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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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こんげつの「和漢百魅缶」へのさいしょのアップは
どどどどぶぉーやぁやぁやぁ。「こだまいし」さんです。
 
こだまいし こだま石

遠江の国の門桁にある石。
むかし、徳川家康がいくさに敗走してきたとき、
この石が何百もの軍勢の鬨(とき)の声をあげだしたので、
家康を追っかけてきた敵の軍勢は
「助けが寄せて来たか」と勘違いして撤退。
家康は命びろいしたといいます。


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今月の「和漢百魅缶」千穐楽のアップは
ぱくぱくダブル。「りょうこうよう」さんです。
 
りょうこうよう 両口羊

漢字で書くと「両口羊」であります。
口がふたつ生えてるひつじで、
これがひつじから生まれるのは、その年の作物が凶作になって
ひとびとが飢饉に苦しむ前兆だとも言われてました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
かがやくキリンだあこがれだ。「ぎゅうさんりん」さんです。
 
ぎゅうさんりん 牛産麟

漢字でかきますれば「牛産麟」です。
牛からものすごくピカピカ光かがやく「きりん」(麒麟)のようなものが
生まれるというふしぎなもの。

何か変事の前触れと考えられてたようです。

おそろしいことが起きるんじゃないかと考えて、
これをすぐにぶち叩いて殺してしまったお百姓さんなどの紀事が
『湖広通志』などに残ってます。


「くだん」(件)のうわさとは、基幹細胞がお仲間ですな。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
駐車場の看板だと満。「かまんしつ」さんです。
 
かまんしつ 火満室

漢字で書くと「火満室」で、字からすぐに通じますナ。
部屋中がいきなり火炎だらけになってるというもので、
妖怪や霊鬼などが起こすもの。

火自体はまったく熱くなくて、
単におどろかすだけのまぼろしだったりします。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
かたきこといしのごとし。「じょせきかい」さんです。
 
じょせきかい 如石蟹

漢字で書くと「如石蟹」としるします。
あたまの中に入り込んで、ジクジクと頭痛をまき起こすというもの。
石のように硬い小さな蟹(かに)のようなかたちをしてたといいます。

『南村輟耕録』には、子供が頭がずっと痛いと言ってたので
お医者さんがおでこのあたりを切ってみたところコレが出て来たので
採り出したところ、しばらく生きてたけど死んじゃったといいます。
子供のほうは、あたまの中から変な蟹みたいなのを採り出したとたんに
すっきり今までの痛みが消えたというはなしが載ってます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
モーモーぐつぐつ。「ていめい」さんです。
 
ていめい 鼎鳴

漢字で書くと「鼎鳴」。「かめい」(鍋鳴)の仲間です。
鼎(かなえ)が突然うなりだして大きな音を発するというもの。
牛のような鳴き声で鳴いたりしたといいます。


鼎が鳴いたもっと具体的な話には
ていめいほうごう」(鼎鳴宝号)などもあります。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
不燃物でだしてください。「ささ」さんです。
 
ささ 鎖鎖

漢字でかくと「鎖鎖」とかきまする。
回鶻(ウィグル)の地に生えてるといわれてたふしぎな木で、
火をかけても決して燃えることはなくて、
灰にも炭にもならなかったといいます。

根っこをつかって帽子などが作られてたそうで、
それは「かそ」(火鼠)の毛皮などのように火に燃えない性質をもってたソウナ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おおおおきなカエルの報恩。「きょあ」さんです。
 
きょあ 巨蛙

漢字でかくと「巨蛙」ですあ。

むかし盧伯玉(ろはくぎょく)というひとが登庁しようと歩いてると、
おおきなかえるがものを訴えるような目つきでジーッと見て来たので

「これはふしぎだ」

と思い、しもべにそのあとを追わせます。
すると一ッの古井戸の中にかえるはドブン。
捜索してみると中から死体が見つかりました。


調べてみると、それは行方知れずになってた人で、
お金目当てで殺されてたことがわかり犯人も捕まりました。

そのひとの家族にきいたところ

「あのひとは生前かえるを大事にしてて、
 食べるということは決してしなかった人でした」


と言われたソウナ。




『南村輟耕録』などにあるもの。
同じ盧伯玉(盧文璧)でも、巨「蛙」が巨「亀」にかわってる話もあります。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
みかりばばあにレンタル。「みつめのあくま」さんです。
 
みつめのあくま 三ッ目の悪魔

武蔵の国の都築郡下麻生などにつたわるもの。
村の「おどりば」にいるとされてて、毎年12月8日にやってくる「めかりばあさま」は、
こいつから目の玉を一ッもらい、三ッ目になってやって来るとも言われてました。

伝承妖怪としての「ひとつめこぞう」(一ッ目小僧)の仲間のようです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
平城のきゅうきょくキマイラ。「ならのいじゅう」さんです。
 
ならのいじゅう 奈良の異獣

いぬのような図体をしてて、眼がねこのようだったというふしぎな獣。
天福元年(1233)8月ごろ、夜な夜な奈良に出て
ひとを食べちゃったといいます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
昨日がたぬきなので、今日はきつね。「きおいちょうのでんしゃ」さんです。
 
きおいちょうのでんしゃ 紀尾井町の電車

東京の紀尾井町あたりにすんでたきつねで、
赤坂あたりを走る都電の「音」を夜中にガタゴトチンチンと鳴らして
ひとを化かしたりした(行ってみても電車なぞの姿はぜったい見えない)といいます。

明治40年代には既に「古狐」だったそうですから、
明治30年代に電車がとおるようなった前は
馬車の真似とかをしてたのかもしれません。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
笠いただく。「かさとりたぬき」さんです。
 
   かさとりたぬき 笠取狸

ひさしぶりに、うごくドット絵での絵ですね。
(「かさかりぎつね」がドットだったのであわせた)

越中の東布施にある笠取(かさとり)というところに出たたぬきで、
美人や老人に化けて歩いてるひとの前に現れては
道をよくわからなくさせたり、
かぶってる笠を取っちゃったりしたといいます。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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