岐阜県からはいどうぞ。「があろっこ」さんです。

美濃の国の池田郡櫨原(はぜはら)につたわるもの。
かえるが子供の姿に化けてひとの前に出て来たといいます。
平左(へいざ)という男が畑仕事をしてると
見知らぬ子供が寄ってきたが一言もしゃべらないでジッとしてました。
昼になったので平左が「おまえも何か食うか」ときいたところ、
首をたてにふって後をついて来たので
作ってあったふくべ汁をあげるとふしぎな子供は「うまい」と言って何杯もおかわり。
礼を言って家を出て行きました。
平左があとをつけてみると、子供はいきなり川にドボン。
かえるの姿になってしまいます。
しかしふくべ汁を食べ過ぎてお腹がふくれたせいか、
水にもぐれずすぐお腹がポコンと浮いてしまいます。
かわいそうに思った平左が石を背中にゆわいつけてやると、
無事に水にもぐることが出来ました。
その後、ふくべ汁と石のお礼なのか、
平左の家の蓑(みの)掛けに魚を何匹もかけてくれてましたが、
蓑掛けが古くなったとき、素材をたまたま鹿のつのに替えたところ
パッタリお礼は止んでしまったそうです。
埼玉県からはいどうぞ。「へいじゅうのよめ」さんです。
武蔵の国の川越などにつたわるもの。
むかし平十という男が川で魚を釣ってると、
そこへきれいな女がどこからともなく現われて
「へいじゅうさん、へいじゅうさん、嫁にしてくれ」
と言って来て、そのままお嫁になったんだソウナ。
平十の嫁は次の日から木綿をよって糸にして、
キキリコチャンバタリコチャンと1疋の布を織り上げると
「へいじゅうさん、これを南錦白が300両、高いといったら200両と言って売って来てくだされ」
と渡します。
平十がそのとおり売りに歩くと、
お殿様が300両でその布を買い上げてくれます。
しかしその後、雲からつる草がぶらさがって来て、平十の嫁はそれにつかまり
「迎えが来たので家に帰ります」といっていなくなってしまいましたトカ。
天に浮かんで帰っちゃうあたりは、天女な昔話に近いものですが、
このお嫁の正体がなんなのかはヨクワカリンセン。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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