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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
けつよう」さんです。

けつよう 血壅

漢字で書くと「血壅」で
突然からだに生じることがあるという錐(きり)のようにとがったもの。


体内の「営気」がよくない動きになったときに生じさせる熱毒が原因で
発生するものではないかと考えられてもいたようですが、
特に原因はわかって語られてはおらず、とても痒いし痛いものだといいます。



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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぬけだしの術マスター。「しちしちちょうだつ」さんです。

しちしちちょうだつ 七七跳脱

7月7日に東の方角に向かって飛んでるという生き物。
仙人や道士たちのあいだでは、これからつくった仙薬を服用してると、
手枷首枷をかけられて捕縛されたとしても
スーッと、ぬけだしの術がつかえるといいます。




『抱朴子』には「跳脱虫」とあるダケで、
どういう生き物をさすのかは詳しくわかってない様子です。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぱかぱか西の国の神馬。「きっこう」さんです。

きっこう 吉光

漢字で書くと「吉光」で
黄白色の毛並みだという神馬たち。

吉光の裘(かわころも)は水にも沈まず、
火にも焦げることはないといいます。


「とうこう」(騰黄)などとも近しい存在として語られてたようで、
『延喜式考異』祥瑞考 には「騰黄吉光皆能人語」とあり、
人間のことばもしゃべることが出来るようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
玉をとかすぞ。「そうしょう」さんです。

そうしょう 葱漿

漢字で書くと「葱漿」で
漬けこんでおくと、「玉」がやわらかく飴(あめ)のようになって
たべやすくなるというふしぎな効果のある液体。



『抱朴子』などに出て来るもので、神仙や鬼神たちが
玉(ぎょく)を服用するために用いるものとして登場してきます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
玄なにょろにょろ。「ごごこくだ」さんです。

ごごこくだ 五五黒蛇

5月5日に北の方角に向かって歩いてる
という真っ黒い蛇。



仙人や道士たちのあいだでは、立夏の日につくる
霊符づくりのためには欠かせない
特殊な素材〈黒・北・蛇と、陰の要素がつよいもの〉として、
この蛇の「血」が認識されてたようです。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
剣にぬるぬる。「はちじせんじょ」さんです。

はちじせんじょ 八字蟾蜍

3000歳以上の蟾蜍(せんじょ)で、なかでも
喉(のど)のしたのほうに「八」の字のような模様が赤く出てるもの。



『抱朴子』には「月蝕時刻 三千歳蟾蜍 喉下有八字者血 以書所持之刀剣」とあって
にくし」(肉芝)のなかでも、「八」の字がハッキリ出てるものをつかうということだと見られます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
遠いところほど色々なものがいる。「かかい」さんです。

かかい 遐怪

漢字で書けば「遐怪」で「とおいところの怪」といった意味。
ひとびとの暮らす都や町から、遠く遠く離れた
深山幽谷や巨海大荒にあるにあるふしぎなもの、あやしいものたちのことです。


これらには、実在する生物・植物・物体・景観も含まれますし、
神仙・鬼神・精怪たちも含まれます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かぜあめだいすき。「ばんせん」さんです。

ばんせん 蠻全

漢字で書くと「蠻全」ですが、
両方の字に「虫」へんがつくのが正しいかたちです。。
竜のようなすがたをしてて、風雨をとても好むといいます。


竜から生まれるとされる生物たちのうちの
「十子」のほうに挙げられることの多いもの。
風や雨を好むというところから
屋根のうえの飾りにつかわれてるのがこれだと言われてました。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
人身狗首長毛不衣。「ほっくじん」さんです。

ほっくじん 美仙娘

漢字で書くと「北狗人」で
北の果てのほうの国に住んでると考えられてたひとたち。
あたまは狗(いぬ)で、服は着てないといいます。



生まれて来る男の子は狗、女の子は人になる、
狗は生、人は熟な食べ物を食べる、と言われてることから考えると、
男女で、すがたや食べ物がハッキリ異なるようです。



『五代志』に記載のあるもので、北西にある室韋(しつい)の地から
さらに北のほうに北狗国はあると考えられてました。
「北狗国」は「狗国」や「狗骨国」とも称されます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
きつねママうえ。「びせんろう」さんです。

びせんろう 美仙娘

漢字で書くと「美仙娘」で
むかし黄琢(こうたく)というひとのもとに
女性のすがたになってお嫁になったきつね。



ふたりのあいだに生まれた黄継(こうけい)は、
とても聡明叡智で立派な官吏になったとされます。




『蘆屋道満大内鑑』にて、大陸での狐がお嫁になって
生まれたすぐれた童子の例として道満が語るはなしに出て来ます。
しかし、それ以外では利用・展開されてることはあまりないようです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぴかぴかほわ~。「れいえん」さんです。

れいえん 冷焔

漢字で書くと「冷焔」で
蛍火のような熱を発して燃えてるわけではない光を放つ
「陰火」たちのこと。




蛍火・陰火を示すことばのほかに、
古くから詩語として「蛍」のほかには、
薄い照明や遠方に点々と見える漁火などを示すことばとしても
広く用いられて来ました。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
南の島のひーぼーぼー。「かんか」さんです。

かんか 寒火

漢字で書くと「寒火」で、寒焔(かんえん)とも
南の海にある蕭丘(しょうきゅう)という島に毎年
自然に出て来るという冷たい火です。



春になるとあらわれて、秋になるとなくなるといいます。




生物や植物が焼けて灰や炭にならないことから
「冷たい」ということなのだと見えます。
山から出る火ということから、広く地中から出る気体
「ようえん」(陽焔)「かざくそうず」(風臭水)などが燃えることについて
「寒火」と称されることも多いです。


『斎東野語』に「有温泉 無寒火」とあるように
字の見た目から「りょうか」(凉火)と同様なものだとされたり、
高熱をもたずに発光する「いんか」(陰火)や
「れいえん」(冷焔)と同義のものを示したりすることもあります。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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