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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
たぬき、いたち、と来て本日は、てん。「てんまる」さんです。

てんまる

上野の国の甘楽郡あたりに伝わるもので、「かしゃ」の仲間。
お墓に埋葬された新仏の死体を食べに来ると言われてました。


上州や武州の北部では貂(てん)のことをこういう風に呼んだりもしてます。

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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
きのうの狸につづいて鼬、「いたちのもちいし」さんです。

いたちのもちいし 鼬餅石

薩摩の国の出水郡野田村の餅井という長者さんの家にあったという、
まるいおもちのような形をしてるふしぎな小石。

むかし、いたちのむれがたくさんこれを運んで持ってきたそうで、
何俵もあるこの小石を当主だけでつめかえるのが行事になってたといいます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
麹町のぽんぽこどん。「はいふりだぬき」さんです。

はいふりだぬき 灰降狸

嘉永7年(1854)の6月ころ、江戸の麹町にあった天神さまのお宮の
あちらこちらで灰がぱらぱら降って来たというもの。

昼間でも、夜中でも、人が来るとぱらぱらちらちら降って来たので
これはいったいなんだんべ、ということになったのですが、
正体はたぬきだったソウナ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ニンギョウヲツクリナサイ。「にんぎょうのぼうさん」さんです。

にんぎょうのぼうさん 人形の坊様

陸奥の国の鮫村につたわるもの。

毎年家の戸に飾って魔よけにする
麦わらの人形をつくる俗信が村にあったのですが、
ある家のおかみさんは「そんなのしちめんどくさい」と人形をつくらないでいました。

6月24日にはその人形を人形森というところにおさめに行くのですが、
そのおかみさんは麦わらをひとつかみくらい持っていっただけでした。

人形森の帰り道、

見たことのないふしぎな坊さんとすれ違ったところ、
「ごくろうごくろう、がきは火にくばってら行ってないが」
と妙なことを言って姿を消してしまったので、
おかみさんがふしぎに思いながら家に戻ると、
子供が焼け死んでしまってたんだソウナ。



6月24日にあつめられた人形は
恐山の三途の川の橋をつくるたすけをする役目をもってる、とされていました。

人形が「何かを建造するため」に使われるというのは
「ひょうすべ」などのはじまりと共通してる感じがありますが、
詳しいつながりがあるかはよく知りません。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
配偶者もいるのです。「なんどじいさん」さんです。

なんどじいさん 納戸爺さん

家の納戸にお正月のまえごろ(12月30日あたり)になると
やって来ると言われてたもので、
河内の国の錦部郡などにつたわるもの。

この「納戸爺さん」は「なんどばさん」(納戸婆さん)とは夫婦で、
一対におまつりされてる地域もありました。

むかしは、どこの家でもその時期になると
二股大根やお膳などをおそなえしていたそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
世帯道具なシリーズだする「ばけとっくり」さんです。

ばけとっくり 化徳利

お酒などをいれる徳利(とっくり)のおばけです。

いくつか残ってる絵で、徳利の化けたのとか、酒樽が化けたのとかは
だいたい、お酒をのんだり、へべのれけ、になってたり、
踊ってたりする所作のデザインが多いのですが、
たまたま、「かっぱ」とか「たぬき」の化けた「おつかい」姿の子供みたいに
通い帳をぶらさげて、「お酒を買いにおつかい」というかっこうの絵を
みたことがあったので、それをリデザインして雰囲気づくり。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
伊予のたぬき番付の中から、「こくぎざのくろ」さんです。

こくぎざのくろ 国伎座のくろ

伊予の国にあった「国技座」という芝居小屋に
住んでたというおたぬきさんで、

阿波の国の信富座にいた「およしだぬき」などのように、
お芝居に関連のあるたぬきですが、
どういうおうわさがあったのかなどという部分の詳しいことは伝わっていません。

ざんねん

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
いろがくろくてくいつきたいが。「ばけなすび」さんです。

ばけなすび 化茄子

こども向けの絵草紙や手遊絵などに描かれたりしてるもので
ご覧のとおりのなすびの妖怪です。

まぁ、この手のものは、単純に絵だけです。ころころころころ
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
口呼吸してない。「ぐひんのはないき」さんです。

ぐひんのはないき 狗賓の鼻息

山の中からぐうぐうぐうと響いて来るような音が聴こえてくるけど、
どこから鳴ってるのかわからない、というもので、
美濃の国の坂内村などにつたわるものです。

「ぐひん」というのは「狗賓」とか漢字があてられたりしてますが
はやいはなしが「天狗」のような、山の妖怪をさした呼び名のひとつです。

大和の国の山あいに伝わる「またいこ」などとは同じもののようです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
シャドー。ざばー。「かげとり」さんです。

かげとり 影取り

信濃の国の半過(はんが)という地が
むかしむかし全体一面みずうみだった頃に
いたという巨大なわに。

水面にうつった影を見ると、
サッとそのひとを食べてしまったといいます。



「かげわに」や、一部の「うしおに」の持ってる、
水にうつった影をとられると死ぬ、というものと同様のものです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
パワフルパワフル。「がま」さんです。

がま

肥後の国につたわるもので、
海のむこうに住んでるという物凄い怪力のもちぬし。


「ちから出せ」という意味の「がまだせ」とかいうことばは、
この「がま」から来てると言われてます。



自分より強いものがいたら勝負してやると考えてた「仁王さま」が、
船にのってえんやらぷくぷくこれに勝負を挑みにいきますが、
「がま」はお留守で、家にいたのはおかみさんだけ。

「じきにかえってくるけん、待ったりや」と「がま」のおかみさんに言われて
そこらへんをぶらぶら歩いてた「仁王様」でしたが
近所の子供から、「がま」の怪力強力豪力の噂や武勇伝を聞いて
「こわすぎる!!」 と、逃げ帰っちゃった、といいます。



「仁王さま」がちからくらべに海外渡航するほかのはなしでは
「がおう」という呼び方で出て来たりもしてるので、
「がま」というのは、その一変形(どっちが先かは知らない)と思われます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
べこvsたこ。「うしひきたこ」さんです。

うしひきたこ 牛曳蛸

大きなたこがぞろぞろと群れになって現われて、
牛などをえいやえいやと引っ張り込んでしまうというもの。

巨大化すると「たじまのおおだこ」みたいになります。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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