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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
カニシンタ、カムイカルシンタ。カムイシンタ」さんです。

カムイシンタ

アイヌにつたわるもので、神々たちが乗って
天空を移動したりする篭(かご)。



ユーカラなどに出て来るもので、「カニシンタ、カムイカルシンタ」
(黄金の篭、神の匠める篭――日高沙流の『カムイオイナ』)と
併唱されてたりもします。



ほかに神や英雄の乗物としては「ポンカムイニシ」などもあります。






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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
内裏又は八乙女たちに山王の使者の猿が通ひて子をもたん。「さんのうざる」さんです。

さんのうのさる 山王猿

山王権現のつかいの猿(さる)で、あるとき乙女のもとに通い、
その乙女とのあいだに子供をもうけた。
その子供はものまねに長けてて、その技能が「猿楽」のはじまりになったんだトカ。



「猿楽」の由来に関する古註にみられる説
(猿と乙女とのあいだに生まれた子供たちがものまね芸に長けてたとされるはなし)に
登場するもの。
『申楽聞書』では「日吉の山王の猿 大内女房と嫁して子を四人持ちたり」とあります。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぽこぽこぽこ。おやのねずみ」さんです。

おやのねずみ 親の鼠

昔話に出て来るもので、主人公の親たちが、
鬼や山姥に、食べられてしまったあとにかたちを変じて世に出て来た、
あるいは姿を変えられてしまったもの。



主人公が家にまだいるしるしとして、
太皷をたたかせたりする展開のおりに助けに出て来て、
みがわりに尻尾で太皷を叩いて、脱出と逃亡をさせてくれます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
どろどろすっとんととん!! 「むじなのどろ」さんです。

むじなのどろ 狢の泥

鎌倉の腰越(こしごえ)あたりにつたわるもの。
日暮れになるとがけ沿いの道では、がけの上から泥がぼとぼとと降り落ちて来るので、
子供たちはこわがって通らなかったりしたといいます。



泥はむじなが落としてるといい、
明治30年代ころあたりまでしばしば聞かれたソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
きのうの「櫃児崖」と同じ系統からですね。れんぱぼ」さんです。

れんぱぼ 廉頗墓

趙州にあったという古いお墓で、
行事などのときに食器や調度品が足りないときは、
必要なものと個数を明記した紙を燃やしてお願いすると、
きっちり貸し出してくれたといいます。



誰が出し入れしてるのかは一切わからなかったといいます。




日本でいうところのお膳やお椀を貸してくれるものと近いもの。
貸して欲しいものを明記した紙を燃やして頼む、というかたちが
明の時代以後の記載に出て来るこの手のはなしの型のひとつのようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
きじがい」さんです。

きじがい 櫃児崖

桐梓県の七暈渓にある櫃児崖という場所には、
ふしぎな櫃(ひつ)が置いてあって、その中には
ありとあらゆる器物が入ってるんだトカ。



むかしはここに行って必要な器物を借りてきて、
つかいおわったらそれを返すということがあったそうですが、
あるとき瓷甌(かめ)を返却しなかった者があったため、
誰も櫃の置いてある場所にたどりつけなくなってしまったんだソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
お盆でどうぞ。「きんぎんじょろ」さんです。

きんぎんじょろ 金銀上臈

金銀がひかりかがやくように美しいという女のひとで、
花を手折りにいった先で泊まったふしぎな家で、
朝いろいろなお盆にいろいろなたべものを持って出てくる存在。



陸中などにつたわる童歌の文句のなかにでてくるもの。
「金銀のようなじょろが、赤い盆にみつみっつ、黒い盆にみつみっつ」
などと唄われます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
魚介おねえさん。「たのおんなご」さんです。

たいのおんなご 鯛女中

鯛(たい)が変化してたという娘。



「給金のいらんただ働きでいいから屋敷のおんなご(女中)として雇ってくれ」と、
頼んで来たので働かせてみたら、この娘のつくる朝食のおつゆがとてもおいしい。



ふしぎに思ってつくるところをコッソリ見てみると、鍋のなかに娘がおしっこをしてたので
驚いて問い詰めたら、正体を告げてそのまま出て行ってしまったソウナ。




越後の古志郡などにつたわる昔話に見られるもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
銀の精が家出します。「びゃくえじん」さんです。

びゃくえじん 白衣人

漢字で書くと「白衣人」
特定の家に棲みついてたりするという真っ白い服を着てるふしぎなひとで、
その正体は銀の精。



びゃくえぶじん」(白衣舞人)などと同じく、白い服を身に着けてるというのは
大陸の銀の精が必ずとる服装。


お金持ちの家からこれが出て行ってしまうのですが、しばらくたって、
あちこちに棲みついたものの肌があわず、ぼろぼろのすがたになってモトの家に戻ってきた、
という昔話がいくつもあるようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
辟邪遺物。「とうじん」さんです。

とうじん 桃人

漢字で書くと「桃人」で
桃の木をつかってつくるかんたんな人形で、
大昔の中国ではお墓などにこれをいっしょに入れて
魔物をよけるためにつかってたりしたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
上辰の日の穴。「じょうしんのむし」さんです。

じょうしんのむし 上辰虫

正月の上辰の日に関するもので、この日に
家の中へ虫が入ってくるような穴とか
ねずみがあけた穴とかをふさいておくと、
一年のあいだ決してそれらが入ってこないというもの。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おら、うんという子だ。「うん」さんです。

うん

花売りが売れ残りの花を川に「さしあげますよ」と投げ入れたところ、
あとからうしろをついてきた小さな子供。
これが家に来たところ、よいことがつづいて金持ちになった。



花売りの子供は「うん」とおなじくらいの年かさで、
「うん」をいつもいじめてた。結果「うん」は家からいなくなってしまい、
もとの身上にたちまち戻ってしまったというハナシ。




越後の国の古志郡の前島村などにつたわる昔話にみられるもの。
川の神からつかわされた存在とされます。











(水沢謙一『昔あったてんがな』で採取紹介されてて、
はなしの見出しは「水神童子」とつけられてます)
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。




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