忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
たほうが島にさらりさらり。「あくまげどう」さんです。

あくまげどう 悪魔外道

人間に悪いわざわいをもたらしてくるものたち、悪魔。


志摩の国英虞郡の甲賀村でおこなわれてた
正月の弓矢を使った神事に見られたもの。
天に向かって射るときに「悪魔外道を、たほうが島に射払い申す」、
地に向かって射るときは「富(とみ)幸(さいわい)、甲賀の島に射止め申す」
と唱えるのが習わしになってたそうです。




PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
なぜか南海道。「やまちち」さんです。

やまちち 山地々

山のなかにいるというけもののようなおばけで、
ひとの寝息を吸い取ってころしてしまうんだソウナ。


竹原春泉斎の描いてる「やまちち」(山地乳)が単独で切り取られ、
伝承のようにあつかわれた例のひとつ。
(「山地々」は絵のページ、「山地乳」は本文での用字)



もとの記述には「奥州」とあるのに、江馬務はこれをなぜか
「土佐」の伝承だとしてます。実際に山にいる「やまちち」(山父)と
混ざってしまった例かとみられますが、この影響で
やまちじ」(山地地)も生じたようです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
狒々な相。「やまちじ」さんです。

やまちじ 山地地

漢字で書くと「山地地」で
山のなかにいるという「ひひ」のようなおばけ。
ひとの寝息を吸い取ってころしてしまうんだソウナ。



竹原春泉斎の描いてる「やまちち」(山地乳)が単独で切り取られ、
伝承のようにあつかわれた例のひとつ。
北川幸比古による「日本おばけ地図」で「山地地」が高知に割り当てられているのは、
実際に山にいる「やまちち」(山父)と同音な情報同士が混ざってしまった例。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
よつどきのゆうれい」さんです。

よつどきのゆうれい 四ッ刻の幽霊

出て来る時間や頃合いが異なる、
あわてものな性格の幽霊たちを、さすことば。


「四つ」は今の時刻でいえば9時や10時で、
「うしみつどき」と較べれば早すぎます。
悪口や戯文などに出て来る表現で、「きのきいたばけもの」(気の利いた化物)などとは
真逆ながらも意味は似たようなもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
晩ごはんはお豆腐。「かぜさん」さんです。

かぜさん 風さん

風が強く吹き出したとき、子供たちが囃し立てる
唄の文句に見られるもの。


「風さん風さん止んどくれ、晩には豆腐買ってやる」や
「風さん風さん止んどくれ、晩には良い嫁とってやろ」などと呼び掛けられます。


上野の国などでみられた童謡。
各地でも「風さん」に呼びかける童謡はいくつかみられます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
障子がきれいなのがすき。「あめさん」さんです。

あめさん 雨さん

雨が降り出したとき、子供たちが囃し立てる
唄の文句に見られるもの。


「雨さん雨さん止んどくれ、あさっての市に、
 赤紙買うて、のり買うて、障子張ってあげましょ」などと呼び掛けられます。



但馬の国などでみられた童謡。
他にも「空の神よ空の神、あしたの市に、
赤紙買うて、のり買うて、赤べべ買うて祝いましょ」という似た例もみられます。
各地でも「雨さん」に呼びかける童謡はいくつかみられます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
きらっぴかっ。「うしのかがみ」さんです。

うしのかがみ 牛の鏡

牛小屋の入口にぶらさげる蚫(あわび)の貝がらのことで、
きらきらと光ることで魔よけ、疫病よけになると言われてます。


伊予の国などでの呼ばれ方。
同様のものを牛小屋に飾って魔よけ、害獣よけ、
「しい」よけなどに用いることは各地に広く見られました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
伊勢ワールドのはんぶん。「いせのごず」さんです。

いせのごず 伊勢の牛頭

閻魔の世界にいる牛頭鬼のことで、
陽・男体を象徴してるとされます。

和歌や伊勢物語の古註で形成された「伊・勢」を
「陰・陽」の和合とみる考え方にもとづいているもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
伊勢の理論。「いせのめず」さんです。

いせのめず 伊勢の馬頭

閻魔の世界にいる馬頭鬼のことで、
陰・女体を象徴してるとされます。


和歌や伊勢物語の古註で形成された
「伊・勢」を「陰・陽」の和合とみる考え方にもとづいているもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ゆらゆらゴー。「てんじくのひとつばし」さんです。

てんじくのひとつばし 天竺の一橋


伊予の国などで使われてたおまじないで、
道で馬や牛が急に立ち止まって動かなくなってしまったときには
「天竺の一橋ゆるゆる通る馬頭観音おんあびらおんけんそわか」
と唱えると良いと言われてました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
迂回してください。「たきのかんのんさま」さんです。

たきのかんのんさま たきの観音様

周防の国の玖珂郡の生見川の山のなかの道に祀られてた馬頭観音で、
馬や牛の病気のときにお参りするとご利益があると言われてました。


いっぽう、その前を馬が通ると必ず馬を投げたと言われてもおり、
馬や牛を通行させるときは裏道をまわって遠回りしてたそうです。



もともとは崖っぷちの路傍にあったことから、「たき」は
「崖」の意味の「たき」かと見られます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
鬼子母神さまへのご紹介。「ぞうりのがく」さんです。

ぞうりのがく 草履の額

江戸のひとたちが用いてた、
雑司ヶ谷の鬼子母神に奉納するための小額で、
草履(ぞうり)が打ち付けられてました。



「鬼子母神のお草履取り」として
子供が鬼子母神から認識されると健康に育つと考えられており、
それにしてもらうために親たちが納めてました。



きしもじんさまのこ」(鬼子母神様の子)などと基本は同様な考え方。
子供と神仏とに関係を結ばさせる考えは「えんまさまのこもり」(閻魔様の子守り)や
おじぞうさまのこもり」(お地蔵様の子守り)などにも見られます。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]