氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
今月の「和漢百魅缶」の連続興行は2日間ぶちぬき! ということで
千穐楽の本日はこちらの面々がご目見得いたしました。
ズラリと並べますと、なかなか壮観、でございます。
まんがんぶらり 先日の鈞り毛と同様に、骨董臭ただようおばけさんがトップバッターです。
しまいかん 15000ヒット記念イラストの茛悪魔(赤くておすし食べてる)に雰囲気が似てますナ。
ねじじんた ジンタアジのジンタはズンダモチのズンダとおなじものであった、という衝撃の事実。
ばっかんうろこ よくかんがえると、魚ではない可能性が高すぎる形してますね、このおばけ。
ういこみねこ 「ういこみ」っていうのは「植え込み」のなまりフレーズでございまする。うぃこむ。
よつもか 眼玉が四ッあるのは、人をのろわば穴ふたつ、つまりふたり分、というコトです。わらわら
ぎょうさんぎ 歌舞伎に出て来る御用役人などが蹴散らされてギバを打ってる動作の構図です。
わくまぐち ほんとのコトを言うと、耳として設定した部分は、もともと腕でした。(あっ、すぐわかるか)
はやしばばあ 本所七不思議の狸囃子にあった噂話の一ッを抽出してデザインしたものです。
がにぎく 多分、主要な活動場所は団子坂とかだったはずです。芳町とかでは……無いはず。
くわれぎぬ 鬼一法眼のお芝居に出て来るセリフの中から名前は連想して附けました。ベベン。
のどろす のどろすの「ろす」の部分は「ロース肉」という意味でした、という衝撃かつ安直寺な事実。
ふるともこう 紅葉の葉っぱがついているのは、高尾太夫からの連想です。とのさまの伽羅の下駄。
あぶらごめ 以前『妖界東西新聞』の絵に登場していたあのひとです。否、あのおばけです。
まいなくし 扇の地紙のおりたたみの数がやや、不正確な気もしますが、そこらへんは魔力でカバー。
やぶふちょう デザインは一昨日の夜作りましたが、基本材料は数年前から紙の山に潜っていました。
かんかんだま ちくわ(シトラス味とショコラ味)みたいな書き割りは、星のカービィとかの影響ですネ。
つきぶれ ここで言う袖の長さとは振袖の長さのコトで、長袖半袖七分丈のコトでは無いそうな。
すうばこ 猫が座布団の上とかでまぁるくなってるのを「香箱をつくる」って言うんです。その辺りから。
おたれし イスノキの虫こぶは、なかなかグロテスクな風景をかもし出したりするんです。ハイ。
くらいれとら 「くらいれ」だったか「くらいり」だったか打ち間違えるんです。あたふたあたふた。
おっさう 手に持っているのは「卵の化物」さんの「ミニチュア細工」です。(縮尺あわないものネ)
しもかぜじゃき おならのおばけでは無いのだっプー。(片岡春香風味)
のらつぎ こちらさんは万亭応賀の絵草紙が少し材料になってます。宵闇迫れば、といえば二村定一。
いぬがみびょうご よく考えると予告で言及してた兵庫が犬神使い、というのは勘違いでした。あらら。
これにて、五十体の連続アップ、無事に打ち出しでございまする。
デケデッデケデッデケデッデケデッ、(←追い出しだいこの音)
千穐楽の本日はこちらの面々がご目見得いたしました。
ズラリと並べますと、なかなか壮観、でございます。
まんがんぶらり 先日の鈞り毛と同様に、骨董臭ただようおばけさんがトップバッターです。
しまいかん 15000ヒット記念イラストの茛悪魔(赤くておすし食べてる)に雰囲気が似てますナ。
ねじじんた ジンタアジのジンタはズンダモチのズンダとおなじものであった、という衝撃の事実。
ばっかんうろこ よくかんがえると、魚ではない可能性が高すぎる形してますね、このおばけ。
ういこみねこ 「ういこみ」っていうのは「植え込み」のなまりフレーズでございまする。うぃこむ。
よつもか 眼玉が四ッあるのは、人をのろわば穴ふたつ、つまりふたり分、というコトです。わらわら
ぎょうさんぎ 歌舞伎に出て来る御用役人などが蹴散らされてギバを打ってる動作の構図です。
わくまぐち ほんとのコトを言うと、耳として設定した部分は、もともと腕でした。(あっ、すぐわかるか)
はやしばばあ 本所七不思議の狸囃子にあった噂話の一ッを抽出してデザインしたものです。
がにぎく 多分、主要な活動場所は団子坂とかだったはずです。芳町とかでは……無いはず。
くわれぎぬ 鬼一法眼のお芝居に出て来るセリフの中から名前は連想して附けました。ベベン。
のどろす のどろすの「ろす」の部分は「ロース肉」という意味でした、という衝撃かつ安直寺な事実。
ふるともこう 紅葉の葉っぱがついているのは、高尾太夫からの連想です。とのさまの伽羅の下駄。
あぶらごめ 以前『妖界東西新聞』の絵に登場していたあのひとです。否、あのおばけです。
まいなくし 扇の地紙のおりたたみの数がやや、不正確な気もしますが、そこらへんは魔力でカバー。
やぶふちょう デザインは一昨日の夜作りましたが、基本材料は数年前から紙の山に潜っていました。
かんかんだま ちくわ(シトラス味とショコラ味)みたいな書き割りは、星のカービィとかの影響ですネ。
つきぶれ ここで言う袖の長さとは振袖の長さのコトで、長袖半袖七分丈のコトでは無いそうな。
すうばこ 猫が座布団の上とかでまぁるくなってるのを「香箱をつくる」って言うんです。その辺りから。
おたれし イスノキの虫こぶは、なかなかグロテスクな風景をかもし出したりするんです。ハイ。
くらいれとら 「くらいれ」だったか「くらいり」だったか打ち間違えるんです。あたふたあたふた。
おっさう 手に持っているのは「卵の化物」さんの「ミニチュア細工」です。(縮尺あわないものネ)
しもかぜじゃき おならのおばけでは無いのだっプー。(片岡春香風味)
のらつぎ こちらさんは万亭応賀の絵草紙が少し材料になってます。宵闇迫れば、といえば二村定一。
いぬがみびょうご よく考えると予告で言及してた兵庫が犬神使い、というのは勘違いでした。あらら。
これにて、五十体の連続アップ、無事に打ち出しでございまする。
デケデッデケデッデケデッデケデッ、(←追い出しだいこの音)
無事ふたが開きました今月の「和漢百魅缶」の連続興行、
今月は二日間ぶちぬきというワケで、初日の本日はこんな面々にご登場を願いました。
今月はすべてオリジナルさんの中でも出来たての面々を打ち揃えましたので
鼓膜にも、水晶体にも、お初の方々勢揃いかと存知ます、
お気に召した者がございましたらば、今後はどうぞ、ご愛顧のほど、
こい願い上げたてまつりまする。(平伏)
つりげ 新鮮お野菜の仇敵でございまする。実はフランス語がモトだったりというのはナイショ。
おおばざみ 首が非常に重たそうなカンジがします、というよりコレは取れない仕様ですか。
うずいざや 背景の書き割りが、ものすごくアイスクライマーな雰囲気ですが白熊はいません。
けふぜる このおばけの尻尾はビーバーの尻尾がタネになっています。そう洗濯板みたいなアレ。
かがりぼうし このネオンサイン風味の描写はスキです。プリクラの落書きとかにもありますね。
せんぽんざね 縮小時に少しつぶれてしまいましたが、写真の絹目みたいな点がついています。
しきりながし 手に持っているのは、たわしです。まだかめのこたわしが生まれてない時代設定。
うまちゃく 地面の配色がかなりミックスベジタブル!!!な色合いになっていますな。キャロット。
あいのに 「あい」は「合せる」とか「和える」といったニュアンスの「あい」で「インディゴ」では無いです。
よみちてつびん 大分以前から、鉄瓶はいいなァと思っているのですが、いまだに未購買未煮沸です。
をこでさま ついに、「を」が頭文字につくおばけを配置することが出来ました。というより造りました。
はなはだば なんだか氷泉っポクない色と線が出ている気もする一枚です、この画は。ナゼダロウ。
もりならし 明治時代の錦絵に多用されているアニリンの紅色は、実に不思議な色です。とてもスキ。
あづらぬぐい べつにキュウリのスティックを撒き散らすおばけではありません。
ごつごつごぶ 海辺を歩いてると、海藻があったりしますがキャベツに似てるヤツ、あれ結構邪魔。
にくほこり 背景の書き割りが一番現代的なコチラさん。弱点はお灸とかオロナミンとかでしょうナ。
そのまえ 遠見に立っている富士山に顔がついているのは国芳シショーの『化物忠臣蔵』のマネっコ。
あなほごえ 全然カンケイありませんが、植物といえば道管と師管の違いが未だに曖昧です。どっち?
つるぎのおきな 背景のまるい形は「刀」の文字をぐるりとまるく、牡丹文字風味に仕立てたものです。
よもうこ 色合いが某ファミコンのゲームのワールド3みたい。馬頭観音より庚申塚が近所に多いです。
めきとり 下描きの段階では自転車に乗ってましたが、ビミョウとの意見によりココに落ち着きました。
だいこみそ 大根サンしりーずの第3段です。あたまにのってるお味噌はやはり土地ごとに違うもの?
すみだがわとふく 以前、泉疋屋に登場したあの「うつし絵」のぎふアニメの人、実はおばけでした。
むささびむすめ 髪の毛を水玉状に色塗指定する、というのはコジンテキには初挑戦の試みでした。
まつかぜがんどう がんどうというのは今でいう懐中電灯のような照明。お芝居ではドロボーの持ち物。
今月は二日間ぶちぬきというワケで、初日の本日はこんな面々にご登場を願いました。
今月はすべてオリジナルさんの中でも出来たての面々を打ち揃えましたので
鼓膜にも、水晶体にも、お初の方々勢揃いかと存知ます、
お気に召した者がございましたらば、今後はどうぞ、ご愛顧のほど、
こい願い上げたてまつりまする。(平伏)
つりげ 新鮮お野菜の仇敵でございまする。実はフランス語がモトだったりというのはナイショ。
おおばざみ 首が非常に重たそうなカンジがします、というよりコレは取れない仕様ですか。
うずいざや 背景の書き割りが、ものすごくアイスクライマーな雰囲気ですが白熊はいません。
けふぜる このおばけの尻尾はビーバーの尻尾がタネになっています。そう洗濯板みたいなアレ。
かがりぼうし このネオンサイン風味の描写はスキです。プリクラの落書きとかにもありますね。
せんぽんざね 縮小時に少しつぶれてしまいましたが、写真の絹目みたいな点がついています。
しきりながし 手に持っているのは、たわしです。まだかめのこたわしが生まれてない時代設定。
うまちゃく 地面の配色がかなりミックスベジタブル!!!な色合いになっていますな。キャロット。
あいのに 「あい」は「合せる」とか「和える」といったニュアンスの「あい」で「インディゴ」では無いです。
よみちてつびん 大分以前から、鉄瓶はいいなァと思っているのですが、いまだに未購買未煮沸です。
をこでさま ついに、「を」が頭文字につくおばけを配置することが出来ました。というより造りました。
はなはだば なんだか氷泉っポクない色と線が出ている気もする一枚です、この画は。ナゼダロウ。
もりならし 明治時代の錦絵に多用されているアニリンの紅色は、実に不思議な色です。とてもスキ。
あづらぬぐい べつにキュウリのスティックを撒き散らすおばけではありません。
ごつごつごぶ 海辺を歩いてると、海藻があったりしますがキャベツに似てるヤツ、あれ結構邪魔。
にくほこり 背景の書き割りが一番現代的なコチラさん。弱点はお灸とかオロナミンとかでしょうナ。
そのまえ 遠見に立っている富士山に顔がついているのは国芳シショーの『化物忠臣蔵』のマネっコ。
あなほごえ 全然カンケイありませんが、植物といえば道管と師管の違いが未だに曖昧です。どっち?
つるぎのおきな 背景のまるい形は「刀」の文字をぐるりとまるく、牡丹文字風味に仕立てたものです。
よもうこ 色合いが某ファミコンのゲームのワールド3みたい。馬頭観音より庚申塚が近所に多いです。
めきとり 下描きの段階では自転車に乗ってましたが、ビミョウとの意見によりココに落ち着きました。
だいこみそ 大根サンしりーずの第3段です。あたまにのってるお味噌はやはり土地ごとに違うもの?
すみだがわとふく 以前、泉疋屋に登場したあの「うつし絵」のぎふアニメの人、実はおばけでした。
むささびむすめ 髪の毛を水玉状に色塗指定する、というのはコジンテキには初挑戦の試みでした。
まつかぜがんどう がんどうというのは今でいう懐中電灯のような照明。お芝居ではドロボーの持ち物。
右に上げましたビラの字のごとく、陰の部、陽の部と2日連続で
我らこっとんきゃんでいが製作いたしましたオリジナルおばけさんどもを
二十五体、二十五体、ズズイズズイと計五十体、
アップしてお目にかけようと存じております。
たわむれて、つけましたる外題(げだい)は
『群御覧菖蒲新怪』(よせてごらんあやめのあらばけ)
5月の22、23日に順次アップをしてゆきますので
どうぞおたのしみのほど。
ちなみに、22日陰の部の主任(トリ)は
一部で人気の某なんとか灯篭さんのお仲間うち?
松風(まつかぜ)というお菓子のおばけ「ま津風強燈」(まつかぜがんどう)が
23日陽の部の主任は、絵草紙や歌舞伎に出て来る
犬神つかいをもじったオリジナルさん「犬賀巳病庫」(いぬがみびょうご)が
あいつとめまする。
とざいとーーーざいーーーーーー。
今月の「和漢百魅缶」第16摘み目のおばけさんは!
オリジナルおばけさんの中から「ざとうひんかい」さんです。
「和銅開珎」などの古銭の名前めかして江戸ッ児がつくった地口(発音を似せたしゃれ言葉)
のひとつを名前に頂戴して製造されたデザインおばけさんでございます。
蜀山人センセイが『唐詩選』をもじり尽した『通詩選笑和』という本に出て来る註のなかにも
「古銭目録に曰 坐頭貧解は今の高利の車の輪めくめくりのはやき事
三寸の舌をもって遊里の道を遊行すが如し」
という形で「ざとうひんかい」のフレーズが登場していますが
こちらは実際の古銭であるかのごとく、コレを採り上げた戯註。
このデザインの骨格は既にアップをしている「とりん」というオリジナルおばけなのですが
その「とりん」の骨格は、我らが氷厘亭の大師匠、氷厘亭氷厘(こおりんていこおりん)の
持ちキャラクター「こおりん」だったりします。当流、伝統のフォルム(笑)
オリジナルおばけさんの中から「ざとうひんかい」さんです。
「和銅開珎」などの古銭の名前めかして江戸ッ児がつくった地口(発音を似せたしゃれ言葉)
のひとつを名前に頂戴して製造されたデザインおばけさんでございます。
蜀山人センセイが『唐詩選』をもじり尽した『通詩選笑和』という本に出て来る註のなかにも
「古銭目録に曰 坐頭貧解は今の高利の車の輪めくめくりのはやき事
三寸の舌をもって遊里の道を遊行すが如し」
という形で「ざとうひんかい」のフレーズが登場していますが
こちらは実際の古銭であるかのごとく、コレを採り上げた戯註。

このデザインの骨格は既にアップをしている「とりん」というオリジナルおばけなのですが
その「とりん」の骨格は、我らが氷厘亭の大師匠、氷厘亭氷厘(こおりんていこおりん)の
持ちキャラクター「こおりん」だったりします。当流、伝統のフォルム(笑)
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
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