忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[367]  [368]  [369]  [370]  [371]  [372]  [373]  [374]  [375]  [376]  [377
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
オーラルスネーク。「へびじた」さんです。

へびじた 蛇舌

へびのようにニョロニョロと舌がうごきまわるというもの。

イラストに描いたような長さってのはチョイと誇張で、
「ろくろっくび」ほどはニューーーと伸びないようです。

PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
キップかってね。「きしゃのかいそう」さんです。

きしゃのかいそう 汽車の怪僧

大正のはじめごろ、
周防の国の下松駅に現われたことがあったというもの。

ぼろぼろな着物を着たきたないお坊さんで、

「銭がないので、無賃で汽車に乗せておくれ」

と駅員に話しかけて来たので、

「そんなのはいかん」

とおことわり。何度たのんでも駅員が首をたてにふらないので、

「では乗らぬ、そのかわり汽車も動かぬぞ」

と言い捨ててお坊さんはいなくなってしまったそうですが、
その後、汽車が発進しなくなってしまい、駅員たちはびっくり困ったトカ。



瓜をわけてあげなかったら
瓜をぜんぶとられてしまった徐光の話や、
弘法大師にいじわるしたら、芋が石になったとか、
しぶい柿しかとれなくなったとか、井戸が涸れた、といった話に近いもので、
道具立てがモダンになったものでござるな。しゅぽっぽー。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
『因果物語』のなかからほえほえ。「あんりゅうじくじら」さんです。

あんりゅうじくじら 安隆寺鯨

むかし、最上川の河口あたりに流れ着いたというくじらで、
背中には大きく「安隆寺」という字がありました。

何年も前、旅先で船から落ちて行方不明になった
安隆寺の悪徳僧侶がくじらの姿にされたのだろうと言われ、
誰も肉やあぶらを採ったりしなかったソウナ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
松の木ゴロギュル。「はっとさん」です。

はっとさん

大和の国に伝わるもので、道のちかくの松の木などに
これがまつられてるところがあります。

そのまわりに生えてる草などをとったりすると、
お腹が急に痛くなったりするなどのばちがあたると言われてました。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ワタシハ環境音デス。「たるいわ」さんです。

たるいわ 樽岩

美作の国の阿波村にある山・大ヶ山にあるというふしぎな岩。
耳をちかづけると樽(たる)で水をザーとこぼす
みたいな音がしてきたと言います。

音がしてくる岩は割りと多いのですが
「樽で水こぼす音」というこまかい描写があるあたり
なんかすごいような気がしますぞ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
アクロバティックばばあ(?)。「もんどりばあさま」です。

もんどりばあさま もんどり婆様

下野の国の百村にある東福寺というお寺のあたりに出たという妖怪。
お婆さんの姿をしてるようですが、あまり詳しいことは知れてません。



『那須山麓の民俗』という資料には
「憑き物」という項目の中に、「これは人間の妖怪で、憑いたりしない」
っていう「これは例外です」みたいな登場の仕方をして載ってます。

――実際どういうのなのかが載ってないので
ほかの報告も目下捜査中。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おさん狐シリーズ、「はぶのおさん」さんです。

はぶのおさん 土生のおさん

和泉の国の土生(はぶ)あたりに出てたという化けぎつね。
よくひとびとを化かしては面白がってたと言います。
 

各地に「おさん」という呼び名のついてる狐さんがおりまして
こちらさんもそのいっぴきであります。こんこん


和泉の国や河内の国あたりでの狐と狸の化けパワー勢力は
あちらで「狐のせい」というはなしがあれば
向こうで「狸のしわざ」といわれるのがある感じで
じりじり拮抗してる、って感じの分布な印象。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ジャストアモーメント。「かんぼういぎのばけもの」さんです。

かんぼういぎのばけもの かんぼういぎの化物

甑島のかんぼういぎという場所に出たというおばけ。

むかし、薪を求めてあがってきた漁師たちが
このあたりを歩いてると、死体が転がっててびっくり。

急いで舟に戻ったところ、おそろしげな女が岸壁で
「待てー」と叫んでたんだトカ。


船乗りさんたちが、どこかに上陸したり停泊したりして
あやしい女の妖怪からききいっぱつ、逃げ切る、というのはいくつか確認されていて、
だいとうがはなのばけもの」や「だきのばけもの」などと近いものだす。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ひつがせんのてんぐ」さんです。

ひつがせんのてんぐ 櫃ヶ山の天狗

美作の国の櫃ヶ山にいると言われてた「てんぐ」さま。

夏の土用ごろになると森に
ぴかぴか白いひかりが光ってみえるといわれてて、

「てんぐうさまが羽根を干しゃっさるだ」

などと言われてたそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
よんもじバリアー。「がっぽうがったい」さんです。

がっぽうがったい

身につけてるものを守ってくれるというふしぎな文字。

むかし、猟師さんが鶴を射落としたのですが、
鶴がまったく傷ひとつなく、ぴんぴん歩き回ってたので、
ふしぎに思ってじっくり見てみたところ、
つばさの下にこのふしぎな文字があったところから、
弓矢やけがよけのための身代わりのお守りとして
使われるようになったんだトカ。

がっぽうがったい

「がっぽうがったい」の文字はこのようなものです。
中につかわれてる合包合台という漢字の一部をおんよみしただけで、
実際の意味などはよくわかっていません。

「じゃっこうじゃっがく」や「さむはらさむはら」ともこの文字は読まれていて、
猟師さんや武士などの間で事故よけや弓矢よけとしてもたれていたほか、
戸川安章の「修験道と民俗」などによると、
第二次世界大戦中には弾よけのお守りとしても使われてたそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おしっぽナビゲーション。「おおかみのうつぼ」さんです。

おおかみのうつぼ 狼の靭

おおかみが山から下りる正しい道を教えてくれたというもの。

むかし、ある座頭さんが山道で迷子になってしまい、
大きな木の下を一晩の宿として借ります。
そのとき山の神様へお礼として弾いた平曲を山の神様が大感激、
食べ物をご馳走したりしてくれます。

そのあと、山から下りる道を猟師が
「座頭どん、わしの提げてるうつぼの毛につかまってついて来て下され」
と親切に教えてくれたのですが、そのうつぼというのは実は狼のしっぽだったソウナ。

 

靭(うつぼ)は矢を入れておく道具で、獣の毛皮などをつけたりしてありました。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ねずみのなすまま。「じんすけのむすめ」さんです。

じんすけのむすめ 甚助の娘

享保のころ、金沢の脇田という武士の屋敷のお長屋に勤めてた女中。
夜ねむってると鼠たちがこの娘のもとに集まって
胸の上にぴょんぴょん登っていくと、夢うつつのまま娘が起き上がって
お長屋中のたんすや長持ちを開けまくり、その中身を
鼠たちにガリガリかじらせてしまったと言います。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]