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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こちらも金沢の火事のモト。「とやまのにんちょう」さんです。

とやまのにんちょう 富山の人蝶

人間の顔をしてる大きな魚で、
漁をさまたげて人々を困らせてたので、
鉄砲隊によって征伐されたとされます。


征伐されたときに大きな火の玉が出て来て、
金沢のお城も巻き込む大火が起こったなどとされます。


越中の放生津(ほうじょうづ)から四方(よかた)の海域に出たとされ、
体の大きさは3丈5尺4寸ほど。




宝暦9年(1759)に出た「人魚」の浮説で、
宝暦7年(1757)にも「とやまのにんぎょ」(富山の人魚)のはなしがあることからも、
この年に実際にそういうものが越中の海で征伐されたわけではないことがうかがえます。




金沢で火事になったという展開が大きめに組み込まれてる箇所が
宝暦9年のはなしの特徴のようで、前後のものにこの部分は出て来ないようです。





宝暦9年4月10日に金沢で大火が起きたこと自体は事実なので、
とやまのりゅうぎょ」(富山の竜魚)と同様に
加賀騒動の「お貞の方」(おていのかた)や「浅尾」(あさお)みたいな存在の亡魂が
この魚になったという部分も含め、加賀騒動をからめた「金沢の大火のうわさ」を
「人魚」に組み込んだものだと見られます。







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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
加賀騒動なやつ。「とやまのりゅうぎょ」さんです。

とやまのりゅうぎょ 富山の竜魚

人間の顔をしてる大きな魚で、
前田家の殿様を毒殺した側室が処刑され、
その亡魂がこの魚(人魚・竜魚)になりました。
漁をさまたげて人々を困らせてたので、
鉄砲隊によって征伐されたとされます。



金沢城下に運ばれて、解体されるときに
おなかから火炎が出て来て、お城も巻き込む大火が起こったなどとされます。


越中の放生津(ほうじょうづ)から四方(よかた)の海域に出たとされ、
体の大きさは1丈5尺4寸ほど。




宝暦9年(1759)に出た「人魚」の浮説で、
宝暦7年(1757)にも「とやまのにんぎょ」(富山の人魚)のはなしがあることからも、
この年に実際にそういうものが越中の海で
征伐されたわけではないことがうかがえます。



金沢で火事になったという展開が
大きめに組み込まれてる箇所が宝暦9年のはなしの特徴のようで、
前後のものにこの部分は出て来ないようです。




宝暦9年4月10日に金沢で大火が起きたこと自体は事実なので、
加賀騒動の「お貞の方」(おていのかた)や「浅尾」(あさお)みたいな存在の亡魂が
この魚になったという部分も含め、加賀騒動をからめた「金沢の大火のうわさ」を
「人魚」に組み込んだものだと見られます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にんぎょシリーズのむかしのほうのにんぎょ。「とやまのにんぎょ」さんです。

とやまのにんぎょ 富山の人魚

人間の顔をしてる大きな魚で、
漁をさまたげたり、大声をあげたりして人々を困らせてたので、
足軽たちが派遣され、刀を持って単身で海に入った
勇気ある富山の者によって征伐されたとされます。



越中の放生津(ほうじょうづ)から西岩瀬(にしいわせ)や四方(よかた)の海域に
出たとされ、体の大きさは10尋(6丈)ほど。




宝暦7年(1757)に出たと称される浮説で、
文化2年(1805)の「とやまのにんぎょ」(富山の人魚)とは
ほとんどおなじような内容で、このことからも
実際に「人魚」の出現や征伐があったわけではなく、
内容の再利用がつづけられてたことがわかります。




この浮説では火の要素についてはまだ、おもてだってないようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
絵紙買わしゃんせ、しあわせ。「とやまのにんぎょ」さんです。

とやまのにんぎょ 富山の人魚

人間の顔をしてる大きな魚で、
漁をさまたげたり、大声をあげたり、
火を起こしたりして人々を困らせてたので、
鉄砲隊によって征伐されたとされます。



越中の放生津(ほうじょうづ)から四方(よかた)の海域に出たとされ、
体の大きさは3丈5尺で、おなかの両側に3つずつ眼があります。





文化2年(1805)に出た浮説で、
「海雷」(かいらい)と呼ばれるものだ、と称されます。
この年に実際にそういうものが
越中の海で征伐されたわけではないようです。
この年の「とやまのにんぎょ」(富山の人魚)は大きく分けると、
おなかの眼の有無に差異がありますが、眼のあるデザインは
文政2年(1819)になると宝珠や宝剣にも切り替わってゆきます。




この人魚を見ると、一生しあわせで寿命長久、悪事災難にもあわない
――と売り文句がつけられて販売されており、当初から
売るための「人魚」の絵紙だったとも考えられます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
火を吐きます、ぼーーー。「とやまのにんぎょ」さんです。

とやまのにんぎょ 富山の人魚

人間の顔をしてる大きな魚で、
漁をさまたげたり、大声をあげたり、
火を起こしたりして人々を困らせてたので、
鉄砲隊によって征伐されたとされます。



越中の放生津(ほうじょうづ)から四方(よかた)の海域に出たとされ、
体の大きさは3丈5尺ほど。



文化2年(1805)に出た「人魚」や「怪魚」「悪魚」とも称される浮説で、
この年に実際にそういうものが越中の海で征伐されたわけではないようです。



「海雷」(かいらい)と呼ばれるものにあたる
といった情報がつけられてる場合もあります。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
でっかいさかな。「じんのひめ」さんです。

じんのひめ 神の姫

文政2年に浮説として流行した「神社姫」の写された1例で、
神の姫(神乃姫)と記載されてるもの。
人間の顔をしてる大きな魚で、7年間の豊作と
「ころり」という病が流行ることを告げたとされます。



体は3丈5尺8寸あまりの大きさで、
おなかに宝珠が3つ、しっぽに宝剣が3つ生えてるのが特徴。



文政2年(1819)に出た浮説にみられたもの。
この「すがた」を見たひとは「ころり」の難をのがれることが出来る
という触れ込みで出回ったようです。



肥前平戸に2月7日に出現したと説かれてますが、
それが病気の流行より「前」なのかはハッキリしません。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ふわふわ化石。「さんぱく」さんです。

さんぱく 山魄

漢字で書くと「山魄」で
山にある、すずやかな霊気のようなもの。


雲とおなじように、凝りかたまると
岩石になるとも考えられてたようです。



巒気」などと同様、
詩語によく使われる表現の一ッです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
五濁にくるしむ。「しんじゃだいおう」さんです。

しんじゃだいおう 震蛇大王

相模の国の大山にいた荒ぶる神で、
世の中の五濁によって蛇身の身に堕ちて
苦しんでたといいます。


良弁(ろうべん)によって苦しみから脱することが出来たことを感謝して、
山を守護する神になったとされます。




大山の縁起物語に出て来る存在で、
「震蛇」のほかに「深砂」「振邪」などの用字がみられます。
「深砂」がある点から「深沙大将」から発想されてるものなのかと推察出来ます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うやまわない象徴。「てんじん」さんです。

てんじん 天神

漢字で書くとストレートに「天神」で
殷の武乙(ぶいつ)が土と木でつくった偶像。



武乙は、この天神に対して「博奕(局戯)でわしに勝ってみよ」
とか「国土をおびやかす異民族をしりぞけてみよ、さもなくば刑するぞ」
とかいったことを常に挑んでました。



天神が勝てなかったり無能であったりするたびに、武乙は
散々に通力の存在しないことをののしり、天神のかわりとして
何の過失もない民衆を処刑してたと語られます。



武乙は、三光神明すべてを敬わない王として史書・軍談で描かれてて、
その結果、天罰がくだって狩りのときに雷震に撃たれて死んだ
(「崩じた」とは称されない)とされます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
紂王のゴージャス勝手道具。「ぞうちゃく」さんです。

ぞうちゃく 象箸

漢字で書くと「象箸」で
象牙でつくられた世にも奢華な著(たる)。


殷の紂王(ちゅおう)がつくらせて使ってたもので、
このようなものを用いはじめては、君主も臣下も
衣食住に豪華なものしか用いなくなり、果ては
国が亡ぶと嘆かれたいわくつきの品物で、
結果として「だっき」(妲己)のわがままにも繋がってゆきました。




紂王が奢華のきわめるためにつくらせて
箕子に嘆かれた「象箸」は、『十八史略』をはじめ一般的には
「はし」だとされてますが、『通俗十二朝軍談』などでは
「はし」(筋)ではなく「たる」(樽)の語義だとされてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょろにょろ竹。「こうやのだいじゃ」さんです。

こうやのだいじゃ 高野の大蛇

高野山に暮らしてたという大蛇で、
弘法大師によって竹ぼうきで祓われて退治されました。


これに由来するということで高野山では「竹のほうきを使わない」
(竹には大蛇の亡魂がつきまとう)とするおしえがあったといいます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
煤か闇かでまっくろい。「ごまふどう」さんです。

ごまふどう 胡麻不動

真っ黒でずんぐりむっくりしてる、
よくわからないおばけ。



まっくろけなことを形容する「護摩壇の不動明王」(すすでまっくろ)
などに由来してる軽口や戯文にある表現。ごまどうふとは関係ありません。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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