氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
「和漢百魅缶」2010年1月5日のアップは、
やまんばのコスメグッズ。「うばかわ」さんです。
やまんばが持ってるというふしぎな道具のひとつで、
なんだかボロっちいこの皮をかぶると
どんなに若いひとでもたちまちのうちに見た目が
スペシャル高齢者になってしまうといったもの。

これをもらった娘が、おばあさん姿になることで難を逃れたり、
果ては、ひょんなことから正体を貴公子に見初められたりする、
なんていった展開のむかしばなしに出て来ますが、
こういうものをもってるやまんばが居るってあたりから推測するに、
やまんばがオババな姿をしてるのも、
ある程度、世の中から自分を隠すカモフラージュをしてますよ、
ということの表示なんじゃないのかナ、と思ったり思わなかったり。
やまんばのコスメグッズ。「うばかわ」さんです。
やまんばが持ってるというふしぎな道具のひとつで、
なんだかボロっちいこの皮をかぶると
どんなに若いひとでもたちまちのうちに見た目が
スペシャル高齢者になってしまうといったもの。

これをもらった娘が、おばあさん姿になることで難を逃れたり、
果ては、ひょんなことから正体を貴公子に見初められたりする、
なんていった展開のむかしばなしに出て来ますが、
こういうものをもってるやまんばが居るってあたりから推測するに、
やまんばがオババな姿をしてるのも、
ある程度、世の中から自分を隠すカモフラージュをしてますよ、
ということの表示なんじゃないのかナ、と思ったり思わなかったり。
和漢百魅缶2010年新春連続興行
世界花廻寿五録 [せかいのはなつあーすごろく]
■三仏斎人 (南蛮)
マリオに出て来るメットみたいなムテキな硬さを誇る方が今年の第一番手。
■ブレミー (ろーま)
『東方見聞録』の挿絵などでもおなじみの、東方異民族のひとつ。
■イポポデス (ぎりしゃ)
足が馬な方々。ひづめがあるので、画びょう踏んでも痛くナイ!?
■アラッサス (ふらんす)
和名でいうならネコトカゲ。なんて鳴くのかは知りません。ニャゲー、ニャゲー。
■ハケンマン (どいつ)
FF11だと、チョウチンアンコウみたいな形してるひと。
■タルタロ (ばすく)
バスクっていうのはスペイン北部からフランス南部にかけて住んでいるひとびと。
■トーヴ (いぎりす)
ルイス・キャロル先生の狂詩に出て来るへんな古生物。
■スワンフィスク (のるうぇー)
ぬるぬるしてる巨魚。全身ボンド攻撃。
■カテュタユーク (いぬいっと)
実際にある木の人形を見つつ、デザインを起こしてみました。
■カクタスキャット (北あめりか)
ぐーぐるで検索をすると凄くきゅあん☆なブツが出て来るのが非常に気になるシャボテン。
■アブフワ (南あめりか)
南米のどふもこふも。小イキな食事法がちょっとツボ。
■メネフネ (ぽりねしあ)
雑な感じの一家には寄りついてくれないそうです。
■タイヤバン (呂宋)
名前がカッコよすぎる。タイヤバーーーーーーーーーン!! 主題歌つくれそう。(笑)
■マッカリーポン (泰)
人間が実る木のひとつ。美少女そのものが実るケシカラン樹木。
■むらちろり (日本)
世界をひとめぐりして日本にもどって来たので、お屠蘇一杯、病魔除毒。
和漢百魅缶2009年千穐楽連続興行
世界花廻寿五録 [せかいのはなつあーすごろく]
■こね取大明神 (日本)
『むだ砂子』からの登場。おもちはやっぱりつきたてだなー。ぺとぺた。
■竹篭岩 (朝鮮)
実はこちらさんは北朝鮮のおかた。天鵬殿(オリジナル)に続く第2号(笑)
■仙桃草 (唐土)
この草、日本にも生えてるそうです。でも、ムシクサって…単刀直入すぎ。
■ミハチン (蒙古)
子供を戒めるおばけツナガリで「がごめん」とかと同じラインのデザイン。
■シリン (ろしあ)
うひゅ!ロシアと言ったら!! というわけで、いよいよ、シリンちゃんの登場です。
■ニェン (西蔵)
大陸からまだ参考書が届きません。もっとマイナーなのを選定したかったかなぁ。
■チャコーラ (天竺)
とてつもなくキレイな設定の鳥。でも名前はとっても清涼飲料水。水のめ茶のめ。
■ヤルマギツ (大食)
シルクロードを走り出したこの辺から、名前とつづりの暗記が大変になってきます。
■コノペニ (あらびあ)
ポニータとか呼ばないように。
■アルバスティ (とるこ)
中近東あたりにも「うぶめ」の親戚がいるのですヨ。
■サマナ (えじぷと)
病気のモトとされるこの手のものは古代文明の移動とともに世界へ伝播したみたい。
■ササボンサン (西あふりか)
「手長婆」とちょっと似たデザインになってる。そ……そぅかなぁ……?(笑)
■アイガムハ (南あふりか)
足に潜望鏡をつければ、いちいち足をたかくあげなくてもいいと思うんだ。
■ストラルドブラグ (らぐなぐ)
18世紀に放たれた人類最大の問題提起のひとつ。
■カルナプラーヴァラナ (外天竺)
これなら大晦日も、ちべたくなぃ……っ!! こらっ、触ったらダメっっ!!
「和漢百魅缶」西暦でいえばノモンハン事件が大発生してた頃、通算1939体目は
うにゅんとオリジナルさんの中から「きんかぐつわ」さんです。
みかんのことをアメリカとかでは「サツマ」といいます、というのを
以前ここにも書いたような書かなかったような気がしますが、
そんな「サツマ」の御紋といえば、丸に十の字の「クツワ」のかたち。
――と、いう由来で、「くつわ」と「みかん」が融合して
こんなデザインになったわけですが、あの、丸に十の字のかたち、
なんとなくオレンジの輪切り、思い浮かべますよネ? ネ?(笑)

去年、482種類のおばけさんを散らしこんで描いた『涵妖園遊歩之図』の中に
描いておりましたので、すでに「こいつぁどんな設定がきのあるヤツだ?」と目にとめてた方、
よかったですナ。みかんの季節が参りましたから、いよいよ載りましたぜ。(笑)
うにゅんとオリジナルさんの中から「きんかぐつわ」さんです。
みかんのことをアメリカとかでは「サツマ」といいます、というのを
以前ここにも書いたような書かなかったような気がしますが、
そんな「サツマ」の御紋といえば、丸に十の字の「クツワ」のかたち。
――と、いう由来で、「くつわ」と「みかん」が融合して
こんなデザインになったわけですが、あの、丸に十の字のかたち、
なんとなくオレンジの輪切り、思い浮かべますよネ? ネ?(笑)

去年、482種類のおばけさんを散らしこんで描いた『涵妖園遊歩之図』の中に
描いておりましたので、すでに「こいつぁどんな設定がきのあるヤツだ?」と目にとめてた方、
よかったですナ。みかんの季節が参りましたから、いよいよ載りましたぜ。(笑)
「和漢百魅缶」西暦でいうと火星人がセメテキタってラジオ放送が流れて
大騒ぎがあったあの頃、通算1938体目のおばけさんは、
なんでそれが手持ち道具なの? 「へらをもったおばけ」さんです。
眠っている子供の上にドサッとのしかかってきて、
むねのあたりから下に向かって(ようするに、おなか方面ってことだネ)
へらでグィーーーーッとこそげるような圧をかける、
といったことをして来たというおばけなのですが、
実際のところ、何が正体だったのかもわかっておりません。

よくいう魘夢(うなされる)の一種で、カナシバリとかに近いもの
だったんじゃないかな、とも考えられますが、
状況に「へら」という物品を限定をしちゃってるあたりは
なんとなく、誰かのイタズラだったんじゃないの? 感もあるのですが
「へら」を使う数少ないおばけとしては貴重な昔話。
大騒ぎがあったあの頃、通算1938体目のおばけさんは、
なんでそれが手持ち道具なの? 「へらをもったおばけ」さんです。
眠っている子供の上にドサッとのしかかってきて、
むねのあたりから下に向かって(ようするに、おなか方面ってことだネ)
へらでグィーーーーッとこそげるような圧をかける、
といったことをして来たというおばけなのですが、
実際のところ、何が正体だったのかもわかっておりません。

よくいう魘夢(うなされる)の一種で、カナシバリとかに近いもの
だったんじゃないかな、とも考えられますが、
状況に「へら」という物品を限定をしちゃってるあたりは
なんとなく、誰かのイタズラだったんじゃないの? 感もあるのですが
「へら」を使う数少ないおばけとしては貴重な昔話。
「和漢百魅缶」西暦に換算するとナイロンが発明された年、通算1935体目のおばけさんは、
びよんとのびるか、蛇行をするか。「じゃばらおんな」さんです。
いまのところはっきりした作者の知れていない
『百鬼夜講化物語』(ひゃっきやこうばけものがたり)に描かれてる
おばけのひとつで、顔が三ッ目でお腹がヒダヒダなあたりが特徴。
本の文章には、「縫箔屋」や「紋」がどうしたとか書いてありますが、
単に、蛇腹(じゃばら)から連想された戯文で、
(蛇腹糸という糸が、着物に家紋を縫うときに使われてるノデ)
どの程度まで、デザインのベースになっているのかは不詳です。
はっきりしてるのは、蛇腹がついてる女のおばけ、といったダケ。
蛇骨婆(じゃこつばばあ)の親戚かどうかはもっと不明。(笑)
びよんとのびるか、蛇行をするか。「じゃばらおんな」さんです。
いまのところはっきりした作者の知れていない
『百鬼夜講化物語』(ひゃっきやこうばけものがたり)に描かれてる
おばけのひとつで、顔が三ッ目でお腹がヒダヒダなあたりが特徴。

本の文章には、「縫箔屋」や「紋」がどうしたとか書いてありますが、
単に、蛇腹(じゃばら)から連想された戯文で、
(蛇腹糸という糸が、着物に家紋を縫うときに使われてるノデ)
どの程度まで、デザインのベースになっているのかは不詳です。
はっきりしてるのは、蛇腹がついてる女のおばけ、といったダケ。
蛇骨婆(じゃこつばばあ)の親戚かどうかはもっと不明。(笑)
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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