつくらせて
箕子に嘆かれた「象箸」は、『十八史略』をはじめ一般的には
「はし」だとされてますが、『通俗十二朝軍談』などでは
「はし」(筋)ではなく「たる」(樽)の語義だとされてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろにょろ竹。「こうやのだいじゃ」さんです。

こうやのだいじゃ 高野の大蛇

高野山に暮らしてたという大蛇で、
弘法大師によって竹ぼうきで祓われて退治されました。


これに由来するということで高野山では「竹のほうきを使わない」
(竹には大蛇の亡魂がつきまとう)とするおしえがあったといいます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
煤か闇かでまっくろい。「ごまふどう」さんです。

ごまふどう 胡麻不動

真っ黒でずんぐりむっくりしてる、
よくわからないおばけ。



まっくろけなことを形容する「護摩壇の不動明王」(すすでまっくろ)
などに由来してる軽口や戯文にある表現。ごまどうふとは関係ありません。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うなーぎのびのーび。「ろくろうなぎ」さんです。

ろくろうなぎ 轆轤鰻

「ろくろくび」(轆轤首)みたいな鰻(うなぎ)のおばけ。



大阪で売られてた豆絵などに見られる画像妖怪。
実際に添えられてる「ろくろうなぎ」という呼び名から見て
「ろくろくび」と「うなぎ」を合成したものだと見られます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
聖者のこころえ。「しもくしじ」さんです。

しもくしじ 四目四耳

漢字で書くと「四目四耳」で
あらゆる方角に対して向けられてる目と耳で、
世の中の様子をかたよりなく見聞きしてます。



堯(ぎょう)や舜(しゅん)など、立派な君主が四門をひらいて世の中の様子を
かたよりなく見聞きしてたというおこないに対して用いられてた形容。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
太陽さんのあたまかざり。「かん」さんです。

かん 冠

漢字で書くと「冠」で
太陽のまわりに生じるという五色の気たちのひとつ。
上のほうに出ることから、冠(かんむり)に見立てられてて、
国にとって縁起がよいと考えられてました。


」(珥)といっしよに出現することも想定されてた模様。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
太陽さんのおみみだま。「」さんです。

じ 珥

漢字で書くと「珥」で「珥気」とも書かれます。
太陽のまわりに生じるという五色の気たちのひとつ。
耳のような位置に出ることから、珥(みみかざり)に見立てられてて、
黄や白の色のものが出るのは縁起がよいと考えられてました。



『淮南子』の註では「きつ」(譎)や「はい」(背)と共に
並べてワンセットで紹介されることがあります。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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