天人は嘘はいわんばい。「たけのこどうじ」さんです。

昨日のねこまたにはひしゃくが出てきましたので
竹……という連想攻撃からの今日のアップです。
竹の中にとじこめられてた5寸くらいの大きさの男の子で、
肥後の国の人吉などにつたわるもの。
むかしむかし、竹採りをしてた三吉という男が、
竹の中に封じ込められてたこの竹の子太郎を救ってあげたところ、
「これで天に帰れるが、恩返しばせんばお姫様に叱られるで、
願いを七ッかなえられるようにしちゃる」
と言われたので、三吉はなりたかった武士の姿を思い浮かべて念じると、
たちまち武士になることが出来たソウナ。
竹の子童子という名は本人が自分の名前として言ってますが、
なぜ「悪い竹の子」たちによって竹の中にとじこめられていたかは不詳です。
ただ、「天人」と自分でいってるので
おなじく竹から出てきた「かぐや姫」とおなじように
地上の存在ではなかったことがうかがえます。
水をのめのめ。「ねこまた」さんです。

昨日は狐が憑くものでしたので、連想攻撃はまっすぐに
憑くもの、猫をポイポイとな。と今日はアップいたします。
相模の国の津久井郡などにつたわるもので、
遺体の近くにねこが近寄ると
遺体が立って歩き出したりするというもの。
この遺体が台所の水がめなどから柄杓(ひしゃく)で水を飲むと、
操縦してるねこに「千人力」がついて
「ねこまた」に変ずることが出来ると言われてました。
もし、ねこがこんな風に遺体を立たせちゃったりしたら
箒(ほうき)で叩けば遺体はもとに戻るといいます。
「猫」が霊力を得て「猫股」へ変化する過程に
お葬式に関する習俗の俗信がまじっている型のものです。
猫などの力で動き出した遺体を箒で叩く慣わしは
中国大陸や朝鮮半島などにも見えるものです。
ぷかー。おれんぢー。「だいだいいろのとびもの」さんです。

昨日が地面のなかでめらめらなものでしたので
そこからの今日の連想攻撃は空にめらめら。
磐城の国の田人村などにつたわるもの。
夜空などをひかりながらとんでゆく「とびもの」で、
だいだい色にひかりながら飛んでいったといいます。
大きさは空に出てるお月さまより大きかったトカ。
もう少し小さい寸法のは赤かったり青かったりしたそうです。
めらめらフィールド。「じか」さんです。

昨日は「天から降ってくる」妖怪でしたので
今日は逆転連想攻撃で「地の中にあがってくる」ものからチョイスです。
漢字で書くと「地面」の「火」で、「地火」でございます。
各地で言い習わされてたもので、
そのとおりの地面の中に燃えて出て来るという火。です。
特定の日にはこれが起こるとされてて、
その日には作物の種をまくのをやめたりしました。
この日に種をまいた作物は
地面の中のこの地火の影響で不作になったり、不幸を呼んだりするとか、
麦や稲などの場合、それを使って葺いた屋根などは火事になるなどと言われてました。
肥前の国佐賀郡などでは、地火日につくりはじめた餅米は
葬式の餅になるといわれてました。
また、遠江の国などでは「地が焼けてる日」と考えられてて、
作物を植えてはいけないとしてたそうです。
もーちーあげーるー。「ほごつり」さんです。

昨日は桶でしたので、物のいれものという連想攻撃から
今日はものを入れて運ぶ「ほご」(畚・もっこ)な妖怪さんです。
伊予の国の北吉井村牛渕につたわるもの。
空から畚(ほご)が下りてきて
人間をつかまえ、吊り上げてしまうといいます。
「つるべおとし」などの仲間のようですが、
『重信のむかし話』に載せられてるはなしの中には、
宴席のごちそうをおみやげに持って帰ってきたひとが
これに吊り上げられて「うわーーーー!!」
ハッと気づくと草むらの中に倒れてて、ごちそうが全部なくなってた
というものもあるので、たぬきさんのしわざな香りもちょっと想像できます。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党







