呼び名・ながい。「だあんころころどんがらや」さんです。

陸中の国などにつたわる妖怪で、正体はひょうたん。
「だあんごろごろどんがらや」という大きな音をたてて現われては
食べ物や人間を食べてしまいました。
お寺の小坊主がこれに食べらてしまい、
それを知った和尚と梵妻が待ち伏せをして退治した
という昔話にあるもの。
転がる擬音がピックアップされてる点は「たんころりん」などと近いもの。
樹木です。「クワデーサーマジムン」さんです。

沖縄の宜野湾につたわるもの。
クワデーサー(こばていし、ももたまな)の大きな木の精で、
女の姿に化けたり、男に化けて人間に「すもうで勝負しよう」などと
声をかけて来たりしたと言います。
にわとりの朝を告げる声がきらいなようで、バサバサっと葉っぱとかで
にわとりの羽ばたきのような音をたてても、消えてしまったといいます。
じじいの大規模喫茶店。「ちゃちやちゃのちゃみせ」さんです。

むかし、おじいさんがおばあさんに
「かんじょ(トイレ)に連れてってくれ」と頼んだので、
おばあさんがしぶしぶ連れて行ったところ、
おじいさんが「ちゃちゃちゃ」と出した小便が
いつの間にかふたりの家を巨大で大繁盛な茶店に
突如変身させてしまったというもの。
この茶店が大繁盛の大繁盛でふたりは大金持ちになります。
これを聴いた隣のおばあさんが
家に帰って同じことをやってみようとしたところ、
おじいさんが「ちゅちゅちゅ」と小便をしたあと
「ぶうー」と屁をこいたので、
中風をわずらってしまったトサ。
羽後の国の仙北郡などにつたわる昔話に出てくるものです。
家が茶店に変貌するあたりの経緯が謎すぎて困りますが
とことんファンタジー展開。
前方視界悪し。「かしゃのあめ」さんです。

壱岐につたわるもの。
少し先も見えないような真っ白い霧がかかったような雨のこと。
「かしゃのかかった雨」あるいは「かしゃがかくる」などとも呼ばれてます。
葬列のあるときに出て
よくないことを起こしたりしました。
また、生前に悪事を積み重ねたひとや、
「があっぱ」に願を掛けて何かひとつの願いを
叶えてもらったりした人間が死ぬとき、
そのたましいを奪いに降る雨だとも言われてたそうです。
魔物と火車雨をさけるために
遺体には綛(かせ)とか刃物が置かれました。
このあたりは、よその魔よけとかと同じですね。
……(資料が増えたので、直後に改稿しました)
牛とバトった。「おうみのいけのえんこ」さんです。

石見の国のおうみの池に住んでた「えんこ」で、
むかし牛とどっちのほうがちからがあるのか
比べるためにひっぱりあいをして、
そのとき腕がちぎれてしまったために、
かたっぽの手しか無かったといわれてます。
「えんこ」というのは河童の種類のひとつ。
中国地方に多いものです。
『石見大田昔話集』によれば、牛のちからが強すぎたわけではなく、
牛が合図より先にひっぱりだしてしまったのにえんこが驚いてしまい、
力まかせにさらにひっぱりあげた結果、ちぎれてしまったそうです。
開化派です。「ぎゅうにゅうかいゆうれい」さんです。

子供をお腹に宿したまま死んでしまった女性の幽霊で、
夜毎夜毎にお寺の近所の牛乳屋さんを訪れて、
少しずつ牛乳を買っては、お墓の中で生まれていた赤ちゃんに
それを与えて育てていた、というもの。
だいたいの流れからピン!と来たかたも多かろうでしょうが
「こそだてゆうれい(子育て幽霊・飴買幽霊)の仲間です。
石見の国の富山町土井の一部などでは、
買うものがこのように牛乳になってるはなしがあったりもしました。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
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